連日の猛暑には、鳥たちもつらいことでしょう。蓮池のカルガモは水を飲んだり、何回も水浴びを繰り返していました。飛び散るしぶきがシャワーのようです。
6羽のヒナが孵っていたカイツブリが暮らすため池。先に孵った4羽は、すでに親鳥から離れて自分で餌を採っていましたが、後から孵った2羽のヒナはまだ親鳥のそばにくっついていました。ところが、浮巣をよく見るともう一つ新しい卵がありました。
子「あれ! お母ちゃん そこにある白いもんは何?」 母「これは タマゴや あんたら知らんのかいな」 子「ふ~ん 初めて見たわ」
母「こうやって温めると ここから赤ちゃんがうまれるんやで。あんたたちも ここから産まれたんや」 子「へ~ぇ そうやったの。知らんかったわ」
子「母ちゃんは こんな格好して座ってはったなぁ。ちょっと やってみるか」 母「そっと 座るんやでぇ! 蹴ったらあかんで!」
母「クーラーないから 水に濡れた草 いっぱい持ってきて 家を冷やすわ。お父さんも 頑張らなあかんで!」 父「わかった わかった」
母「もうちょっと座ってられへんのかいな もう終わりかいな?」 子「もうあかんわ じっとしているのは もうイヤや~!」
こんな会話があったかどうだか? 想像してみました。
ヒナが抱卵している姿にはびっくりでしたが、この卵は真っ白ですので産まれたばかりと思われます。一番子の続きなのか、二番子なのか? 炎天下、大雨にも負けずカイツブリの子育てはまだまだ続きます。
ノビタキが子育てするエリアに隣接してホオアカのエリアがありました。ホオアカの美しいさえずりが響き渡っていました。
岩の上にも・・・
アルプスをバックにノビタキも
遠くに富士山を望むことができました
6月下旬撮影 「高原シリーズ」は今回で終了です
高原ではノビタキの子どもがうまれていました。
枝の先にとまって親鳥から餌をもらうのですが、一瞬の餌渡しにシャッターが追いつきませんでした
お父さんと一緒に
(6月下旬撮影)
子育て中のノビタキは雌も雄も、餌の虫を採るのに忙しく飛び回り子どものもとへ運んでいます。さえずりが聞こえて来ますが、雌も鳴いているようにみえます。
高原での野鳥写真、もう少し続きます。
ノビタキは当地には春4月(1週間ほど)と秋9~10月に、渡りの途中に立ち寄ってくれ、河川敷や農耕地で出会うことができます。夏のノビタキはどんな様子なのだろうと、高原に出かけました。広大な草原のあちこちでノビタキが飛び交い、さえずり、新しい命も誕生し、地元では見たことのない光景が広がっていました。
秋の渡りの時には見られない真っ黒な精悍な顔とオレンジの胸白いお腹の雄の姿
6月下旬、レンゲツツジは見頃が過ぎていましたが、天候に恵まれ素晴らしい自然を満喫することができました。
水田でカルガモが8羽のヒナを育てています。早苗のあいだを右へ左へと移動して採餌し、畦にあがってしばらく休憩します。このヒナたちも無事に大きく育ってほしいものです。
カイツブリのヒナが6羽孵って、育っていました。ため池に造られたカイツブリの浮巣は、水草の中にぽつんんとあり、人から丸見えの場所にあることにびっくりしました。ここ数日のうちに孵ったとみられるヒナで、親鳥の保護のもとで餌をもらっています。これからの暑い直射日光や大雨など、たいへんな天候が続きますが、無事たくましく育ってくれることを願い、その場を離れました。
しばらくの間、都合によりブログの更新を休みました。再開しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
河川敷の葦原に響くオオヨシキリの声は少なくなりましたが、あちこちで姿を出してくれます。ギョギョシギョギョシの声~大きく開けた口の写真を見ると、朗々と歌っているようにみえるのですが・・・
ブログを更新しないので心配のメールや電話をいただきました。申し訳ありません。このひと月に撮った写真も含めて更新して参りますのでよろしくお願いいたします。
キビタキが餌を運ぶ姿に出会ってから1週間が経ちました。ヒナが孵ったようで、雄も雌もヒナへの給餌に忙しく飛び回っています。雄は羽に茶色が残っているので、まだ若い鳥のようです。地味な色をしていて目立ちにくかった雌の姿もよく見かけるようになりました。
口いっぱいにこぼれんばかりの虫をくわえています。もっとくわえようとしています。羽のある虫、足の長い虫・・・
雌がくわえる量はは少なめにいつも感じます
太い木の幹にとまって地上の獲物を探します。草の中にも飛び込みます。
最近は、大きな虫も運ぶようになってきました。ヒナの成長に伴って餌の種類や大きさも変わるのでしょう。
雄と雌が協力して、何回となく餌を運び子育てするキビタキの姿に感動します。ヒナの巣立ちが近いものと思われます。