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書苑よしむら

古書の世界へようこそ!大阪:天神橋筋3丁目にある美術古書籍 書苑よしむらの日々録です。

ああ!そうなんや!

2011-02-09 19:31:13 | テキトウ美術史(日本)
、、、と、思えるコトに出会えたら、
なんだかその日は得した気分で、嬉しいのです。

・合点がいって、すっきり!!
・意外性の発見
・共通点をみつけたぞ!
って程度の事なんですが、
これが
「ええっ!?そうなん!?」
までいくと
心臓に悪いです。


今日の
「ああ!そうなんや!」

《作家の姫野カオルコさんが
市川実日子ちゃんの昔からのファンだった》ということです。
(今日の日経夕刊「プロムナード」より)

私も、実日子ちゃんがオリーブモデルに選ばれた時から知っていますよ!
(なので未だに実日子「ちゃん」と呼んでしまいます)

キューピーのCMも可愛かったですよね!

今日の姫野さんのコラムも面白くて、

「あ~今日はええ日やったなぁ~」

(私の幸せのハードルはとても低いのです)

清潔な音楽

2011-02-08 10:38:31 | テキトウ美術史(日本)
昨日のラジオ深夜便、3時台は山田耕作特集でした。
眠れない夜、その美しい旋律は本当に心にしみわたり、浄化された思いでした。
歌が上手だったら、
由紀さおりでなくとも
歌ってみたくなります。

山田耕作、野口雨情、北原白秋、、、
彼らの作品は
高い志がそうさせているのでしょうか、
本当に清潔で品があって、聴くものを高みに運んでくれる、、、そんな気がします。

振り替えって現代の歌。
特にコドモへの歌はどうでしょうか?

ココロを高みに運ぶ、
というより
なにか「煽って」いるように感じられてなりません。

何かとは欲望、感情、狂喜、刹那、、、、
そして煽っているのは
きっとジュリアナで踊っていた人が持っていた羽の扇です。


オトナたちは
コドモたちに向かって、
そういうものをあの羽の扇で煽っている、、、そう思えてなりません。


美しいものを美しいと
教えてあげられるオトナになりたいなぁ、としみじみ思いました。

荒れる春場所

2011-02-06 10:01:06 | テキトウ美術史(日本)
「どうなるんかなぁ~」 というのが、正直な気持ちです、、、。


我が家は、相撲が生活の中に組み込まれていた所があります。

場所中、家にいるときはNHK BSで幕下の取り組みからずーっと見ていました。
結果を知っているにもかかわらず、
夜はちゃんと「大相撲ダイジェスト」で確認。
好き嫌いではなく、どこのおうちでも場所中はそうしているんだと思っていました。

また、通っていた高校の相撲部が強かったり、通学途中に土俵があったり、、。

そして、大阪の南の方に通勤・通学されてる方はご存じだと思いますが、
春場所の時期になると、
電車や駅で
府立体育館方面に出かけるお相撲さんに出会うことがあるんですよね。

また同じマンションにお相撲さん一家がすんでいて、春場所の時期になると公園でお子さんと遊んではるんです。

なんで、春場所は特に思い入れが強く、梅と同じくらい、お相撲さんを見ると「ああ、春がきたなぁ~」と思うんです。


春はお相撲さん、な私にとって、
本当に「どうなるんかなぁ、、、」

写真は商品ではなく、
私物のお相撲さんの手形です。今回の事件には無関係であることを、信じています。

温故で知ること

2011-02-05 20:47:50 | テキトウ美術史(日本)
これが昨日のブログでお話していた
大正期にかかれた
写生帳にでてくる神崎川です。
(写真だと、なかなか
わかりづらいのですが、、、。)

また、写生帳なので、
横に色々と走り書きのようなものも
かかれているのですが、
その文字もとても達筆です。

昔の人って字が上手ですね。
私の祖父母も曾祖母も
さらさらと
きれいな文字を書いていました。

筆に慣れていたのもあると思うのですが、
ソレを思うと
今の年齢の自分の
書く文字が恥ずかしくなります、、、、。


こんなカンジで、
古いものをぼんやりと眺めていると、
さまざまな事が思い起こされます。

新しきを知る、
まではいかなくとも
古きをたずねることは
思い出にまでに刺激を与えてくれて
面白いなぁ、、、と思います。

写生帳

2011-02-04 21:44:43 | テキトウ美術史(日本)
写真は大正時代に描かれた写生帳のなかの1ページ。
おそらく着物か何かの図案を
描いていた方の写生帳だと思われるのですが、
こうしたものも今では美術的・資料的価値があります。
だいたい、昔の方は絵が巧みな方が多いです。
一般に、工芸や美術に関しての技術は、昔の方が優れているのです。

