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パイロット養成講座

多くの機長、副操縦士を育てた坂井優基が、パイロットになろうとする人や訓練生に送るアドバイス

あぽやん

2013-02-10 | その他

先日たまたま行った成田空港の第2ターミナルであぽやんの撮影風景を見かけました。

撮影は夜やるものだとばかり思っていたのですが、昼間他のお客さんがいるところで行われていました。

それにしても俳優さん随分と怖い真剣な顔で演技していました。

 


787バッテリーその後

2013-02-09 | その他

KVKさんのコメント

>リチウムイオンは既にノートPC、携帯電話、ハイブリッドカーなどに使われていて、不具合もゼロではないと思いますが、今回のボストンや高松などで発生した787の事例では、まだ数十機の中で>起こっていると言うのは、何か潜在的な問題を抱えている印象を受けます。

NTSBが中間発表を行いました。KVKさんのコメントにもあるようにバッテリーの複数あるセルの一つが熱暴走を起こし500℃以上にまで上がったそうです。それが他のセルの暴走を誘発しました。

一つが熱暴走を起こした原因はまだ特定されていません。

NTSBはバッテリーシステムそのものの承認プロセスを見直すとしています。

単純に物がおかしいというだけではなく、その物が認可された認可システムに危険性が内包されていたという考え方のようです。承認プロセスそのものからお見直しということになるとまだまだ時間がかかりそうです。


 


天気の悪口

2013-01-21 | その他
パイロットは天気に悪口を言ってはいけません。
天気は天の気です。これに悪口を言うことは天を敵にし自分の運気を下げます。
天気に悪口を言うのではなく、天気に応じた対処方法を考え編み出していくことこそがパイロットにつとめです。

熟成された技術

2013-01-20 | その他
従来は旅客機は常に最新鋭のように見えますが実はある程度使い込まれて信頼性が高い技術を主に使ってきました。
例えばフライバイワイヤーは戦闘機などの軍用機で使われて信頼性が高くなったところで始めて旅客にも使われ始めました。
787はリチウムイオンもそうですが、軽く燃費を良くすると言うことに主眼が置かれ、最新技術を多用しています。
その分だけ初期の不具合も多くなります。
相撲で言う勇み足の状態になっていないかが気がかりです。

緊急脱出とけが

2013-01-19 | その他
こんなニュースがありました。
 
787から緊急脱出する際、擦り傷を負った二十代と六十代の女性乗客の二人以外に、四十代の男性乗客が手首を捻挫する軽傷を負っていたと発表。負傷者は三人となった。

けがをされた方は大変お気の毒ですが、これぐらいの軽傷で済んで良かったです。
緊急脱出装置は「命を失うのがいいですか、それとも怪我ですむのがいいですか」という前提で作られています。
怪我をするのは仕方がないけれども、命を失うよりはいいでしょうというのが根本理念です。

緊急脱出時の怪我が大きく非難されるとパイロットが緊急脱出を指示するのをためらうようになる危険性があります。
指示の遅れは、死亡事故につながります。

1,コックピットの煙でただちに高松空港に着陸したこと
2,着陸後すぐに緊急脱出を指示したところ

今回の機長がとった行動は大変良かったと思います。

全機グランド

2013-01-18 | その他
国土交通省の指示で787が飛べなくなりました。
羽田から離発着すると、通常のターミナルから離れたスポットのあちらこちらに787が停まっています。
この措置は正しい措置だと思います。
炭素繊維はそれじたいが燃える可能性があります。
バッテリー自体かそれともそれに流す電流を制御する回路かいずれが悪いのかはまだ判明しませんが
きちんと直すまでは飛ばないことが賢明です。
技術は進歩しなければなりませんが、あまりに大きく歩幅をとると脚を踏み外しかねません。
正直少し無理をしすぎているきらいがあります。

787

2013-01-11 | その他
最近787の様々な不具合が話題になっています。
ここで大事なのは本質的に危険な故障と、他の機種でも起きている普通の故障の切り分けです。
普通の故障の場合、機械ですので絶対に故障しない部品はできません。
他機種でも起こりえますし、対策も十分取られています。
ところが本質的に危険な故障の場合、まだ対策が十分に取られていない物がありえます。
787には様々な新機軸が盛り込まれています。
リチウムイオン電池、カーボン複合材の主翼、与圧のための電動コンプレッサーは従来からあった技術ではありません。
本質的に危険な故障が出てこないことを願っています。

THE PILOT 2013

2012-12-27 | その他
イカロス出版から出されたプロのパイロットになりたい人の為の本のタイトルです。
この本の12ページから、「ようこそ、エアラインパイロットの世界へ! キャプテンと飛ぶ羽田→新千歳」として、737-NGをモデルに、実際のフライトの誌上模擬フライトを書いています。
もしよろしければ、読んでみてください。

航空機の燃料

2012-11-22 | その他
ご存じのように石油資源には限りがあります。
ジェットエンジンのメーカーであるIHIは、ジェット燃料を作り出す藻を研究しているそうです。この藻を大量に培養すると、そこからジェット燃料に似た油がとれるそうです。
藻は空気中の二酸化炭素を光合成で使いますので、二酸化炭素濃度を上げることなく燃料を確保できます。
また、他の植物と違って、食料の代わりに作られて、食料生産を圧迫することもありません。
1日も早く研究がうまく行って欲しいものです。

旅客機の塗装

2012-11-14 | その他
通常は3年ぐらいで、機体の検査で止まるときに塗り替えます。
ただし今回のようにデザインを変える場合、それとは無関係にどんどん塗り替えることもあります。
自動車もこんなふうにいろいろと塗り替えたら面白いかもしれませんね。

全国鉄道絶景パノラマ地図帳

2012-11-11 | その他
先日池袋のジュンク堂でとっても面白い地図帳を見つけました。
全国の鉄道路線を上空から斜めに見下ろしたパノラマで描いてあります。
かならずしも全く同じではないのですが、飛行機の上から見た景色にかなり近いのではと思っています。
とくに必ずしも北を上に描かれているわけではなく、線路が横に直線上になるように描かれているためにかえって実際に機上から見た景色に近くなっています。

操縦桿の動き(バンク)

2012-10-25 | その他
慣れないうちは操縦桿を傾けるとき、傾けっぱなしにします。こうするとバンク角はどんどん深くなってしまいます。最初ある程度動かしてそこで待っているとバンクがどんどん深くなります。自分が望むバンク角に近づいたら操縦桿を逆に動かしてバンクを望む値で止めるようにします。その時に、操縦桿がどこで止まるかは、バンク角、速度など様々な要因で決まります。場合によっては右30度バンク旋回で釣り合っているいるときに操縦桿は左に傾いていることもあり得ます。

タービュランス

2012-10-19 | その他
昨日の羽田は久しぶりの凄いタービュランスでした。個人的にはあれほど揺れたのはここ数年で一番ではと思います。モデレート以上の揺れを多数の機がレポートし、速度計は20KT前後増えたり、減ったり、さらには振動で計器が良く見えないと久々の揺れでした。
シートベルトをつけて座ってもらうのは当然です、オートモードが無い飛行機ではエンジンイグニッションをオンにします。速度はタービュランスペネトレートスピードです。
新人のファーストオフィサーが「いつもこんなに揺れるんですか?」と心配していたので、「毎日こんなにゆれるんだったら、商売替えを考えるよ」と言ったら、ほっとして笑っていました。
それにしてもあの揺れで皆無事に飛べて良かったです。