Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

今夜はバッハコレギウムジャパンの「待降節のカンタータ」

2021-11-26 23:24:00 | バッハコレギウムジャパン
今夜はバッハコレギウムジャパンの「待降節のカンタータ」でオペラシティ。
マエストロ優人でトッカータとフーガ 、カンタータ第61番、クリスマス・オラトリオ。

鈴木御大、今日はオルガンでトッカータを弾いた後は客席。

続いて来週からの待降節で、イエスの誕生を待つ喜びを歌う61番。
松井さんがやっと一緒に歌えると喜んでいたドミニク・ヴェルナーがいい。
オケは小編成の弦楽だが、なんと鈴木秀美氏がチェロで参加している。
小作品だが美しい。

後半のクリスマスオラトリオ。
第1祝日は”喜べやこのよき日を“。トランペットとティンパニのあのイントロ。喜べやと合唱。櫻田さんの福音史家。これぞBCJだとグッとくる。
第2祝日は”この地に野宿して“。羊飼いたちに天使がイエス誕生を告げる。
第3祝日は”あまつ君よ聞きたまえ“。羊飼いたちがベツレヘムへ赴き、マリアとヨゼフと幼児を探しあてる。
最後はコラール、いま生まれたまいぬわれらが主キリスト。
祝祭的なエンディング。

こんな素晴らしいクリスマスオラトリオを聴けたことに感謝。
BCJのコンサートにくると、単に音楽的なことだけでなく、キリスト教や歴史や人類愛、みたいなことに思いをはせる。そして敬虔な、厳粛な気持ちにもなる。

2021のBCJはエリアスにはじまり、ヨハネ、マタイ、ケーテン、オリーブ山、そして今夜のクリスマスオラトリオ。
この2年コロナに苦しんだけど、来年のマタイはどんなふうに聴くことになるんだろう。
いい年になってほしい。

















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