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書苑よしむら

古書の世界へようこそ!大阪:天神橋筋3丁目にある美術古書籍 書苑よしむらの日々録です。

手前味噌

2011-02-24 09:46:46 | テキトウ美術史(日本)
古書には全く関係ない話ですが、
主人がブログに書いてもいいよ、といってくれたので、書きます☆


一昨日、昨日と味噌づくり講習会に行ってきました。
味噌、、、
味噌は豆と塩と麹で出来てるんですよ!

いや、皆さんそんなことはとっくにご存じだと思うんですが、
自分で作ってみるとなんだか不思議で、、、。

そしてこの不思議を発見し、
洗練させていった先人たちの知恵と努力に
感動すら覚えました。

また講習会では
普段はあまり接点のない年代のかた
(アラ60~70世代)との
トークも楽しかったです。
アラ60~70は、、、とにかく、パワーがすごい!!(アマだから?)

活動的でとても前向き!
若い人は、この年代の人ともっと接点をもつべきです。
でもかなりの肉食系(豹)なので、
草食男子は食われます。

山下清といえば、、、2

2011-02-22 22:49:27 | テキトウ美術史(日本)
大きくなって、
山下清の著作などを読むようになり、
ドラマ「裸の大将」=山下清
ではないことも、
次第にわかるようになってきました。

ただ、ずっと気になっていたのが、ドラマのなかで
よく「先生」っていうひとが出てくるんですよね。
あれは何の先生なのか?

清は先生にものすごい信頼を寄せていて、
何かあれば「先生がそう言ってたんだなぁ」と、いってました。

先生って誰、、、??
と思いつづけて数年。
大学で近代の工芸と「民芸」思想について、
本を読んでいると、
なんと、あの「先生」が
式場隆三郎氏だということが
偶然わかったのです!!


大学の図書館でこのことがわかったときは、
ものすごく興奮し、
「ちょっと~!!先生が誰か、わかったで!!」と
叫びそうになりました。

でもまわりは司法試験や、
公認会計士の勉強をしてる人ばかりだったので
共感してもらえそうもなく、
叫ぶのをやめました、、、。

山下清といえば、、、

2011-02-21 20:18:34 | テキトウ美術史(日本)
この所、山下清絵はがきシリーズをご紹介してきましたので、
最後に私の中の「山下清話」をひとつ、、、。

清、といえば、
やっぱり「裸の大将」ですよね。

私たちの年代にとっては、
おにぎり・ランニング・山下清、
というくらい、お馴染みの人物。

でも、ドラマのなかで、時々、貼り絵をしていて、最後に「先生~!!山下清先生~!!」と追い掛けられてはいるものの、イマイチ本当はどういう人なのかよくわからずにいました。


そんな小学生だったある日、
母に連れられて宝塚歌劇を観に行った時、
大劇場に入る所の壁をふとみると、
そこには《山下清画伯・宝塚観劇記念の作品》が飾ってあったのです。
たしか「春の踊り」をテーマにした作品だったと思います。

それは、私が想像する「貼り絵」とは、
また違った、独特の表現がなされた作品でした。

「ああ、あの大将は
やっぱり実在の人物で、
こんな絵を描く人(創る人?)やったんやなぁ~」
と、とてもリアリティと親近感を覚えたものでした。

今もあの絵は大劇場に飾れているのでしょうか?
春らしい、ピンク色のなかで藤娘のような踊り手が4、5人
描かれていた作品だったように記憶しています。

サインの妙

2011-02-20 22:54:18 | テキトウ美術史(日本)
山下清絵はがきシリーズ最終回。
今回は絵はがきではなく、横にそえられたサインに注目してみたいと思います。
今回、新入荷の
清の絵はがきの中には
同じガラのものが何枚かあったのですが、
そこにあるサイン。

これが、書かれている場所も、書かれている字のカタチも
まったく同じ風に見えたので、
はじめは印刷かと思ってしまいました。

山下清は字を常に同じ様に書くことのできる人だったようです。

こういう小さな事が発見できるのも、
比較できる程の数があるからで、だからこそ収集は楽しいんですねぇ。
(私の場合は、あくまで商品なんですが、、、)

