菜園す の亭主

<明日の菜園を科学する・・・菜園す>約300坪の菜園、主に深谷ねぎを栽培、その他雑多な話題。

染料整理ワゴン

2009-09-27 21:49:40 | 亭主の作品
かみさんの染色作業の散らかり様に、見かねて整理ワゴンを作成しました。
トレイを作成し、染料を溶いたビーカーなどを入れ、そのままワゴンに収納できるようにしました。
今回は、息子も手伝ってくれました。


オーク色オイルステイン仕上げ



収納すると、こんな感じ

これで、少しは、整理できるか???

あとは、使用する人 次第・・・



前にこんなのも作りました。「シンシ立て」

シンシ=竹ヒゴの先に針がついてて、ひっかけて布をピンと張る。

コンデンサのパンク

2009-09-20 01:29:49 | JAZZ&AUDIO
真空管アンプから突然白い煙がでたのであわてて電源を切、
調べたところ、真空管フィラメント平滑回路の電解コンデンサがパンク。


右の青いコンデンサが左に比べて膨らんでいる。(160V 100μF)

さっそく、サンバレー社に部品依頼、2日で無償で送ってくれました。



配線を取り、フィラメント直流回路を放熱板ごと取り外し、念のため左右両コンデンサを取り換え。

電圧測定で左右とも、5.6Vなので、他の回路はいかれてないようです。

めでたく、復活!!




ニッポノホンレコード

2009-09-12 15:50:23 | JAZZ&AUDIO
9月3日掲載しましたが、かなり間違いがあり、修正、追記して再掲載します。
おもな、間違い点は、ニッポノホンレコードは、日本コロンビアレコードに吸収されたのではなく、前身であること、昭和初期ではなく、大正時代のものであることです。
と、言うことは、マイナーレーベルではなく当時では、結構なメジャーレーベルであった。
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蓄音器の音を仏像が聴いてる、なんともユニークなレコードジャケットというか、紙袋。





ニッポノホンは、明治43年に創業の日本蓄音器商会(日畜)という蓄音器を制作していた会社で日畜のレコードレーベルである。
日本で初めて蓄音器を制作販売した会社でもある。

なぜ、仏像が登場しているかは、創業当時に鎌倉の仏像を商標として登録していたのでした。




ニッポノホンの初期ラベル 大正時代のものか。
穴の所が蓄音器のラッパの部分になっている。


後期のラベル
電気吹込とあるので昭和初期のもの
電気吹込みは1924年(大正13年)ベル研究所で開発、
日本では昭和になってから普及し電気吹込みが当たり前になると、
この文字は消えていく。


「ロイヤルレコード」のレーベル名も使用


「シンホニーレコード」の名も使用
昭和6年ごろまでは、音楽に対する著作権の考え方はなく、他社録音を勝手にコピーして販売することもあり、また、コピー専門のレーベルもあった。
この様な場合、違うレーベル名を使用するようだ。
音楽に対する著作権制定は昭和14年。


「オリエトレコード」は大正元年創業、大正8年ニッポノホン傘下になる。
ORIENT FACTOR NIPPONOHONEと記してあるので大正8年以降のもの。


「オリエント」と「ヒコーキ」を統一して「リーガルレコード」とするMade By NIPPONOHONEとあり、コロンビアマークもある。


日畜は昭和3年英国コロンビアと提携「日本コロンビア蓄音器」を設立
その後は、コロンビア・ニッポノホン・リーガルなど複数のレーベル名を使っていた。
昭和17年には戦争の影響でコロンビアを「ニッチク」に変更、昭和21年に「日本コロンビア」になる。


通称すだれと呼ばれ、昭和14年頃から戦時色が濃くなり品質が落ちた時代

蓄音器のの歴史は、エジゾンが1877年(明治10年)蝋管式蓄音器を発明から始まる。
1887年(明治20年)ベルリーナが円盤式を発明その20年後には日本も普及し始めていたのです。

それにしても、我が家にこんなに色々あったので、びっくり、まだ、続きも出来そう。