かなり大袈裟なタイトルにしましたが、日経によると中央青山監査法人に、Pwcの品質管理専門の支援チームがしばらく常駐するそうです。
アメリカのベテラン会計士が来るとか。
監査業務自体の品質管理は当然として、品質管理の最たるものは、上場会社の監査意見を表明するに当たっての意見審査だと思います。
現場の主任会計士は現場作業の他に意見審査のための資料準備にかなりの時間を割かれます。
この審査資料を見て、意見表明に当たっての様々なリスクを内部の審査委員が判断するわけですから、クライアントにとり、投資家にとり、非常に大事な過程になりますよね。
最近、中央青山の意見審査が厳しくなったという話を聞きますが、
これに乗じた、採算の悪い現場やマンパワーが少ない現場でのクライアント切りにまでなるとクライアントにとばっちりが来てしまいます。
去年まで認めていたのに、今年になって急に監査法人がノーと言った、
などというのは
その会計事象の前提事項に変わりがなければ、そもそも去年もだめだった訳で、監査法人がスルーしていただけの話ですよね。
或いは、理不尽な監査法人のノーかも知れません。
もっとも、来るべき金融庁の処分に備えて、クライアントから中央青山監査法人を変更する動きの方が多く見られますが。
監査法人の変更は、クライアント側の理由や監査法人側の理由があり、しっかりと見極める必要があります。
最近話題の、ドリームインキュベーターは18年3月期からの監査法人変更を模索しているのですが、もう2月ですし何とも間が悪かったですね。
個人的には、今後がすごく気になります。
監査法人採用準備室
あかさか
アメリカのベテラン会計士が来るとか。
監査業務自体の品質管理は当然として、品質管理の最たるものは、上場会社の監査意見を表明するに当たっての意見審査だと思います。
現場の主任会計士は現場作業の他に意見審査のための資料準備にかなりの時間を割かれます。
この審査資料を見て、意見表明に当たっての様々なリスクを内部の審査委員が判断するわけですから、クライアントにとり、投資家にとり、非常に大事な過程になりますよね。
最近、中央青山の意見審査が厳しくなったという話を聞きますが、
これに乗じた、採算の悪い現場やマンパワーが少ない現場でのクライアント切りにまでなるとクライアントにとばっちりが来てしまいます。
去年まで認めていたのに、今年になって急に監査法人がノーと言った、
などというのは
その会計事象の前提事項に変わりがなければ、そもそも去年もだめだった訳で、監査法人がスルーしていただけの話ですよね。
或いは、理不尽な監査法人のノーかも知れません。
もっとも、来るべき金融庁の処分に備えて、クライアントから中央青山監査法人を変更する動きの方が多く見られますが。
監査法人の変更は、クライアント側の理由や監査法人側の理由があり、しっかりと見極める必要があります。
最近話題の、ドリームインキュベーターは18年3月期からの監査法人変更を模索しているのですが、もう2月ですし何とも間が悪かったですね。
個人的には、今後がすごく気になります。
監査法人採用準備室
あかさか