一般人の日記

普通(?)の社会人がつづる日記ッ!!

きのうのこと

2009年11月12日 05時22分45秒 | Weblog
だいぶ間隔が空いてしまいましたが、今回はLOST IN TIME 2ndアルバム
「きのうのこと」を紹介したいと思います

1曲目「ヒカリ」

1曲目から名曲です
イントロがすごく好きだなと

最初は「僕の本当はどこにいったんだろう?」や
「どこでなくしたんだろう?」
と後悔だったり悲観的な歌詞ですが

終盤にかけてタイトル通り
「ヒカリ」が見えてくるという

「今、僕の本当を探し始めるよ 昨日を思い出にしよう」
「ああ 僕は歩く ただ がむしゃらに」
「今 すぐ傍にいてくれる全ての物語と」

素敵な歌詞だなぁと思います
まさしく「ヒカリ」なんだなって


2曲目「SE 帰路」

SEなのですぐ終わってしまいます
駅の改札かな?と思います

思うにこれを入れることによって
主人公が「過去を思い出しながら帰路につく」のかな?と感じました
これ以降、悲観的な歌詞が多いですし


3曲目「教会通り」

恐らく過去を振り返っているのだと思います
と、いうか振り返っていますね
「気がつくのはいつだって 何かを無くしたあとなんだ」
という出だしの歌詞

本当にそうなんですよね
失ってから気がつく
それまで、それが「当り前」だと思っていたから

恐らく恋人、もしくは大切な人を失くしたと思われる歌詞なんですが
切ない…

テンポが良く、ピアノが入っていて聴きやすい曲なんですが
切ないです…


4曲目「ココロノウタ」

1度紹介していますのであまり説明はしませんが
今作のこの順番に入ることによって
「前向きな曲」なんですが
ポジション的に「切ない」なと

過去を振り返っていると仮定して
「教会通り」では大切な人を失い

「ココロノウタ」で大切な、お互いを理解できる人を見つけた
と、思ったら次の曲でね…

なので曲順によっては全然意味が違って見えてくるんだなぁと
あくまで個人的な感想なんですが


5曲目「イロナイセカイ」

4曲目で理解できる人を見つけたんだね!
と思ったら歌いだしで
「夢が音を立てて 崩れ落ちる様を 僕は 黙って見てたんだ」
「君の温度を忘れることができないまま」
など悲観的ですね

ただ「それでも僕は前を向かなきゃいけない」
「君に出会えて本当に良かった」
など、辛いことにあっても
それを前向きにとらえて生きていこうという
悲観的な歌詞とは対照的に
前向きな言葉も


6曲目「列車」

この曲も以前に紹介していますのであまり書きませんが
「あの頃はよかったなんて言いたくはなかったのにな」

ほんと自分も言いたくはなかったのにな…と思います
なんだか自分と重ねてしまって、この曲聞くとやっぱり辛いです…


7曲目「あなたは生きている」

ピアノによる弾き語りの楽曲
後にシングルカットされる曲です

聴き入ってしまう曲ですね

最後の「色々、あるけど あなたは生きている」

という歌詞に泣けます…


8曲目「誰かはいらない」

この曲も紹介済みですね

「僕」と「君」

「誰か」という3人称はいらないって意味らしいですね

僕と君 だけでいいんだよ


9曲目「悲しいうた」

イントロから「不安定」な感じが好きです
ギターの音色、展開すべて「不安定」っぽさが出てるかなと個人的に思います

「世界の終わりを僕は望んでしまった」
「君の絶望を僕は願ってしまったんだ」
など衝撃的な歌詞ですが

「心の奥に潜んだ 酷く淀んだ何かが こっちを見てる」
「巡って やがて出会って 過ちを繰り返えし 分からなくなる」

という歌詞がなんだか怖いな…と感じました

この不安定さが好きです


10曲目「やっと言えた言葉」

別れ歌なんですが、それを前向きに捉えようとする楽曲

「またいつか 違う形で 会えたなら その時はお互い幸せでいよう」

「またいつか 違う何処かで逢えたなら その時は お互い幸せでいよう」

と前向きな歌詞がいいですよね

「サヨナラ」は終わりじゃなくて「始まり」なんだなって


11曲目「昨日の事」

「昨日は色々なことがあった」

と感情の入った歌声

そしてラストは本当に圧巻
伸ばしがこんなにも切ない
ラララがこんなにも切ない


12曲目「北風と太陽」

前曲が壮大だったのに対し、ほのぼのとした、ゆったりとした曲
とにかく歌詞も含め 全部いいなと思える楽曲

「頑張り方を分からないまま 頑張っている君が好きで」
「私も何も解らないけど ただ近くで見ていたかった」

ただ
「もっと正直に話せたらなあ」
「もっと素直に笑えたらなあ」

と後悔の歌詞

そして最後に
「目を潰してしまうほどの 太陽と僕はいたのかなあ」
で締める

結局、君という存在があまりに眩しく、大きすぎたって事なのかな

この最後の歌詞は、悲観的ですが好きです
こういう歌詞をかけるなんて…本当にすごいなと

歌詞も歌声もすごく良いです

この後にSE帰路に繋がる音が入っているので
「SE帰路」以降の曲は
このアルバム通して、主人公の過去 だったのかなと思いました

悲観的な歌詞や楽曲ですがそれがLOST IN TIMEというバンドだし

聴いた後に凹むなんてことはないかな

全編通して、テンポが速い曲が多いので
マイナス的な歌詞でも聴きやすいのではないかなと思います

前作「冬空と君の手」で印象的だったギターの音色は今作では聞けませんが
今作では、それに勝るとも劣らない音色を奏でています

ほんと聴きやすいアルバムだなと思いました
繰り返し聴いて、歌詞カード見て聴くと
さらに奥深さを感じられると思います

聴いて損なし
むしろ聴くべき傑作アルバムじゃないかなと思います

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