Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今夜は読響と諏訪内晶子さんのメンデルスゾーン

2022-07-22 22:57:00 | 諏訪内晶子
今夜は読響の定演でサントリーホール。
お目当ては諏訪内晶子さんのメンデルスゾーンで、珍しいヴァイオリンとピアノの協奏曲。
諏訪内さんのあの音色、多彩で変化に富み情感豊かな演奏に聴き入った。
後半はピアノのエフゲニ・ボジャノフとの掛け合いが次第に熱を帯び、高揚した気分のままフィナーレへ。
素晴らしかった。
諏訪内さんにはいつも感嘆。今夜は聴き慣れた定番の協奏曲じゃないからなおさらで。
この先も諏訪内さんをぼくは聴き続けるだろう。

休憩のあとは大編成になってショスタコーヴィチの12番。始まった途端、段違いにぶあついサウンドに思わず寒気。
ロシア10月革命のドラマをこれでもかというくらい濃密に展開した作品。
アルゼンチン出身のマエストロ、アレホ・ペレスの演奏は躍動感に溢れ、スリリングでドラマチックでグッときた。

日曜日にマエストロヴァイグレのワーグナーを堪能したばかりだが、読響は本当に素晴らしいオーケストラだ。
























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