今日はMETライブビューイング「ヴォツェッ」で二子玉109シネマ。
前作「アクナーテン」には歯がたたなかったが、これは面白かった。
ボエームや椿姫なんかの定番の演目ばかりじゃあ廃れてしまうからこういう意欲作品にもMETは取り組むんだね。
シュールなドラマで、サロメやエレクトラを思いおこさせた。そして重厚なオーケストラが主役ではないかという気も。
それが鬼才の演出、METのすごい映像技術と相まって比類のない世界を創り出していた。
ぼくらが親しんできた定番の演目とはまるで違う現代オペラの総合芸術性とでも言ったらいいか。
オペラも進化していくのだから、ぼくらも固定概念にとらわれずに楽しんでいけば良いんだと思った。
それはそうと、109シネマには気の毒なことにシアター5の入場者は12、3人くらいだった。
雨模様もあるけど二子玉は閑散。連日大盛況だったグランベリーパークもだいぶ人が減り。
今月予定していた新国立のコジ、立川オペラのトゥーランなどが中止。横浜紫友会、夏祭クラシックも合唱練習は中止。
町田は図書館が閉館。ボランティアしてる日本語教室、パソコン入門講座も休止。
これじゃ今月はテニスでもやるしかない。ってことじゃあいけないね。
経済ガタガタでこの先ちょっと厳しくなるけど。
負けないで明るい気持ちでいよう!