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書苑よしむら

古書の世界へようこそ!大阪:天神橋筋3丁目にある美術古書籍 書苑よしむらの日々録です。

2年連続おめでとう!

2009-03-01 20:39:30 | 尼崎研究
兵庫県広報コンクールの広報紙部門(市の部)で
尼崎市の市報「市報あまがさき」が特選になったそうです!

広報コンクール、、、、そんなもんあったのか、、、というかんじですが、
たしかに尼崎市の市報は読みやすい!
がんばって作っているのが伝わってきます。

以前はペラペラで2色刷りで2週に1回配布、みたいなかんじだったんですが
(普通の市報ってそんなもんですよね)
ある日、カラーの冊子になりました。(ツキ1配布。)

とにかく紙面レイアウトが凝ってるんです。
難しい財政のこととかもわかりやすく説明。
もちろん大切なおしらせも見やすい構成です。

それに加えて、雑誌か新聞みたいに、
素敵な市民が特集されてたくさんでてくるんですよね。

街のいいとこ、いい人、いっぱい取り上げてくれています。
(前よりは税金使われているんだろうけど、こういう使い方は偉いとおもいます。)


一読者(市報だけど、読者といえるくらい、楽しんで読んでますので、、、)
として、「編集の人、えらいなー」と思っていたので、
きちんと評価されていてウレシイです。


アマのかた、他市の市報はすごくショボいんですよ!(失礼!)

他市のかた、一回市報あまがさき読んでみてくださーい!すごいよ!

次は全国大会に出場するみたいです。ガンバレ尼~!

こんなところに白髪一雄

2009-02-21 13:45:57 | 尼崎研究
写真、見にくいんですが、これ緞帳です。
そしてよくみたら、、、、白髪一雄!!!

絵の具のほとばしった感じまで、忠実に刺繍で表現してあってびっくり~

でも、ここは劇場ではありません。

なんと尼崎市の公民館なんです!
しかも今日は保育園の発表会がおこなわれているのです!

みんな席とりと録画準備にいそがしくて、緞帳どころではありません!

南部再生 最新号 31

2009-01-22 14:40:45 | 尼崎研究
尼崎南部地域の情報誌、
「南部再生」の最新号が届きました。 

今回の特集は「尼ニ住ム」

いやーおもしろい!!

このフリーペーパーの編集のおもしろさ、アートディレクションの質の高さには、毎回驚かされます。

フリーペーパーが好きで10年以上集めてきた私ですが、
これは資生堂の「花椿」に匹敵するのでは?!


是非一度手にとって読んでいただきたいです。
店に置いていますので、またとりにいらしてくださーい!


そして、この特集でいうように、
尼はホント住みやすいですよ~。JRだと、大阪から快速で次なんです!5分!!(たぶん、、)

尼で、自転車でこければ2、3人のひとが助けてくれます!!(事実)
バス停で知らないおばちゃんに飴をもらえます。(事実)

北図書館の人も親切だし、
学童保育は各学校にあって、
市バスはノンステップバスだし、
福祉も色々がんばってくれていますよ。

尼崎の「るるぶ」も出たみたいですし、これをきっかけに、
みんなが尼を好きになってくれたらいいなぁ~

図説 尼崎の歴史

2009-01-11 15:44:46 | 尼崎研究
毎日更新が目標だったのに、ここ数日停止しておりました。、、実は携帯を落としてしまい、UPできなかったのです、、。

さて、そんな中、楽しい本を読んでいます。以前ご紹介した「図説 尼崎の歴史」。

これ、すごくおもしろいです!
カラー図版多数で見やすいこともありますが、構成がダイナミック!なんです。

日本史という、大きな歴史のうねりの中で、

阪神間の一地域(尼崎)とそこに住むヒトビトは
どのような日常を営み続けていたのか、、、ということが、
とってもリアルに迫ってきて、ドキドキ・ワクワク!

大河ドラマ並に楽しいのです!
単なる資料と認知されるのはもったいないなぁ!近隣にお住まいのかたも是非読んでいただきたい!!


尼崎競艇の存在が、とてもすごいものに感じたり、
尼崎信用金庫の設立の理念に感動したり、、、

本当にアマって独特な街だなぁ~と感心します!

また、なんか違和感を感じていた
尼崎の市庁舎は、
なんと村野藤吾の設計でした~~
びっくり!

尼崎にダリ発見?!

2008-07-10 07:47:18 | 尼崎研究
、、、とおもって、よく見たら
前には自転車の列、そして気球も飛んでて、ちょいファンシー?!
実は立花地区にある、青少年センターの壁画でした!

こんなふうに尼崎には、おもしろいものがたくさんあるのですが、「南部再生」を読んでいてもわかるように、ソウルに訴えかける物件は南に集中しているようです。

Eの生活圏は阪急よりも北側の為、日常のなかではおもしろいものには出くわしません。(畑とたんぼと新しい家ばかりです。こないだは、たんぼに鴨の夫婦が泳いでいました。)

阪急の線路を越え、阪神高速を越え、JRに近づく辺りから尼崎の匂いがしはじめます。

やっぱり阪神沿線までいかないと、みんなが満足するような「ザ・尼」的な風景は満喫できないかもしれません。

聖地は阪神・尼。やっぱり違います。
濃縮された空気に、圧倒されますよ!

