シオ（カンパチ）

カンパチ
スズキ目アジ科ブリ属の魚。

カンパチの子供のことを和歌山・三重ではシオと呼ぶ。
30㌢以下は、シオッコ（シオゴ）とかいうね。
初夏、夏の潮に乗ってやってくるからだろうか。
60㌢級になるとカンパチと呼ばれ、80㌢超えするとアカバナ（アカハナ）と呼ばれる。
最大で全長170～80㌢、体重70㌔は超えるんじゃないかな。


ブリの旬が冬なのに対して、カンパチ／ヒラマサの旬は夏～秋。
特にカンパチは、小型でも上品な脂が乗り旨味が強い。
オカズ釣師としては、ツバスは嬉しく無い魚だが、シオは大歓迎！
本命より嬉しいかも！？
残念ながら磯から狙って釣れる魚ではない。
「たまたま回遊してきたら本気で狙うべし！」の魚だ。
紀東では６月頃から釣れ出すので、夏磯のお楽しみ魚の１つ。
初夏に20～25㌢だった奴が、秋には40～45㌢になる程に成長が早い。
30㌢を超えると浜値でも結構な値段するよ。



背ビレの先から目を通り口元に黒っぽい筋が入る。
それを上から見ると「八」のように見えるので、「間八」だそうだ。
この画像の魚体は、35㌢。
この後に40㌢を釣ったが、ピンボケで残念なことをした。
遥かに精悍で男前な顔してたけどなぁ。