森川博之 「私的な遊戯」

私的に色々綴って行きます。
曲↓http://www.myspace.com/morikawahiroyuki

映画「マーターズ(リメイク)」を鑑賞した男が、ザ・イエローモンキーのライブに行ける様になりました

2016-03-12 02:01:42 | 映画
こんばんは、ようやく受験戦争が終結した塾長、既に
春期講習が待ち構えています。

まあ、今年も受験生達の頑張りで志望校へは全員合格しましたので、
何よりです。

つくづく、高校受験はSランク以外は「やるかやらないか」、それだけの事
なんだなと痛感した二年目でした。

おめでとう御座います、私みたいに素晴らしい高校生活を送る事を願ってます。
同時に私の様な”人生”を歩まない事も、強く願います。ふはは。

そんな男が最近鑑賞したマーターズのリメイク


マーターズ。
それは私的な5点映画で、これまでの映画鑑賞至上最も「キツイ」と思わせた一本。

そのリメイクですので、そりゃあ観ます、ガッカリ覚悟で観ます。

で、結論、「切り離して考えると」及第点な作品でした。

物語は中盤までしっかり踏襲しつつ、終盤からはオリジナルと違う方向へとシフト。
そのお話運びは堅実で、ラストの盛り上がりも中々のものでした。

ただ、決定的に足りない部分が二点。
画像はオリジナルの「マーターズ」


これはド頭、少女が逃走するシーンなのですが、オリジナルはこの時点で既に
不安感、不穏感、嫌悪感、そういった「やだなあ」という雰囲気がプンプン
漂っており、これはトンでもない作品かも、そう思わせてくれました。

翻ってリメイク。
こちらもちゃんとド頭に逃走シーンはあるのですが、先ず上記した感覚が全く
得られない。
これはオリジナルが正面、リメイクはバックから主に撮ったという側面もありますが、
やはり画作りの根本、雰囲気を醸せるかどうかで大きな差が出ている様な気がしました。

フランス映画とアメリカ映画。
闇を描く場合、やはり前者の方が嫌な感覚を与える土壌が整ってますね。
まあ、ここは歴史の問題もありますので、如何ともし難い部分ですが。

もう一点。ここが大きな違い。

主人公の女性、彼女への「追い込み」がリメイクは足りませんでした。

「いやいや、まだやるの?」思わず目を背けたくなる、そして遂には鑑賞さえも
止めたくなる、そのレベルの追い込みがオリジナルにはあって、だからこそ
ラストの凄惨さが頭から離れない、こびりつくシロモノになっていた訳です。

皮は全部剥ぎなさい!というかちゃんと魅せなさい!
そんな事をリメイク鑑賞中は思ってました。

全然悪くは無いんです、リメイク。
ただ、その追い込みではカルトには至れない、結構面白い一本、そこ止まりかなと。

結論としては・・リメイクからオリジナルを観る方は、ギャップに御注意下さい。



閑話休題。

先日大分は別府で美容室を営む中学からの幼馴染のところへ、これまた幼馴染と
共に遊びに行きました。

現地で見習いのお姉ちゃんにカットしてもらい、幼馴染が指導しつつ仕上げ。
カットモデルなので無料。
でもそれでは悪いのでシャンプー購入。

で、別府、温泉ですね。

ここで最高に間が悪い事に、私が風邪を発症、更には幼馴染の一人が大人の事情で
温泉不可、結果別府で風呂さえ入らない事態に、無念。

ただ、三人で行った居酒屋でイエモンの話題が。

「そういやイエモン復活したな」

美容師の言葉を皮切りに、元イエモンのコピーバンドをやっていたメンバー、
つまりは我々は大いにイエモンネタで盛り上がる。

「ツアーあるんだって」

「らしいね、行きたいねえ」

二人はそう話す、しかし私はそうでも無かった。
理由は少し前にここで書いた、現在のイエモン、そのプロモーションへの
不満が大きく、一人温度が違う。
が、私は大人である、情報を与えよう。

「ファンクラブは先行販売の抽選やってるぞい」

おおそうなのか、そんな感じで二人は話に喰いつき、詳細を私に求め、
私は説明する。

「ふーん、じゃあ入ろうよ」

そうだな、月額も安いし、君が入ればチケットは確保出来るかもしれないな。

「お前が」

俺かい!
何で俺だよと足掻くも、私だけが吉井ソロまで追いかけた事を中心に、
理屈ではなく圧倒的屁理屈で言いくるめられる。

で、超微妙な感情で入会。
まあいいか、新曲がファンクラブ限定で聴けるし。

新曲、正直期待以上のシロモノでした。
というか、ここまで「あのイエモンの音、曲調」を10年以上経っても提示
してくるとは考えもしませんでした。

破壊と創造は微塵も無かったが、余りの懐かしさに一人で聴くと正直少し
涙が出そうになる。
お上手ですね、プロですね、ファンの心を音楽で掴みますね。

もういいや、これで元はとれたとライブに応募。


で、本日当選のメール。大丈夫かね、余ってるのか?

7月、福岡に行って参ります。

それまでにアルバムでも出してくれないかねえ。

あの新曲を聴くと、ほんの少しだけ希望が湧いてくるのです。
再結成で、また新しい何かを与えてくれるのではないか、と。

まあ、ハードルは未だ上げないでおきます。

で、寝ます、おやすみなさい。






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