無線操縦

私の趣味のひとつ、無線操縦を紹介しましょう。

混乱の世界情勢から

2016-03-27 16:24:13 | Weblog

12月まで咲いていた四季桜でですが、春の音を聞いて再び咲きだしてくれました。桜は気難しく、取り木、接ぎ木は庭に下すと、なかなか根つかず、何故か枯れてしまいます。実生で生えた木は困るほど大木になりますが、この桜も園芸店で求めたもので、2年越の接ぎ木の鉢植えです。土に相性があるのでしょうか?花弁から純粋の10月桜ではないようです。他の種類と異なり花の付きはまばらですが、でも捨てがたい風情があります。

花は季節に背くことなく、それぞれの持ち味で人々を癒してくれます、何の代償も求めずに。それにしても今人類は宗教に名を借りた争い、しかも不思議なことに同宗であり乍ら幾つにも分派して憎しみ合っている。そして例外はない。いずれも慈悲、愛を唱え乍ら殺し合いも辞さないこの矛盾。釈迦は2千年後は責任は持てないと遺言して涅槃されたと伝えられています。いまその予言された年代になったということでしょうか。何という天才的な偉人ではないでしょうか。詰まるところ貨幣経済に毒された世を創造した人類の自業自得でしょうか。

欧米は一歩先んじて白人優位の世界を当然のように振る舞い、黒人を奴隷として支配し、人の下にに人を作り、黄色人種を黄過と蔑み平気でこれらの人々の住む地域をかってに植民地化して帝国主義を謳歌して自国に富の蓄積をむさぼった。たまたま島国で鎖国を貫いた日本民族がこれに気が付きアジア地域の開放に乗り出し、欧米から悪名高き侵略者呼ばわりをされながら、中国、韓国、アセアン諸国を独立に導いたのが歴史の本筋ではないでしょうか。我が国が黙して鎖国を続けていたら、全く別の世界を見たであろう。そして中国の東北部、朝鮮半島は、ロシア領となることは容易に想像できます、そして我が国もやがては、ロシアの領土になっていただろうと想像するのは暴言だろうか、アセアンは欧米の列強の植民地のままで富の簒奪は続いていただろうし。翻って何百人もの民族の犠牲の代賞を払って現代の繁栄を獲得した日本国の存在を想定することも必要ではないだろうか。これが今日のEUの混乱の主因と思うのだが。

ここに来てEUはアジア、アセアン地域、後進国からの富の収奪が不可能となり、国が貧しくなり、今日の混乱の現況だと論じる識者も存在する。いわば日本のせいで、覇権国が帝国主義が通用しなくなり、過去の帝国主義の付けが、現状のEUの移民の流入ではあるまいか。主犯格の英国が先頭を切って、抜け出そうと画策したり、旧ソ連邦の衛星諸国が欧州連合から必然的に離脱が起こるのではあるまいか。心の内で「ザマー見ろ」と叫びたいが、品の良いこの国の国民は何も言わない、育ちの卑しい小生が一人代弁しよう。

更にここで、お隣の中国が南米や、アフリカ諸国に欧州諸国の帝国主義を真似て見たが、時代のズレか思うような富の収奪は1世紀前とは違うように映る。そして自国の国民を粗末に扱い搾取に専らし、尻に火が付いたという感じである。カネになれば何でもありの国民性、悪いことに経済はグローバルの全盛時代、一国のデホルトは当事国だけでは済まなく、世界経済に波及するのが現世。それにしても不思議なのは我が国だけでなく、世界で瀑買いする中国人の経済力。何で稼ぎ出しているのだろう。金塊を900トンも買い入れたという話も伝わる、我が国の不動産もかなりの量が買われたと伝わる、GDP成長率予想6.5%と豪語するが、輸出輸入の数量からマイナス成長と論ずる識者が多い。倫理も道徳も薄い国民性、何となく薄気味悪い。何かが起こらなければいいが。帝政ロシアが革命によって消滅した際、莫大の負債がチャラなったことはあまり知られていない。中国もこの手を使うのではないかとの憶測もまことしやか。しかし、怖いのは外に向けた冒険主義(戦争)に依る解決だけは、願い下げにしてもらいたいものだ、核兵器は使えない兵器と言われながらも、やはり怖い。陰で客家。華僑のネットワークの存在も大きいとの指摘する識者も存在する。

我が国の経済・政治は不透明が続く、世界の政治経済に多大な影響を及ぼす米国の大統領選も全く先が読めない、我が国の外務省はクリントン降臨に望みをつないでいると聞くが、私共、無産、無知識層にはサンダースやトランプ氏の方が良いように思えてならない。

 

 

 

 

 


