上信武林道キャンプツーリング（③御荷鉾スーパー林道編）

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２０１６年５月２１日（日）
念願の御荷鉾スーパー林道を走ると決めてはいるものの、そのルートとその後どうするのかを決めかねていました。
東側から入って西へ抜ける方が分かりやすそうなのだけど、土地勘がまったくなく、ツーリングマップルだけでは市街地なのか山の中なのかすらよく分かりません。

５時頃に目覚めると、今日も青空が広がり絶好のツーリング日和になりそうです。　朝食のあとは、ツーリングマップルを広げ しばし今日の行動を再検討。

　



とりあえずＲ２９９で十国峠をめざすことにして、８時過ぎにキャンプ場を出発。
しばらくは２車線の道が続き "これが関東最凶酷道（？）" という感じだったのだが、峠まで５ｋｍという辺りから急変。　これは面白い。

　



峠でちょっと長めの休憩とし、





くねくねと下り終わった辺りに、湯ノ沢へトンネルへ通じる県道４５の分岐が出現。　な～んだ、分かりやすいではないか、なにを心配していたのだろう。
そして、すぐに八倉峠の看板を発見。　今回、崩落現場を見てみたいという目標もあったし、それに ここからだと秩父まで５０～６０ｋｍぐらいらしい．．．





よし！　今日は、八倉峠から 残されダート区間を西から東へ走り、秩父経由で帰ることに決定。　もう、この辺でキャンプでもないでしょう。

　



期待に胸をはずませながらやって来た崩落現場は、すでに土留め工事も終わっていました。　ふ～ん、そういうこと

　



ちなみに、反対側は ↓↓↓こんな感じです。





肝心の御荷鉾スーパー林道の本線は、一部舗装を挟んだ走りやすい２０ｋｍ弱のダートで、すぐに御荷鉾森林公園へ。

　

　



関東地方の林道としては最長の部類とされ、総延長約６７.１kmを誇るスーパー林道も、今では このような状況なのですね。
その後、季節外れの暑さに喘ぎながら、県道４６、県道７１と走りつぎ秩父へ。　そして往路とほぼ同じルートで、１８時頃の帰宅となったのでした。

今年初の林道キャンプツーリングとしては、ちょっとだけ寂しい結果となってしまいましたが、キャンプ道具を背負って なんとか皆さんに付いて走れたのと、
なにより、やる気スイッチが入ったような気がするのが、一番の成果だったようです。



せっかくなので、スーパー林道とはなんじゃろかと調べてみました。

Wikipediaによると．．．
スーパー林道とは 高規格林道のことで、正式名称は特定森林地域開発林道。　１９７０年代以降に建設された大規模林道とは異なる
これまで、計２３路線、総延長１,７９１kmが建設されたが、完成後は地元市町村などへ移管されるため、スーパー林道という枠で全体像を俯瞰することが困難である。

元々、林道以外の目的も期待されて建設が推進されていたこともあり、市町村道から県道、部分的に国道へ昇格した道もあるほか、有料観光道路化したものや、
使命を終え、事実上管理が行われなくなった道（区間）も存在する。

さらに、調べてみると、↓↓↓　これだけのスーパー林道の名前がでてきました。　ただ、ほとんどが舗装されていたり、通行禁止だったりするようですが
道北スーパー林道（名称美深スーパー林道、全長４２.４ km）
道東スーパー林道（通行禁止）
田沢スーパー林道
奥岩泉スーパー林道（通行には地元市町村長の許可が必要）
御大堂スーパー林道
朝日スーパー林道
田代山スーパー林道
奥鬼怒スーパー林道（山王林道）
妙義荒船スーパー林道（妙義荒船林道）
御荷鉾スーパー林道（舗装路・未舗装路が混在）
上高地乗鞍スーパー林道（上高地乗鞍林道）
白山スーパー林道（白山林道、自動二輪の通行禁止）
南アルプススーパー林道（一般車両の進入禁止）
天竜スーパー林道（スーパー林道天竜線）
和田川松根スーパー林道
大山東部スーパー林道
剣山スーパー林道（日本最長の林道、８７.７km）
黒尊スーパー林道
奥日田スーパー林道
米良椎葉スーパー林道
奄美中央スーパー林道

この中で走ったことがあるのは、
まだまだダート天国だった「道北スーパー林道（美深側）」と「剣山スーパー林道（全線）」、それに今回の「御荷鉾スーパー林道」

　



全線舗装の「上高地乗鞍スーパー林道」、「天竜スーパー林道」、「米良椎葉スーパー林道（一部）」ぐらいです。

　



さて、次の狙いは北海道（？）、いやいや東北でしょう。



では、では、
　


・走行距離　：　２５０ｋｍ
・燃費　　　：　３２.６ｋｍ／Ｌ（佐久穂町まで）、３８.７ｋｍ/Ｌ（自宅まで）