元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

気配り

2018-01-19 19:40:50 | ほうれん草
収穫するものが少しずつ落ち着いてきました。

カブ、リーフレタス、ハクサイ、チンゲンサイがほぼ終わりました。

長ネギとコマツナは収穫済みのため、今日は残りの人参、大根、ほうれん草を採りました。

野菜が乗ってる軽トラが個人的に好き。何か誇らしげ。


昨日は雨が降ったので、ほうれん草の出荷で洗って乾かす工程が発生。

噴霧器で洗って、お日様の下に。
袋詰めはスベラーなしで。

そして、水が溜まるのでコンテナに詰める時は逆さまにします。


スーパーに並んだ時に、水でびしゃびしゃなのは買わないですよね。
細かい気配り、勉強になります。

気配りといえば、
今日の出荷からある取引先向けのほうれん草の単価を下げました。

なかざと農園側で価格設定できるのに、敢えて自ら単価を下げたのです。

何でですか?そのままにしとけばいいのに、という私の質問。

その答えは、

取引先の先にあるお客さんが今のままの価格だと高いと感じ始めるからだ、とのこと。お客さんに購入してもらえなければ取引先も困るのです。

別の取引先の単価が下がったことも要因の一つではあるらしいのですが、とにかくこういう一つ一つの気配りが取引先との信頼づくりにつながっているのだ、と私は思いました。

経営主の素質として、気配りや先読み力、アンテナの高さの必要性を改めて感じた一日でした。

今日も一日お疲れさまでした。
だいこーより。

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