この写生帳を見ても、
さらさらと描いたと思われるものでも、ため息のでる巧さです。

また描かれているモチーフや、風景が興味深い。

この写生帳には
写生を行った場所として
淀川、吹田、神崎川の
地名がでてきているのですが、
神崎川なんて、本当に詩情溢れる風景として描かれています。

猩紅熱、その後

2011-01-31 20:01:01 | テキトウ美術史(日本)
先日、溶連菌としょうこう熱のお話を書きましたが、
「しょうこう熱になるのは若草物語じゃないのか?」

とのご指摘をいただきました。

私の記憶では若草物語でも、赤毛のアンでも
両方ともに
しょうこう熱のエピソードがあったと思うのですが、、、、。

とにかく昔は恐ろしい病気だった事は確かです!!!(強引にまとめました、、、。)


溶連菌感染後、抗生物質のおかげですぐによくなったことはお伝えしましたが、
なんとその3日後におたふく風邪に感染!!
踏んだり蹴ったりの1月でした。

おたふく風邪も
高い熱がでたり、
強い喉の痛みがあったり、また合併症があったりして
注意が必要な病気ですが、見た目がちょっと面白いからか、
しょうこう熱とは違って
今のところ、ブンガクの中では見かけたことがまだありません、、、。

本当に「おたふく」化するんですよね、、、。

大人になってよかった

2011-01-30 20:18:31 | テキトウ美術史(日本)
、、、と思うことがいっぱいあります。
コドモ時代もそれなりに愉快でしたが、
世の中にはいろんな事があって、
世界の広さを実感する事、
またそうしたモロモロにチャレンジしていける自由があるのは、
やっぱり大人ならではの喜びですよね。

たべものもそうで、
《生命を維持するための食事》以外の、
嗜好品の存在を知り、
そのおいしさを楽しめるのも大人ならではの行為です。

《大人にならないとわからない「味」》を、理解できるようになった喜び、、、。いや~歳とるのもわるくないなぁ☆

金沢のお菓子「柴舟」は私にとって、まさに「大人」のお菓子。
生姜風味が特徴のこのお菓子。
前は辛いなあ、、、と思っていたのに、
今は本当においしいなぁと思います。


そのたたずまい、質感も本当に上品。食べる前にしみじみ眺めて、大切にいただいています。

温かいまなざし

2011-01-26 10:24:06 | テキトウ美術史(日本)
今日の日経、文化面に
世田谷美術館で開催中の
佐藤忠良展の記事がありました。

そこで「人間性全体への素直な関心」とありましたが、
このことばを読んで思い出したのは「おおきなかぶ」のおじいさんのこと。

福音館書店の「おおきなかぶ」の挿し絵を佐藤さんが描かれているのは
みなさんご存じだと思いますが、
この挿し絵の中のおじいさんの、
かぶがぬけなかった時の「がっかり感」の描写が本当に見事なんです!

はじめは落ち込んだカンジ。そして「どうしよう、、、」というカンジから、
だんだん投げやりなカンジになってくるのが面白いんです。

ユーモアをもって、人間を関心を寄せることの素晴らしさが、
作品の輝きになっているんだなぁ、としみじみ感じました。

未来への投資!?

2011-01-24 17:11:19 | テキトウ美術史(日本)
これ、、、、
「そり」だそうです。

制作・姉(6)

材料・発泡スチロールのトレーと色紙、セロハンテープ。

なんかポップというか、、、、ギャル文化(デコ)を取り入れつつ、
なおかつ草間ヤヨイな現代アートムードもあって
面白いなぁーと思いました。
素材のチョイスも
なんだか使い捨て社会への警鐘&エコなかんじで、ナイス。

どなたか、青田買いしてください!