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パイロット養成講座

多くの機長、副操縦士を育てた坂井優基が、パイロットになろうとする人や訓練生に送るアドバイス

食生活

2013-11-28 | PMDG NGX

質問

ご解答ありがとうございました!
申し訳ありません、さらに1つ加えたいのですが、昨今の食品には添加物が入ってない食品がほとんどないくらいではないかと感じています。
食生活はどのような食生活をなさっていらっしゃいますか?

 

回答

日常生活では次のようなことに気をつけています。

インスタントラーメンなどのインスタントものはできるだけ食べない

コンビニのおにぎりサンドイッチなどもできるだけ食べない

どうしてもコンビニで買う必要があるときは、アーモンド、クルミなどのナッツ類で加工していないものなどを買う

表示がある食品を見て防腐剤、着色料などが含まれるものは、なるべく食べない

中華料理は化学調味料が入っているものが多いのでたべない

食事をするならその場で作っているものできちんとした店で食べる

家で作ってもらうのが一番、化学調味料は使わない

 

フライトの前は

さしみなどの生ものを食べない

カレー、イタリアンなど臭いがして他のクルーに迷惑がかかるものは食べない

などです。

 

 

 

 


テレビドラマ

2013-11-20 | PMDG NGX

コメントのあったテレビドラマですが、第一回少しだけ見たのですが、あまりの荒唐無稽さと事実と違うので途中で見るのをやめてしまいました。

ミスは女性のミスではなくミステイクあるいはミスリードのミスかも知れませんね。

Happy FlightやGood Luckを見ることをお勧めします。


パイロットにとって健康とは

2013-11-20 | PMDG NGX

質問

パイロットの方にとって健康とはどのように定義されるものでしょうか。
また、就職活動で自社養成試験を受けるのですが、そんな私に出来る健康対策や健康管理は何があるでしょうか。
ご回答お願い致します。

回答

狭い意味に限って言えば、航空身体検査基準に適合するかしないかです。例えば血液の比重が基準値を下回っていれば、いくら元気でも飛ぶことができません。パイロット的に言えばこれは不健康ということになります。

健康対策といっても特別なことがあるわけではありません。しかし以下のようなことは気をつけた方が良いかと思われます。

夜更かしをしたり、暗いところで本を読む、電車やバスの中で本を読む。寝っ転がって本を読むなど目に負担をかけることはやらない。パソコンを長時間やりすぎない。

ヘッドフォンで大音量で音楽を聴くなど、聴力を低下させる可能性のあることはやらない。

ボクシング、ラグビーなど転倒して頭を打つ可能性があることはやらない

極端なダッシュや長距離走など心臓に負担がかかることは控える。(不整脈の可能性が増加します)

インスタント食品、添加物が多い食品を取らない。逆に菜食主義など極端なこともさける。

レーシックは禁止、型をつけるコンタクトも禁止

要は普通に健康と思われる生活をすることが大事です。


就職活動

2013-11-16 | PMDG NGX

unknownさんのコメントに対して

コメント

私は、第一希望はパイロットになりたい、また航空管制官や航空業界に絶対なりたい、また絶対なってやるという思いで一杯です。
もうすぐ、始まる就職活動に向けて、アドバイスは励ましの言葉を頂きたいです。
よろしくお願いします。

空の道を志している皆さんに

多くの優秀な方が、パイロットや管制官を目指してくれるのは大変嬉しいことです。これに関して、一つだけ思うところがあります。パイロットになりたい、管制官になりたいだけでは、たとえ成れたとしても、優秀なパイロットや管制官には成れないということです。成りたいが目標ですと、成ったとたんに目標を達成してしまって、そこからの努力がなくなってしまいます。パイロットになる、管制官になるはゴールではなくスタートラインに立つだけです。実はそこから始めて本当の努力が始まります。

大事なことは、どんなパイロットになりたいのかパイロットになって何をしたいのかです。世界で一番安全なパイロットを目指す。気象に関しては誰にも負けない知識を持つ。たくさんの優秀なパイロットを育てる。正しい目標であれば、目標は何でもかまいません。

