
昨日(5月5日)は、『新緑の九年庵と環境芸術の森・自然が織りなす絶景「浜ノ浦の棚田を巡る旅」』のバスツアーに参加しました。
博多駅前を出発し、まず九州道を熊本方面へ向かいました。途中鳥栖インターで長崎方面へ向かいました。
30分ほどで新緑の九年庵へ着きました。ここは佐賀の大実業家・伊丹文右衛門によって、明治25年に別邸が建てられ、その後息子彌太郎によって、九年の歳月をかけて庭園が築かれました。「九年庵」の名前の由来です。佐賀出身の大隈重信公も訪れたことがあるそうです。
隣には仁比山神社があります。天然記念物のクスノキがあります。樹齢約800年です。☟
新緑の境内を歩きました。紅葉をたくさん植えてあります。秋には紅葉狩で大勢の人が訪れます。神社の説明書きに書いてあったのですが、紅葉狩りは夏の疲れを癒す働きがあるそうです。自然の働きによるものでしょう。
次に「環境芸術の森」を訪れました。佐賀県唐津市厳木町にあります。
この森の作者は、突然の二男の死をきっかけに環境の生命に与える影響に気づいたそうです。私財を投じて「自然流の庭づくり」を行いました。ここも紅葉の新緑が奇麗でした。唐津市の料亭だった建物を移築してあります。そこの2階の座敷からの景色です。
漆のテーブルに風景が映り込みます。☟
最後に「浜野浦の棚田」の夕景を見に行きました。これは佐賀県玄海町にあります。
江戸時代に作られたそうです。土地を生かす先人たちの努力には頭が下がります。
晴れていればこの時刻に海の向こうに夕日が沈むところでした。
皆さま、佐賀県には武雄温泉や嬉野温泉ほか多くの温泉もあります。機会がありましたらぜひ観光にお出で下さい。立夏の候、元気にお過ごしください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます