オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

アイゴの干物

2011-11-29 00:51:59 | 釣魚料理
この前の樫野で1匹だけ、アイゴが釣れた♪
アイゴって、サンノジ程ではないが結構釣ってるのだが、持ち帰らない。
ほとんど海にお帰り願う。
でもこのアイゴはキープ!
何が違うのかって?

サイズですよ、サイズ!!
なんかアイゴって釣れる時は、デカイのばっかりで、ほとんどが40㌢アップ。
それは持って帰りません。
釣れたアイゴは、32~3㌢位。
このサイズが良いんですね。
何がって?
干物にするのですよ。

25~30㌢がサイコーで、せいぜい35㌢ぐらいまでが適してます。
過去に40㌢級を干したこともあるけど、分厚くて上手く乾かない。
それにでかくなると臭いも鼻に付くし。
デカアイゴは、洗いにすると美味いと聞き、何度か食べましたが、敢えて食べたいとは思わない、個人的に。
煮付けにするとポロっと身が取れて、これはこれで美味い。
徳島かな?
アイゴは皿ネブリって言うところ。
まぁとにかく、30㌢前後のものが美味いというわけです。
この日釣った、魚のなかでひそかに一番嬉しかったりして…(笑)

さて、アイゴですが、処理が肝心ですね。
磯臭いというのも分かります。
まず釣ったら、魚ハサミでがっちりとキープして、毒棘を散髪する。
背ビレ、腹ビレ、尻ビレが毒棘です。
背ビレの一番前に「前向きに隠れた棘」が1本あるので、注意を。
散髪後に〆めて、血抜き。
背ビレの少し前から背骨に掛けてナイフを入れて、背骨を断ったら止める。
そして頭をもって胴体から引きはがすと内臓ともポロっと取れます。
カワハギの頭を落とすのと同じ感じです。
海水で洗って、クーラーに入っていただきます。
もちろん、潮氷です。

持って帰ったら、真水で洗って開いて立塩に漬けます。
後は、干すだけ。
独特の臭いは有りますが、これがまた美味い。
しっかりとした身で、旨みが非常に強い。
アイゴが釣れたので、ついでに干物にしてやれとキープされた可哀想なコナガより、美味かったのは言うまでも有りません!
流石に皿はねぶりませんけど…(笑)


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6 コメント

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ヨダレが (gurepon)
2011-11-29 19:05:01
久しく食べてませんアイゴの干物
昔は買ってでも食べたんですが
脂乗り乗りのやつはどんな干物にも
勝りますな。今度釣れたら丁重に処理しよ
日曜のやつはクチブトの方が旨かったです
やっぱオナガは太平洋ですか
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くさいもの (ランプのおじん)
2011-11-29 21:27:03
 匂いがキツクくさいもの、ヘシ子、クサヤ、フナ寿司、など食べるとなかなか止めれません。フェノールケイが人間堪らないのですかね。魚の捌き、たいしたもの流石オカズ釣り師。明日は神戸にて、鮎つり師のほら吹き大界の、飲み会に行ってきます。。
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美味しいですよね~ (ryuto)
2011-11-29 23:28:50
gureponさん
アイゴの開きは、絶品ですよね。
平床のコナガもイマイチでした。
やはり尾長の旬は春~夏ではないでしょうか。
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それほど、、、。 (ryuto)
2011-11-29 23:32:15
ランプさん
このサイズのアイゴは下処理さえ誤らなければ、気になる臭いはしませんよ。
神戸、泊ですか~?
明日は、日帰り名古屋です。
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食いしん坊のN (旨そ~)
2011-12-01 22:26:07
アイゴの干物、しばらく食ってないなぁ。
30前後のよう肥えたの最高やね。
九州ではバリか、ケっ!、てな感じで嫌がられてます。美味しいのにね。

ついにヒラトコに上がったんやね。おめでとう。
樫野での駐車場から磯上がりまでのドキドキ感、よく分かります。楽しいとこでんな。
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ryuto (でしょ~(笑))
2011-12-03 13:22:20
師匠
アイゴ、美味かったわ。。。
このサイズって、なかなか釣れんのよね。
樫野、今シーズンは頑張って走って行こうかと…。
1回位は、行こうぞ!
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