この国の民族の劣化に気付かぬ国民性に一言

2016-03-13 14:40:05 | Weblog

前日に続き、何か下敷きがなければ理解できないと思われ、同じ問題をもう少し掘り下げて書いてみたい。問題は 安倍首相の変節に集約出来そうです。就任当初は落ち込んだ経済も3本の矢にたとえた政策で目を見張るほどの持ち直しが見られ、外交問題も格段の差が積み上がりを見せたが、それも14年度で終わり、15年からは失政のオンパレード。八相電改革に始まり、農政ではこの国の食糧安全保障を崩壊に導き、雇用改革では労働者の賃金での貧困化を導入し人手不足を外国人で穴埋めで図る悪政に進める施策計画に走り、この国の将来を無視する言動。何よりもの悪政は政府投資を削減したことであるまいか、有りもしない国の借金を、国民1人当たり何百万円と喧伝したり、洗脳化して、緊縮財政に舵を切ってしまった。1昨年の消費増税もその一環であろう。介護に当たる人々の費用の削減もまた然りである。この職種の離職者の穴埋めを移民政策の導入を考えるは貧困思想取り返しのできない思想ではあるまいか。緊縮財政は財務省の宿命と言われ、これに逆らうと出世に響くと言われている、一目散に励むのが目標化かされた明治以来の官僚の定めとか。これと闘うのが民主主義の尖兵の国会議員だと思うのだが、これと憤然と戦ったのが1930年代の高橋是清と戦後の池田勇人の2人だけとは情けなく。(しかし、池田勇人は旧大蔵官僚)日銀の撃つ手の無くなった起死回生がマイナス金利とは?今後は益々この政策に深みを益すのに固執は避けられまい。経済の大原則は物の生産性向上=経済の向上と言われ、政府が率先して緊縮政策は国の滅亡と同義語でありとさえ言われています。白い巨塔の住人(何を言っても責任の追及のない)に支配を受けた安倍首相はピイロに見えてくる。遠い歴史を紐解くまでもなく、物の生産に励んだ中国はなぜ経済の崩壊に見舞われたのはなぜかと問われれば、GDPの45%を次ぎこみ生産過剰を生んでしまったと答えられる。EUのドイツも緊縮経済を我が国以上にすすめて域内の国を苦して孤立化が進んでいると言われています、更に追え打ちをかけたのが、自国の民族を無視した移民問題で躓き、経済の掟破りのVW問題で影の薄くなったメルケル女史も世界の歴史に名を遺すことも無くなったと見ていいだろう。この日本の失政を警告を発しているのがOECD、日本のメディアがだんまりを決め込むのは、果たして何のためか?ここで政府の借金を切はなし、政府投資を導入しなければ後進国入りは確定だと言われています。安倍首相もこの辺で起死回生を計らねば国民から将来国民もを含めて怨嗟の的となろう。

 参考文献はは月刊三橋3月号より


益々陥穽に沈む日本の経済

2016-03-12 19:03:02 | Weblog

いやしくも一国の国民の幸福を預かる安倍首相は大罪を侵し始めました。新経済学派の御用学者の考えに傾倒し、グローバル経済に舵を切ってしまいました。人間全知全能の神でないだけに、絶対に国民を不幸にしてはいけない筈が生産性を無視して緊縮財政、当然のように経済成長は止まり、将来のこの国の発展の芽を摘んでしもう心配が出てきました。過去の難局を信念に基ずいて守り抜いた為政者の歴史に学ぼうとせず、間違ったことさえにも気つかず、猪突猛進をする。具体的には農政改革、労働規制の改革、介護従事者の手当の削減、人手不足解消を移民問題と数えれば際限がなく、かと思えば「保育園落ちた、日本死ね」の一介のブログにあわてふためくあわて様に、信念の欠片も感じられない小心さが隠せない政権運営ぶり。更に韓国問題で汚点をつけてしまい、後世の人々のそしりは免れまい。

有料サイトの受け売りだが、米国の大統領選挙にまつわる逸話を少し紹介しまししょう。民主党と共和党の対立は薄れ格差社会の対立の様そうです、サンダース氏もトランプ氏もウオール街のカネに頼らない選挙戦で若者の信任を集めて以前の強い米国を目論む、米国の若者は大学を卒業すると3~4千万円の負債を背負って世に出る。産業の形態が代わり、物つくりは衰退し、中間層の働く場所が無くなり、低賃金のサービス業で働く場所しか無く、格差の中に埋もれて行く。そこに目をつけた前出の候補者が昔の米国に戻そうと、自費と寄付金で米国を変えようとしている。政治資金は無制限だが、直接候補者には使え無いのが、ルールとか。しかし相手候補の妨害は無制限とか、候補者の選定にも制度の分かりにくい点も、この国から見ると果たして良否は謎だが、ターニングポイントは間違いあるまい。

物作りで経済成長を計った中国は経済の仕組みは理解していたと言われる中で、没落していく様相に、なぜと思われるが、限度を超えては経済の仕組みからは見放される現象もまた恐ろしい。ここに経済の陥穽が待ち構える図であろう。今さらソフトランデングは無理ではなかろうか?