かっこ悪さは強さかもしれない

自分の想いや行動が、なにひとつ相手には伝わってなかったと分かったとき
非難の言葉を浴びせられて反撃に出てしまったことで
また大きな非難を浴びせられたとき
自分の言い分を言ったりなんかできないこと
言ってしまったらもっと隔てを生んでしまうことがわかるから
悔しさや虚しさがこみ上げてきて泣きそうになりながら
じっと堪えなくちゃ
自分の想いは言わなきゃ伝わらない、わからないなんて言うけれど
言いたくても言わないで我慢しなければいけないときだってある

saeの憧れの９３歳のマダムがおっしゃっていたっけ・・・
「相手にわかってもらおうとして何かを言わないほうがいいの
言ってもいざこざを生むだけ
いつか分かる時が来るまで待つことよ。」
ほんとうにご苦労をなさって、ご自分を鍛え上げて生きてこられた方のお言葉だと想った。

分かってもらえない、言いたくても言えない
そんな想いをしてるのは自分だけじゃない
家族を守るために働いてるひとたちはなお更だな、きっと
そう想ったら泣かずに済んだ

よく、正しければ相手がどんなひとだろうと主張すること、意見することがかっこいいとか
言われることがあるけれど
ほんとうにそうかな？
愛する家族を守るために、大きな圧直や権力の下で、時にはかっこわるくなれることって、なんて凄いんだろうと想ったりもする。

非難の言葉に対して、自分の想いや行動が伝わっていないのなら、
何も言わずに行動で示し続けていくしかないよね