(California Nicoise salad, seared ahi tuna, cured nicoise olive, tomato& basil sorbet, herb salad, faba bean, tarragon sauce, baked potato& boiled egg)
Nicoise Salad、名前の如くニソワ・オリーブを使ったフランスのサラダ。
それを初夏のカリフォルニア野菜でアレンジしてみました。
composed salad とはいえ、全体の一体感をだしたく、アレンジ。
オリジナルは口内調味に頼る部分が大きいので、その部分を改良する意識をして。
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世界一美味しいお野菜。
少し前にブログのサブタイトルにつけてみました。
ヨーロッパ人が入植する前までは、カリフォルニアには農業・漁業技術があまり発達していなかった。
それは、この地があまりにも自然豊かで、彼らは自然の恵みを収穫するだけでよかった。
同じアメリカ大陸でも中南米大陸へ行くと農業が発達していました。
スパニヤードがやってきた頃にはその農業技術はとても発達していて、彼らは原住民の農業技術を学ぶ。
高山地帯で、どうにか農産物を多く生産させようという工夫が農業技術の発達に繋がったそうです。
そして、この自然豊かなカリフォルニアで最初にストーン・フルーツの栽培技術を広めたのは日本人。日系人の功績は大きい。ご存知の通り今や、カリフォルニア州やワシントン州は、チェリー、アプリコット、桃、等のストーン・フルーツの栽培でとても有名。
今でもファーマーズマーケットにいくと日系の名前の出店を見かけることがあります。
さらに60年代以降はオーガニック・ムーブメント。
それに加え、サステイナブル・アグリカルチャー。
オーガニックを更に進化させた、バイオダイナミック・アグリカルチャーが新たなに話題なっていて。
何もやらなくても自然と農産物が育つ地で、更に人の手が加わって、美味しいカリフォルニア野菜が育っています。本当に自然豊かで恵まれた大地です。