四季の風にのって

――野鳥とともに――

渦巻き採餌

2024年02月29日 | 日記

私のブログにあまり登場しない冬の水鳥。広い池に40~50羽のハシビロガモが、あちこちで集団になって採餌していました。特徴の「渦巻き採餌」です。みんなで水中の落とし物を探しているようにもみえますが、顔を水面につけながらぐるぐと回って水をすくって餌を採ります。

雄は生殖羽に換ったものや途中のものもまじっています。

仲良くペアだけで回るハシビロガモも

どこかから1羽飛んできました

陸に上がった雄は先にいた1羽を追い払いました

2月もきょうで終わり。カモたちの北帰行がそろそろはじまるのでしょうか。


冬水田んぼ

2024年02月27日 | 日記

冬の田んぼは多くが乾いていますが、いくつかの田んぼには水が張られています。冬水田んぼ(田冬水)とよばれ、土作りや雑草対策に役立つそうです。こちらの田んぼがそのような農法を採られているのかどうかは不明ですが、田の中には多くの餌があるようでいろいろな鳥がやって来て採餌している光景が見られます。

ダイサギ(チュウダイサギ)とコサギ

ケリやハクセキレイも


梅から桜へ

2024年02月25日 | 日記

ことしの梅も桜も開花が早く、先週はつぼみだった河津桜が昨日は3~5分咲きになっていました。メジロのペアは新しい花のほうが美味しいのか、梅から桜に場所替えをして、黄色い花粉で口のまわりをお化粧しながら飛び回っていました。


花から花へ

2024年02月23日 | 日記

今年の梅の開花は例年より早く、公園の紅梅はすでに散り白梅が美しく咲いていました。2羽のメジロがやって来て、花から花へと移動しながら蜜を吸っていました。

咲き始めた早咲きの桜ごしに見えるアオサギのくちばしも朱色に変わりつつあり、鳥たちも恋の季節がやって来たようです。


群れる鳥

2024年02月18日 | 日記

2月上旬、隣の町にレンジャクが来ていることが分かり出かけました。ヤドリギが寄生している桜並木に数え切れない数のヒレンジャクがとまっていました。下には水の少ない川が流れています。高い場所にとまっているので見上げないと撮れません。

そうこうするうちに、数十羽が一斉に川に降りて来ました。水を飲んだり、水浴びをしたり、けんかをするようなものもいたり・・・そしてあっという間に飛び立ちます。こうした動きが3回ほどあったのですが、降りる場所が決まっていなかったり動きの早さに追いつけず、群れのダイナミックな写真は撮れませんでした。ヒレンジャクの中にも1羽や2羽は、のんびり屋さんがいて、それを撮るのがやっとでした。