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鑁阿寺(足利氏館)

2012-03-29 22:54:42 | 栃木県おでかけスポット

 鑁阿寺(ばんなじ)は、源姓足利氏二代目の足利義兼が
1196年邸内に持仏堂を建て 大日如来を祭ったのが始まりといわれています
その後 三代目の足利義氏が堂塔を建立し 足利一門の氏寺としました
 

足利学校から鑁阿寺に向かう途中みかけた 足利尊氏公の像です   
  
 


「足利学校・鑁阿寺周辺の案内図」です クリックすると大きな写真がご覧になれます
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鑁阿寺は真言宗大日派の本山で 「足利氏宅跡」として国の史跡になってます




現在でも四方に門があり 境内の周りには土塁と堀がめぐっています




 鑁阿寺はもともとは足利氏の館であったことから
  足利氏館として 平成18年に 日本100名城(15番)に選定されています




 鑁阿寺「太鼓橋」と「山門」です
  観光パンフレットなどでよく目にする光景~ 




太鼓橋は安政年間(1854~59)に再建されたもので    
屋根付きの橋には さらに彫刻が施されています(桁行約7.8m 梁間約3.4m)




鑁阿寺山門は 1564年に13代将軍足利義輝が再建したものです  
両脇には仁王像が安置されており 2層目には高欄が廻り屋根は瓦葺になっていて
鑁阿寺の正門として規模と格式をもつ重厚な印象を与えてくれます




さあ~ 太鼓橋と山門をくぐって 境内へ行ってみましょう




「鑁阿寺境内の案内図」です クリックすると大きな写真がご覧になれます
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  拝観無料ですが 本堂・一切経堂の拝観・説明は要問い合わせ(有料)




「鑁阿寺境内の図」です クリックすると大きな写真がご覧になれます
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正面に ドッシリとした本堂が建っています




 「手水舎」 です やっぱり作法として 行っておきたい処です   




 「鑁阿寺本堂」 です 1299年に再建された鑁阿寺の中心的な建物です
入母屋・瓦葺きで 鎌倉時代の代表的な寺院建築として国の重文に指定されています





 「不動堂」 です ご本尊は不動明王で興教大師が彫り込んだ像を
  成田山(千葉県)から勧請してきたものと伝えられています
  入母屋 瓦葺きで 以前は本堂と廊下で繋がっていたそうです





 「経堂」 です 足利義兼が正妻の供養の為一切経会の道場として創建
  現在の経堂は1407年に 当時の関東管領である足利満兼が再建し
 江戸時代初期に改修されたもので 内部には一切経を保管しているそうです
当時の建築様式や宗教感を良く残しているということで国の重文に指定されています





 「多宝塔」 です 徳川家は源氏の流れを汲むと称していた事から
  内部には 足利家の大位牌と共に 徳川家歴代将軍の位牌が安置されています
  多宝塔としては日本最大級とされ栃木県指定重要文化財に指定されています




この大樹は  鑁阿寺の大銀杏です 




「鑁阿寺のイチョウの説明」です クリックすると大きな写真がご覧になれます
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鑁阿寺の大銀杏の説明 その2 です




鑁阿寺本坊です 立ち入りは出来なさそうです




さて そろそろ山門をくぐって外にでましょう




途中 野球帽をかぶったり マフラーや耳あてをしたお地蔵さんいました
「現代風 かさ地蔵」 といったところでしょうか 





 「鐘楼」 です 入母屋・瓦葺きで1層目には袴腰が付いています
  2層目に高欄が廻され 鎌倉建築の特色が見られる貴重な建物として
  昭和36年に 国指定重要文化財に指定されています




 弘法大師像です 真言宗ですから 




 最後に駐車場のある「太平記館」です 休憩所や土産店があります
  足利学校&鑁阿寺をまわった後に 寄ってみると良いかもしれません
次回は 太田市にある 日本100名城の 「金山城」 をUPします  
 
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