パイロット養成講座

多くの機長、副操縦士を育てた坂井優基が、パイロットになろうとする人や訓練生に送るアドバイス

気象の道具

2012-09-26 | PMDG NGX
sayurobo01さんのコメントに答えて

昔は天気図だけで飛んでいました。
それが今では気象レーダーに、スーパーコンピューターの計算、Xバンドレーダー、フェイズドアレイレーダーとどんどん進歩しています。
しかもインターネットやiphonで個人が簡単に見られるようになっています。
その分、安全性も向上してきていると思います。

フィズドアレイ気象レーダー

2012-09-07 | 気象
NICT情報通信機構が阪大などと協力してフェイズドアレイ気象レーダーを設置しました。フェイズドアレイとはレーダーを回転させるのではなく電子的に走査して調べるレーダーです。従来のレーダーですと積乱雲の立体構造を見るのに、10回転してやっと一つの立体構造がつかめました。フェイズドアレイだと10秒で立体構造が見られます。積乱雲のようにどんどん変化していく現象を見るのには最高です。
気象の道具もどんどん進化していきます。より詳しく変化が判り、より安全な空になって欲しいと思います。

http://www.nict.go.jp/press/2012/08/31-1.html