もっとも、パイロットになってポルシェを買う、パイロットになって豪邸に住む、利己的な目標を立てると、非常にレベルが低いパイロットになってしまいますし、仕事が苦痛になってしまいます。また成れない確率や途中でフェイルする確率も増えてきます。

「大志鳳翔」という言葉があります。志が高ければ沸いてくるエネルギーも大きく、天も味方してくれるかも知れません。

 


英単語の覚え方

2013-10-18 | PMDG NGX

質問

いつも楽しく拝見しております。
TOEIC にかけて質問ですが、私は英単語をどのように覚えれば良いのかと考えるときがあります。
どのように英単語を覚えてこられたか教えていただきたいです。

 

人によって違うかと思うのですが、以下私がとってきた方法を述べたいと思います。

レベルによって違うかと思うのですが

まず一番最初の基本的な部分は、絵と単語が一緒になっているものを見て覚えます。apple りんご ではなく、りんごの絵が描いてあるそばのappleを見てりんごの絵と結びつけます。

高度な単語になってきた場合、基本的には文章の中で覚えるのが一番かと思います。昔やっていたのはnewsweekなど日本語版と英語版が両方有る雑誌の自分が気に入ったテーマの同じ記事を日本語と英語両方用意します。そこで大事なのがまず、日本語を読んで何について書いてあるのか、文章の意味を把握します。

その後で、英語の記事を読んでわからない単語を確認します。何についての話かを理解し、文章の意味もわかっていますので類推が着く単語もかなり多いかと思います。

どうしても判らない単語だけ辞書や電子辞書で確認します。発音については発音があるサイトや、発音がある電子辞書を利用すると正しく覚えることができるかと思います。

 

 


不測の事態

2013-10-18 | PMDG NGX
東郷さんの質問に答えて

質問
いつも楽しみに拝見させて頂いております。
不測の事態に備えるために様々な訓練をしていても、人間ですのでなんらかの焦りが生じてしまうことがあるかと思います。
落ち着いているつもりでも、初動が僅かに遅れることや視界が狭くなるなど。
このような状況を防ぐために、坂井機長はどのような対策をされているでしょうか。
たまたま乗り合わせた電車で人身事故があり、マニュアル通りの状況になるとも限らない様々なパターンが存在すること、周囲の視線が必ずある、スピードが求められる、と焦りが発生しやすい環境と感じました。
鉄道と航空の違いはありますが、共通する点があると思い、質問させて頂きます。
回答
大変良い質問だと思います。
まず一番重要なのが慌てて間違った操作をしないことです。間違った操作をすると非常に危険なことになります。
その為には、深呼吸をするのが一番だと思っています。
人間焦っているときは、息が止まっていたり呼吸が非常に浅くなります。
心が身体に影響するのと同様に、身体も心に影響します。
ゆっくり大きく呼吸している状態で、焦るのは難しいかと思います。
もう一つ大事に思っているのが、二つ良いことはないということです。何かの条件を満足させるということは他の条件を切り捨てることになります。
無理に二つを満足させようとするからじれんまに陥ります。
何が一番重要か、最も重要な条件を考えとりあえずそれを満足させる方法を考えます。
あと、このような状況下では100点満点の答えを目指すことは不可能だと思っています。
とりあえず、頭に浮かんだ方法の中で、合格点をとれる方法を考えます。
それもすぐに実行するのではなく、どこかに条件の見落としはないか、前提条件が間違っていないか、自分の考えは間違っているかもしれないと思いながら検証します。
もちろん副操縦士にも欠点を探してもらいます。
検証の結果間違っておらず、最低でも合格点が得られる方法ならそれを実行します。

フライトへの準備

2013-08-27 | PMDG NGX

BFさんの質問に答えて

質問

いつも拝見いたしております。以前も訓練に関しまして、質問をさせていただいたBFと申します。 訓練生です。 今回ご紹介いただいたこのエベレスト登山 の事例は、まさに準備の大切さを強く物語っていますね。 私も日々の訓練において地上での準備の重要性を痛感しているところですが、坂井CAPは現在、も しくは過去の訓練生時代を振り返られて、どのようにフライトへの準備をされていらっしゃるのでしょうか。ご著書もほぼすべて拝読致しましたが、FLTへの 準備という観点で改めてアドバイスをいただければ幸いです。

