ともだちが江の島を初来訪。
さいわい気持ちよく晴れあがり好天にめぐまれた。
ただし風がめっぽう強い。
商店が店先にだしている宣伝用の旗は
強風にあおられ判読できないほど。
海辺を散歩でも…といいかけたけど、
屋内へ避難することに方針変え。
にげるようにi-na cafeへ。
弁天橋をのぞむ立地で、なんといっても眺めがいい。
そのうえ、お茶もジュースもアルコールもメニューが豊富、
地の素材をつかった料理も悪くない味で満足度たかめ。
まずは、鎌倉野菜のスティックを酒盗入りマヨネーズとともに。
90年代はじめには耳にしなかった「鎌倉野菜」。
鎌倉でつくられ、仲卸をとおさずに販売される野菜をいうらしい。
いまではすっかり定着し、人気ブランドとなった感がある。
ズッキーニ、ソラマメ、インゲン豆、キャベツなどなど、
ふんだんな鎌倉野菜とアサリをつかったパスタも注文。
産直しらすをつかった、しらすトマトピザ。
熱いトマト、とろけるチーズ、カリッと香ばしい、しらす。
想像以上においしい。
しらすも、90年代までは
地場の食材としての認知度は低めだった。
子ども時代、夏の遊び場にしていた遊泳禁止の浜で、
「しらすやワカメを干してるからここで遊んだら駄目」
と、なんども大人に叱られた記憶があるから、
しらす漁は「しらすや」のずっと前から
この地域でおこなわれてきたのだろう。
ただ、それは地場産業と結びついてはいなかった。
いまのような状況へとかわった切っ掛けは、
たぶん「しらすや」さんではないか。
地元の漁師さんがはじめた、様々なしらす料理を
食べさせるこの店が流行って以降、あちこちで
「しらす」の看板や旗を見かけるようになった印象だ。
いまでは多くの飲食店のメニューにしらす料理があるし、
産直(生/釜あげ)しらすや、しらすせんべい等の加工品は
お土産の定番のひとつとなっている。
もちろん、鎌倉野菜にしろ、しらすにしろ、
地元回帰志向という時代の流れの影響は少なくないはず。
とはいえ、
時代の流れをつかんでそれに乗るには切っ掛けが必要そう。
それが何だったのか、興味をそそられる。
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