南部再生 29 号

2008-06-21 11:27:01 | 尼崎研究
尼崎南部の情報誌、「南部再生」の最新号が届きました。尼崎のお仕事特集なんですが、毎号おもしろい特集を考えはるなあーと感心します。連載もいつものように充実。

「南部再生」はフリーペーパーなので店頭に置いております。
興味をおもちのかたは取りにいらしてくださいね。

尼崎研究 南部再生最新号

2008-03-30 19:33:00 | 尼崎研究
尼崎南部地域の情報誌「南部再生」28号 が届きました。
今号は「その時、尼崎が動いた。」がテーマ。歴史特集です。
相変わらずオモシロイデス!そして勉強にもなります。他地域にお住まいのかたにも是非読んでいただきたいです。
書苑よしむらもささやかですが配布協力させていただいております。
店に置いておりますので、ご希望のかたは取りにいらしてくださいね。

研究室 尼崎

2007-06-10 16:34:20 | 尼崎研究
◎「南部再生」
尼崎を愛する人はもちろん、尼崎のことをもっと知りたい「尼ビギナー」も十分楽しめるフリーペーパー。それが「南部再生」です。

南部、とは尼崎の南のことです。
尼崎は南北に長い市で、北部は阪急沿線。
緑が多い割に大阪も神戸も近いため、人気のある住宅街です。

一方の南部はJR・阪神沿線でいわゆる「アマ」。工場が多く、高度成長期は大変な賑わいでしたが、その反面、公害で大変だったり、その後の産業の変化で、街が衰退し、正直イメージがあまりよくありません。

その南部を市民レベルからなんとか再生させよう、と尼崎大気汚染公害訴訟の和解金を活用して2001年設立されたのが尼崎南部再生研究室で、
このフリーペーパーの発刊元となっています。


ですので、南部地域の現状や抱える問題点などが、とりあげられているのですが、それが単なる「報告」には留まらずに読み物として十分に楽しいところに、このフリーペーパーのすごさがあります。


ユーモアをまじえながらポップに、オモシロク南部地域を語られると、「ああ、こんなに面白いとこに住んでいたんだなあ。」と住民の人も喜んでおられるのではないでしょうか。


また、南部以外に住むものにとっても、南部の情報、散歩コース、尼グルメ(?)など、「楽しむアマ」について、余す事無くかたられております。


南部地域の良さ・楽しさ・おかしさ・ヒトの熱気、、、、等などを伝えようとする編集の方々の熱い思いが、本当に伝わってきて、つい熟読。

読みおわったあとも大切にとって置きたくなる、そんなフリーペーパーです。


「南部再生」は尼崎の公共機関や郵便局、阪神の駅、お店などで入手できますが、現在書苑よしむらでも配布しております。

フリーですので、ご興味のあるかたは是非。

そしてアマをスキになって、近い将来はアマっこになってください! (人口減っているそうです!)

研究室 尼崎

2007-06-06 09:18:17 | 尼崎研究
◎市役所
先日、尼崎の市役所に行ってきました。
いつもは支所で用を済ましているので、今回が初・市役所でした。

が、これがすごい!!
公的機関にも関わらず、そこはカオスでした!(毎日働いていらっしゃる職員のかたには悪いのですが、、、。)

新婚さんや、新生児出生届けを出しにきた、幸せそうな若いご夫婦は唯一ほっとできる存在。

職員のかたに絡んでるおばあさん。(オジサン、ではありません。お婆さんだったんです。)
強面のオジサンは当然沢山いらっしゃいます。

案外、ベビーカーおしたママさんが多いのですが、だからと言って市役所内にはほんわかしたムードは全くなく、まるで皆、自分の目的遂行の使命をもった兵士で、市役所は戦場のようだったのです。

これまで訪れた(外から見た)市役所たち、、、、
・大阪市(中ノ島にあるし、見た目はきれい)
・宝塚市(広々してる)
・岸和田市(古いけどお城のそばにあって、立地はいいかんじ)
・西宮市(一帯に公的機関があつまっていて、なんか権威があるかんじ)
に比べると、同じ行政サービスをしているとは思えないのです!

古書店らしい視点でみると、架かってる絵は、すでに壁と同化して、誰も気に留めず、ずらっとならんだ胸像(過去の市長かな?)も、
倉庫から運んできて、置場所がないからとりあえずそこに置いてる感じ。

とにかくカルチャーショックを受けました。
そして、そんな市役所すらスリリングな尼崎が大好きです。

また市役所のある場所が、駅から近いわけでもなく、大きな幹線道路に面しているわけでもなく、
一番栄えている地域、活気のある場所にあるわけでもない、不思議な場所にあるのです。

主人は「昔はあの辺りが栄えていたんだ。農業の中心地があそこだったんだ。きっと。」と推測するのですが、どうなんでしょうか?
ご存じのかたがいらっしゃったら、教えていただきたいです。

研究室 尼崎

2007-06-05 21:25:33 | 尼崎研究
◎尼崎の本
書苑よしむらは大阪・天神橋にございますが、主人は尼崎在住です。

なんとなくイメージの良くない尼崎。

でも武庫之荘あたりは阪神間らしいのんびりした感じなんですがね。

そんないろんな顔を持つ尼崎をこよなく愛する主人は、尼崎に関する本や資料が市にでてると買い集めるようになりました。

すると、案外あるんですね。古地図や、古文書、資料となるような紙物、などなど。

ですので尼崎の本=書苑よしむら と言っていただけるように、いつの日かなれたらウレシイです。
その需要があるか、どうかはさて置き、、、。


そうそう、文化とは無縁のようなアマですが、近松門左衛門の出身地だったりします。
(はっきり言って、尼崎の誇りです。
近松公園なんていうのまでありますよ。
でも市外では、さほど「出身地」には関心を持たれてはいないような、、)

実は、昔はお城もありました。

写真は「市報あまがさき」。
こういうのも、何十年もたてば貴重な資料になります。