昨年12月入手した蓄音機(ビクトローラVV1-90)が故障
ゼンマイを巻いても空回り、師匠(勝手に)のW様に伺った処ゼンマイが切れてる可能性があるとの事。
「私のところへ送ってくれれば、修理をしているS様に見てもらい、もし切れてる場合も部品があると思う」との事にて、ゼンマイモーターを外して綺麗に洗浄して送りました。
2週間後修理済みのゼンマイモータがもどてきました。

修理済みのゼンマイモーター

切れたゼンマイ やはり、切れてました。
修理モータと一緒にS様が書かれた修理ノートが添付されてました。
その内容には、厳しい指摘
1.丸洗い厳禁
真っ黒に汚れていたので、当然丸洗いして綺麗にして送った方が良いと思ったのですが・・厳禁
黒い汚れたグリスや固着したグリスはただ単に汚れているのではなく黒鉛が含まれ摩耗や雑音防止の効果がある、丸洗いは裸同然状態との事。・・・知らない事とはいえ唖然
2.ボードから外すこと
完全な試験が出来ない。・・・これは理解できます。
その外操作上の注意が書かれてました。
蓄音機は他の機械とは違う・・・奥が深い

モター取り付け 丸い部分がゼンマイケース・・・ケースの歯車はリベットで止まってる、修理後はネジ止めで戻ってくるかと思いきや、きちんとリベットで止めてあり完璧に復元
修理してくださったS様は著名な蓄音機修理の第一人者・・・さすが、です。

自動停止の機構を取付け

ホーンの前面
このホーンはホーン部分が左右に分かれている構造でエキスボンネシャルホーンと言う。

こんな形のホーン 赤線が隙間の位置
このホーン部分の隙間はどうしたら良いか伺ったところ、薄い隙間の厚さ板を作って埋めるとの事

板の埋め込み

修理組立終了・・・試聴 快調です。
蓄音機入手目的は、I様から頂いたSPレコードを蓄音機で再生し録音
切れ目が無いよう繋げてCDにして返すこと。
(SP盤は片面約4分・・交響曲の1楽章では2~3分割になるためこれを切れ目が無いよう繋げる)
これから、延々と録音と繋ぎ作業が続きます。

録音風景
ゼンマイを巻いても空回り、師匠(勝手に)のW様に伺った処ゼンマイが切れてる可能性があるとの事。
「私のところへ送ってくれれば、修理をしているS様に見てもらい、もし切れてる場合も部品があると思う」との事にて、ゼンマイモーターを外して綺麗に洗浄して送りました。
2週間後修理済みのゼンマイモータがもどてきました。

修理済みのゼンマイモーター

切れたゼンマイ やはり、切れてました。
修理モータと一緒にS様が書かれた修理ノートが添付されてました。
その内容には、厳しい指摘
1.丸洗い厳禁
真っ黒に汚れていたので、当然丸洗いして綺麗にして送った方が良いと思ったのですが・・厳禁
黒い汚れたグリスや固着したグリスはただ単に汚れているのではなく黒鉛が含まれ摩耗や雑音防止の効果がある、丸洗いは裸同然状態との事。・・・知らない事とはいえ唖然
2.ボードから外すこと
完全な試験が出来ない。・・・これは理解できます。
その外操作上の注意が書かれてました。
蓄音機は他の機械とは違う・・・奥が深い

モター取り付け 丸い部分がゼンマイケース・・・ケースの歯車はリベットで止まってる、修理後はネジ止めで戻ってくるかと思いきや、きちんとリベットで止めてあり完璧に復元
修理してくださったS様は著名な蓄音機修理の第一人者・・・さすが、です。


自動停止の機構を取付け

ホーンの前面
このホーンはホーン部分が左右に分かれている構造でエキスボンネシャルホーンと言う。

こんな形のホーン 赤線が隙間の位置
このホーン部分の隙間はどうしたら良いか伺ったところ、薄い隙間の厚さ板を作って埋めるとの事

板の埋め込み

修理組立終了・・・試聴 快調です。
蓄音機入手目的は、I様から頂いたSPレコードを蓄音機で再生し録音
切れ目が無いよう繋げてCDにして返すこと。
(SP盤は片面約4分・・交響曲の1楽章では2~3分割になるためこれを切れ目が無いよう繋げる)
これから、延々と録音と繋ぎ作業が続きます。

録音風景