回答

一言で言うと頭の中でフライトのシミュレーションをディスパッチから飛行機を停止させるまで全部行うということでしょうか。といっても実時間でやるわけではなく、大事な点だけを見ていきます。当日ショウアップした時点でフライトの6割から7割は終わっていて、実際に飛行機に乗り組んだ時点で9割は終わっていると思っています。訓練といってもいろいろな課程があると思うので実機で自分がフライトするときという前提で書いてみます。

まず最初は天気の解析です。この季節ですとどこにどれぐらいの積乱雲ができるか、どう回避するか、上空待機があり得るとしたらどれぐらいの長さになるかを考えます。当然燃料をどれぐらい積むかも考えます。使用滑走路を考え、タクシー経路、SIDをたどります。SIDの高度制限は確認しておく必要があります。また良く来るATC、良く来るショートカットについても考えておきます。高度はどの高さを飛んだ方が良いのか、揺れたら上がるのか下がるのか。空港の混み具合によってロングベクターが予想される場合は、燃料を持って行く必要があります。逆にショートカットが予想される場合は早めに降下を開始しなければなりません。アプローチ方式特にノイズの方式でギアをどこで出すか、ファイナルフラップをどこで降ろすかは重要です。着陸した後の誘導路も考えておく必要があります。もし風が変わりそうな場合、滑走路によって進入方式が違います。例えば福岡の場合、ILS16、VISUAL34、ILS34の3つのパターンがあります。またILS34には空港の東を飛ばすパターンと西を飛ばすパターンがありえます。各々についてどこでフラップをいくつにして速度を何ノットにするかを考えます。

こうやって作戦の大まかな方式を考えた後、低速のリジェクト、高速のリジェクト、離陸直後のエンジンフェイル、ミストアプローチと通常と違う部分については頭の中でコックピットを想像してシミュレーションを行います。

実際のフライトでは、想定と現実の差を埋め、周りの飛行機の状況や管制官の意図を考えて最初の考えを調整します。

頭の中でのシミュレーションを行うためにも、過去の様々な事例や、どんなベクターが来たのか、自分がどう避けた結果はどうだったのかなどの経験が重要になってきます。そのために人から聞いた話し、自分の経験をノートに書きためておくことが重要になります。頭の中の引き出しにたくさんデーターが入っていればいるほど、予測の精度が上がってきます。

また毎日全てではありませんが、今日はこれ明日はこれと順番にデコンプレッション、緊急降下、エンジン火災などをチェックリストを使いながら練習しておくことも大事です。

以後が直接のフライトの準備です。その他にフライト前日は生ものは食べない、ニンニクの入ったものは食べない、夜更かしはしない。夜遅く本を読まないなど体調管理にも気を遣います。


非常席近くの窓のブラインド

2013-08-24 | PMDG NGX

東郷さんのコメントに答えて

こんばんは。
いつもブログなどを参考にさせていただいております。
先日航空機に乗る機会があり、気になることがありました。
航空機の離着陸の際には照明を暗くして非常時に備えるという考えがあるとのことですが、非常席近くの窓のブラインドも下から上にあげるタイプで、他の席は上から下に落とすタイプでした。これも非常時に備えての設計思想なのでしょうか?

良く気付かれましたね。その通りです。非常口や全てのドアは開ける前に外の様子を確認して火災が起きていないかを確認するのが鉄則です。もし通常のブラインドですとオーバーランや不時着時に衝撃で重力により降りてきてしまって外が見えなくなります。気づかずに不用意に開けてしまって火災だったという事態を避けるために下から上に上げるようになっています。下から上に上げるようにしておけば衝撃がかかっても開く方向に作用します。

では通常のブラインドがどうして上から降ろすタイプかというと、太陽は上にあります。人によっては太陽だけ遮って、下の景色は楽しみたいというお客様のために途中で止めるのが容易なように上から下になっています。


前置は不要では?

