無線操縦

私の趣味のひとつ、無線操縦を紹介しましょう。

侘助が盛りです

2014-12-19 14:04:38 | Weblog

詫助、季語に逆らって11月から咲き始め今は盛りと咲いています。散り際の潔さが好まれるのか好きな人が多いと聞きます。武士は首が落ちることと連想し嫌ったとも言われます。この花の命の儚さと人生のそれと重なり、心待ちする花です。作家の故立原さんがこよなく愛したと聞いています。

経済の種、主エネルギー価格が最高値の半分に下落しました。消費国は万歳ですが、産油国は青くなラざるを得ないでしょう。原因は複数あるようですが、世界各国の省エネが進み、在庫のだぶつきが大きいと言われ、継いで中国の経済の落ちこみで、爆飲みが終わったせいとの指摘もあります。それにしても、まだまだ庶民の消費するエネルギー、灯油、ガソリンは目を見張るほどの安くなったと感じられませんが、これも流通の仕組みの怪でしょうか。

国家の輸出品を天然資源のみのロシアはこの現象をまともに受け、ルーブルの損傷は30%下落し歯止めがかからない様子、回復に2年は掛かると、かの国の為政者は発言しています。唯我独尊を貫いた、為政者の罠とも受け取れませんか。人びとが生きる最大単位の国とて、同じめぐり合わせの現象でしょうか。世界経済の見通しや予測は益々難しくなるようです。ここで我が国の経常収支がプラスになれば、安倍さんも恵比寿顔でしょう。

さて、ここでわが国を振り返ってみましょう。年末の総選挙、大義がない、抜き打ちだのと騒ぎましたが、安倍さんには理由あったのでしょう、独裁で無い限り一流の頭脳集団のアドバイスがあった筈、この国の将来を見透いたスパンから判断でしょう。それにしても国民の側も一考あるべきと思われます。それは、投票率の低さ、今後この国がどんな状態に置かれても文句を言えない、と言う事に繫がります。財務省に逆らい消費増税を先延ばしの英断は褒めるべき事柄でしょう。財政再建、消費増税賛成派は、すぐにこれを持ち出しますが、人には寿命がありますが、国には寿命は存在しません、政府の負債ですから、国民は少しの心配もいりません、国民が政府に貸している言わば債権です。永久に先送りだって使える手法です。下請けの日銀に買わせる方法だってありますが、インフレになる怖い現象もありますから、これには一考を要しますが。