ライトフロウズ ノウト:Lightflowz-Note

音の和 彩の波 響き合う
五感豊かなひとときを♪ 

【 12月の音の詩:星の光の降る夜に 】

2020-12-30 | 十二か月の月の詩

ライトフロウズノウトblog

今年もこのページをご訪問くださり

ありがとうございました

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晦日~大晦日 寒波襲来で雪のお天気予報

 

ここ生駒でも宵の口に雪がちらつきましたが

夜半には止んだようで明日積もっているか

どうか?微妙と思います。

雪が降る景色‥部屋から見る分には良いのですが

大雪、吹雪でたいへんな地域もあり

年末のいそがしいタイミング、難儀するかたが

できる限り少ないようにと願います。

 

そう、生駒で迎えるお正月…

長年暮らした豊中からの11月末の転居が家的には

今年の大きな出来事でした。

平成最後の三年に義母と両親を見送り

実家の整理から管理の案件できたことと

家族のこれからのライフスタイルに合わせてなどから

どこかのタイミングでの転居は皆で考えて

いたのですが

今年初めにはまだ具体的になっておらず、

今回の引っ越しは時期も場所も”ここ”でしたか?

というように思いがけず早くに決まったという感じで、

荷物と心の準備が不十分なまま

移動しましたー…という状況でしたが

年末に向かいやっと落ち着きが出てまいりました^^

大掃除はほぼなしで大丈夫、というのはまあ、

引越し得点~おまけ的にありがたいことではあります。

 

生駒の暮らしにはずいぶん慣れてきました。

実家、斑鳩の里も生駒郡なのですが

自治体としてはお隣さんの生駒市、

しかし不思議と空気の流れや水の味が少し

違います…とは家族で話していることで

思うに斑鳩は竜田川近くで平地、

ここは生駒の山近くで緩い斜面続きの土地

の違いかと。

しかしさすがに大和の地で古代から歴史の舞台と

して知られた生駒山系、特に生駒山…

 

これまで、子供の頃と、そして今英語クラスの

部屋の窓から池田の五月山を遠景にみて

学生時代は毎日甲山麓に通学、

と山を毎日見る通った時期あったけれど

 

山そのものが生き物のようで

話かけてこられそうな気がする

ほどの存在感は新鮮です。

 

明日もう一度お仕舞blogが

もし書けたら、あるいは新年でも

お山のことはもう少し書きたいような

気がします

 

作れたので もし

よければお付き合いくださいませ

 

【12月の音の詩:星の光の降る夜に 】

 

星の光が

暗紫の宙から

無数に降る夜


月は闇色のベールを纏い

天空高くに

静かに眠る


光の軌道が

絶えず落ちてくる

そのひとつごとに

あたりは鎮まり


冬の一夜を

果てなく透明な

世界に変える


星の温度を

映して煌めく


星の光は

金 銀 白金

赤 橙 緑

いちばん高い

温度の星は

美しい刃のごとく

蒼白く光る


星の言葉は

心の裡の

深奥に届く


けれど

波長の整合

極めて精緻

知らずに

逃すと


銀の鈴とか

水晶の鐘


どこかで鳴らされ

耳を通り抜け

消えたと思う


それを聞くため

何を見るのか?


声に換えるとき

何に触れるか?


問いかけてくる

輝く響き


この幸福の

先に待つもの


その悲しみの

底に潜むもの


いちばん小さな

生き物さえも

答えを

知るはず


ならば

五感を研いで

探し続ける


終わらない旅路

見せかけの

楽園はない


一夜の透明



そこにある響き




星の光の降り積もる夜

 

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