2013-08-24 | PMDG NGX

SAFETYさんのコメントに対して。

コメント

こんにちは。いつも参考にさせて頂いております。

「日本語で申し上げます。」と前置する方が多いですが、これは不要ではないでしょうか?

日本においては、ATCは英語または日本語で良いはずなので、日本語で~という必要はないと思います

 

確かに余計なことを言うと通信をブロックする時間が増えますね。

言わない方が良いならそれにこしたことはありませんね。管制官がわからはどうなのでしょうか?

 


空振りと見逃し

2013-08-08 | PMDG NGX

気象庁が地震の誤警報を出し、その結果新幹線が止まったり様々な影響がでましたが、これはこれで正解です。

緊急事態の間違いには空振りと見逃しの2種類があります。空振りとは予想や予報を出したけれど現象が起きなかった状態を言います。緊急地震速報が出て新幹線を止めたり様々な対策を取ったけれど地震がこなくても、被害は電車の遅れなど最小限ですみます。
逆に絶対にやってはいけないのが見逃しです。地震の前兆を見過ごして何の警報も出さなかったところに、地震がくれば新幹線の脱線、壁への衝突、高架からの落下と大事故につながります。100%正確が一番良いのですが、機械や人間がやることに100%はありません。どうせはずれるなら空振りの方がはるかにましです。

誤報を批判すると次からは慎重になろうとして下手をすると見逃しが生じます。今回の誤報を世間があまり批判しなければ良いのですが。


規制緩和

2013-08-01 | PMDG NGX

今日から高速バスが廃止されすべて乗り合いバスとなりました。

高速バスの事故が多発したためになされた措置です。そもそも高速バスは規制緩和の一環として各種の規制や基準を緩くして多くの業者を競わせ、値段を下げるために導入されました。結果は確かに値段は下がったのですが、下請け、孫請けの多発を生み、劣悪な環境と労働条件のため事故が多発しました。世界中を見ても規制緩和は値段を下げるものの結局は事故の多発と最終的には寡占を招いています。航空業界も規制緩和のおかげで多数の航空会社ができ運賃競争となっています。これが事故の遠因とならなければと願うばかりです。規制緩和は結局は大事故につながる気がしています。


787の電気系統

2013-07-29 | PMDG NGX

787は与圧、油圧などあらゆるところで電気を使っています。このため従来使っていなかったような大きなモーターを積んでいます。

モーターを使うと電気の位相に遅れが出ます。このあたりが真の原因ではないかと考えています。基本的に交流系統は3相交流です。この3相の2本の線の電位差が115vになるように作られているのですが、位相に遅れがでると2本の線の間にそれ以上に高い電圧がかかることがあり得るのではと思っています。この高電圧が各種のバッテリーの過充電の元となりバッテリーが発火する真の原因になっている可能性があります。

 


競争

2013-05-28 | PMDG NGX

質問に答えて

 多くの訓練生が同じような考えを抱きます。そして落後していきます。同期に対して有利な情報といっても、キャプテンから見たら0.01%にも満たないような情報量です。それを後生大事に抱えていても全体からいったらたいした知識量にはなりません。他人に隠しているとそれが間違った情報でも気付きません。また全ての情報は条件がつきます。Aという条件の時に正しい方法でもBという条件の時には間違った方法になります。人に話して議論することで新たな考え方が広がります。情報を人に伝えれば1の情報が2にも3にもなって帰ってきます。会社に入ってからも同じです。あるクラスではクラスリーダーが仕切って勉強を手分けしてやっていました。それを全員で後で教え合うというやり方です。結果は全員優秀な成績で合格です。別のクラスでは皆が隠していました。教官が全員に言っておけということすらクラスメートに伝えません。結果はほとんどのメンバーが途中でエリミネートされてしまいました。残った人間の成績も下位の方です。かろうじて残ってもキャプテンにもなれず、はるか下のクラスでキャプテンになりさらに教官になっている後輩からあいつは見込みがないと言われています。情報は全て伝えあう、その上でどれだけ考えて練習するかが勝負です。たいした情報でもないのにそれを隠さないと合格できないようなレベルでは元々の実力不足です。

