ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 十二ヵ月の風の詩: 九月 風の影 】

2022-10-08 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウト新しい1ページにようこそ♪

 

何故だか無口な九月を過ごすうち

いつの間にか十月、あたりはすっかり

秋らしくなってきました。

 

blogお留守にしていて申し訳ありません。

更新途切れたあいだも読みにきてくださった

かたがたにお礼申し上げます。

 

編集画面に来てみてびっくり

九月は一度も更新してませんでした・・・

そしてそのことに気づいていませんでした@@;

9月に特に何か、困りごとがあったということは

なかったです。夏の終わりは季節的にやや苦手ではすが・・・

8月も詩のページが2つだけで他のことは書いて

ませんでした。

細かな理由の積み重ねなどはあったのかも知れません。

そんなこんなは、またよもやまblogで書くことにしようと

思っています。

このところ、結構新しい場所には訪れており写真もたまっています。

インスタグラムもやや停滞していると思います。

非公開の場所に行っていたというのも理由のひとつでは

ありますが。

 

今日はとりあえず、これもやや遅れで

10月に入ってから9月の分になっていますが、

十二ヵ月の風の詩 できたのでアウトプット再開で

載せてみます。

作っているときに、ほんの少し新しい体験ありました。

言葉のつながりのメロディー?というのか

日本語らしい高低(イントネーション)とリズムが少し、

文字と言葉より先に浮かび”こんなことがあるんだな”と

思っていましたが言葉を作っている過程で

そのイメージはいつの間にか消えました。

というより忘れてました。

いつか、この新しい手順で詩作できるかも、

と思います。

 

【 十二か月の風の詩: 九月 風の影 】

清秋

光溢れる季節の後に
置き去りにされた
静かで哀しい埋火たちが

土の香を含む草木の露に
ようやく鎮められる頃

空はグレイの翳りを
薄く帯びてなお
青く澄みわたり

巻雲たちが
空の青を透かして
大きな羽のように
静かに漂う


秋の風が蒼い翳りを
置いていく

しんと沈む森に捧げるその歌を
凛とした響きで紡ぐ
鳥たちの声に

優しい彩りを下生えにのせる
野の花たちが囁やきあう
空き地の隅に

今は会えない懐かしい子の
言伝を探し続ける
私の上に

風はいつも
あらゆるものに
触れながら
別れては集い
止んだかに見えて
また吹き始め

触れるたびごとに
そこに在るものの
惑いの塵を掃いていく


風は

道端で
それぞれの形して揺れている
長い穂の秋草や

冷たく冴えた空気に漂う
金木犀の微かな残り香

まだ若い秋の実たちが
一つふたつ色づく様子や

実りを祝い祭りの仕度する
人々の集まり

そこに在るもの
内と外のすべてに触れて
通りすぎてゆく


そしてある時
名もない小さな川の流れに
映っている自らの姿を見る

水面(みなも)には
蒼玉のように
燦めく透きとおる
光の粒が無数に纏ろっていた

 

 

☆↑ 海王星

 

☆↑《天王星》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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