新入荷・絵はがき

2011-02-17 19:37:18 | テキトウ美術史(日本)
新入荷した絵はがきのご紹介です。
今回は山下清シリーズです。
オランダの牧場と題されたこの作品、左部分に肉筆のサインがあります。絵はがきにサイン、というのはなかなか珍しく、おもしろいですね。どういう経緯でサインされたのでしょうか??
くりはら工芸印刷というところから発行されていますよ。

新たな古本店街

2011-02-15 09:51:11 | テキトウ美術史(日本)
昨日の日経・夕刊のオムニス関西の欄に
「関西のユニークな古書店」
が取り上げられました。


そのなかで
天神橋筋・中崎町界隈の
古書店の増加に関しては
「新たな古書店街への期待」
と、紹介されています。


昨年、関大の学生さんたちがこの地域のマップを作ってくれたり、
調査してくれたことも
学術的な裏付けとなり、
新たな古書店街への流れを後押ししてくれたと思います。

知識・文化・芸術を楽しむ層がなんとなく薄くなっている気がする昨今。

天神橋筋・中崎町が、街の活性化と
心の活性化がリンクした街になるように、
書苑よしむらも微力ながら
頑張っていきたいと思っています。

私も考えてみました

2011-02-14 07:23:13 | テキトウ美術史(日本)
・あんなに頑張ったのに黴、生えた

・ネットより
見に行くほうが早い


自由律俳句に触発されて
私も詠んでみました。


昨日も1日、せきしろさんと又吉さんの自由律俳句のことを考えていたのですが、
なんか、この自由さ、
思想の飛躍、ちょっとおセンチ、、、
これって、、、なんか《点取り様》!?
そうです!

バウでお馴染みの
《点取り占い》のお言葉も、また自由律俳句なのでは、、、と思ってしまいました。

あれは製造メーカーのかたが考えておられると、どこかの記事で読んだ覚えがあるのですが、ぜひこの流れに加わってほしいものです。

俳句の可能性

2011-02-13 09:32:05 | テキトウ美術史(日本)
「これ、めちゃおもしろいねん~」
と先日、主人が読むように
薦めてくれたのが
せきしろ 又吉直樹「カキフライが無いなら来なかった」
です。


今日、朝日新聞の書評をみてたら、なんとその続編「まさかジープで来るとは」が出たというではありませんか!(評は穂村弘)

今年は又吉さんがキーパーソンとなり、近代文学が流行る!!
と予言(家族内で)していた私。


来てます!来てます!!!又吉さんと近代文学は
確実に来てますよ~★

自由律俳句とは意表をつかれましたが、
昔、国語の教科書で「ええっ!?自由律俳句って、なんでもありやん!」
って思ったものですが、又吉さんとせきしろさんは、その自由さに
奥行と可能性を与えてくれています。


内容については触れませんが、なんせ俳句なんで、
みなさんがサクッと立ち読みで済まさないかが心配。共感した方はぜひご購入を。

あと、穂村弘さんは日曜の日経で歌壇の選者をやっておられるんですが、
穂村さんは、「こういうカンジ」が本当にお好きなんやなぁ、、、と思いました。

お岩さんの気持ち

2011-02-10 21:21:49 | テキトウ美術史(日本)
昨年12月より全国的に流行していたインフルエンザ。その流行のピークがやっとすぎつつあるようですね。

私の住んでいる地域ではA型、B型ともに流行っていて、
加えて嘔吐風邪やらも流行中。


日々、細菌・ウイルスにさらされ、
抵抗力が弱っていたのか、先日、突然メバチコ(ものもらい)に
なってしまいました。

まぶたがちょっと腫れるだけで、あの違和感、、、。
何事もない毎日がいかに快適で幸せかを、
実感しました。


でもメバチコって、なりやすい人と
あまりならない人がいるようですね。

ちなみに私は前者で、
主人は後者。

なったことのない人には
よくわからない状態のようで、
急にはれたまぶたに
主人は、はじめビックリ!
あとで爆笑されました、、、。