 「競争だ、だから情報を隠さなければ」と思うのであれば、他の道を進むことをお勧めします。

 



質問

訓練においては、「ここは競争の場ではない」と教官やエアラインに勤務されている諸先輩方の多くがこのことを口にされます。
しかし、私はこの「競争の場ではない」というパイロットの世界での考えに訓練が始まった当初からこれまでずっと疑問を抱き、今も完全には納得できておりません。

も ちろん、各個人が同期のために自らの経験、情報等を共有、教え合うことで全体のレベルアップになることは疑いがありませんし、各個人が短い訓練時間の中で 経験できることには限りがあるという事実から見ても、同期間での協力というのは個人にとって非常に有益だと思います。また将来的に同期全員がパイロットと して様々な会社で仕事をすることを考えても、同期一人一人のレベルアップは航空業界全体へのプラスともいえるのかもしれません。

ただその 一方で、自社養成ではない私たち一人がエアラインにおいてパイロットとして勤務するためには、卒業時、エアラインから採用されなければなりません。そこで 競争が生まれるのもまた事実ではないでしょうか。同期に有益な情報を教えて、自分の相対的な成績、評価が下がるのは就職試験時に不利になるポイントの一つ になることも考えられます。(もちろん評価軸は成績だけではありませんが。)
現在の経済情勢を反映して、各航空会社でも採用を抑えておられるところもあり、自社養成の方でない限り、就職の不安というのは皆が持っていることと思います。
非常に稚拙かつ利己的な考えに陥ってしまっているのかもしれません。


長文申し訳ありません。
お時間がある際で構いません。
アドバイスをいただければうれしいです。

宜しくお願い致します。


三浦雄一郎さん

2013-05-26 | PMDG NGX

三浦雄一郎さんが80歳というお歳にもかかわらずエベレストの登頂に成功されました。すごいのは単に成功したことではありません。通常の20キロの重りを担いでさらに足に2キロずつの重りをつけてという訓練のほかにも様々な訓練をしています。三浦さんの経営する会社は低圧チャンバーを持っています。そこで高所順応の訓練をしたり、低圧状態の中で寝たりという訓練もしています。また通常は高地に順応するために5000メートル近くのベースキャンプに昇り、そこでしばらく過ごして低地に帰り、そこからベースキャンプに昇りという高地順応を何回か繰り返すそうです。ところがこれでは体力を消耗してしまうと、ベースキャンプには昇りっぱなしにして、そこで酸素を吸ったり吸わなかったりという形で順応したそうです。

結局は良く考えられた、正しい訓練をきちんと行ったことによる成果です。パイロットの世界も同じことが言えると思います。


SKYVECTOR

2013-05-23 | PMDG NGX

サイトの紹介です。

http://skyvector.com/

世界中のいろいろな場所の航空図が見られます。例えば左上の空欄にRJTTといれてGOを押すと日本の周りに飛びます。さらに航空図は、ハイアルト、ローアルトの航空路、VFR用のチャートが見られますし、拡大縮小もできます。もちろん日本だけでなく世界中いろいろな場所のチャートが見られます。さらには、各エアポートの情報も見られますし、そこからAIRPORT→JAPAN→HOKKAIDO→RJCCのようにたどって各空港の情報を見ることができますし、その左下をクリックすることでGoogle MAPの写真も見ることができます。

さらに凄いのが画面の右上にあるlayersをクリックすることでSIGMETやサテライトの赤外画像などがでることです。SIGMETは通常テキストででるので、どのエリアに出ているかがわかりにくくなっています。このチャートではその場所もいっぺんで判りますし、エリアをクリックすると元のSIGMETも表示されますのでどのエリアでどんな悪天が予想されているかが一目でわかります。

ぜひ仮想フライトを楽しんでみてください。