四季の風にのって

――野鳥とともに――

湖岸にて

2023年06月24日 | 日記

久しぶりに隣県へ出かけました。オオヨシキリとの出会いにはこれまで苦労しましたが、やっとこちらを向いた姿が撮れました。

トビが近くを旋回するのでよく見ると、休憩中の方のお弁当を狙っているようでした。ご用心!

いつも出かける場所と異なる風景ーー湖に浮かぶボートやヨットなどーーを眺めることは、気分的にもリフレッシュできていいものでした。


いきものを育む

2023年06月20日 | 日記

田植えが終わった田んぼには、いろいろな鳥がやって来るのですが、近頃その出会いが少ないようです。鳥が食べる虫や魚がへっているのでしょうか。田はお米を生産するだけでなく、多くの生き物を育ててくれます。ケリの親子が、整列した稲を横切っていきます。田植え前は土の色に紛れて見つけるのが難しかったヒナも、ここではよく目立ちます。親は遠くから見るのではなく、後ろにずっと付いていました。

電線で給餌をするツバメにはよく出会いますが、田の畦で見たのは初めてです。


葦原の歌

2023年06月12日 | 日記

山は青葉でおおわれていますが、葦原も緑の新芽が伸び広がってきました。ギョギョシギョギョシ・・・オオヨシキリのさえずる声があちこちに響いていますが、なかなか姿を現わしてくれません。

こっちを向いてくれると、口の中の美しいオレンジ色が見えるのですが・・・

オオヨシキリは歌の中では単に「よしきり」と表現され、別れ、失恋、望郷・・・なぜか涙や物寂しさとセットで演歌によく登場します。♪よしきりさえも泣いている ♪ただよしきりが啼くばかり ♪啼くなよしきり別れがつらい ♪よしきりなけば母さん思い出す

夏になるとヨシキリがやって来る地域で暮らしておられる方々には、人生や生活に密着した鳥になっているのでしょうね。関東地方の小学校や中学校の校歌にもたくさん登場していました。 ♪歌うよしきり 浮かぶかもめ 朝の江戸川 川風やさし ♪豊かにめぐる多摩川に よしきり鳴くよ葦の中 ♪古利根の水は豊けく よしきりの声澄むところ ♪歌えよしきり中川に 春はみどりの葦の芽そろう ♪緑野萌える江戸川に よしきり鳴いて澄みわたる

まだまだありますが、学校の行事や式典で、子どもたちが大きな声で「よしきりの校歌」を歌っているのを思い浮かべ嬉しくなりました。梅雨空で、家で過ごすことがふえたため、時間つぶしにちょっと調べてみました。


実桜

2023年06月11日 | 日記

山桜に実がなっています。赤い実、黒く熟した実・・・ メジロが次々にやって来ます

やはり熟した黒い実のほうが美味しいのでしょうか?

スズメも食べています

ヒヨドリも入れ替わりにやって来ます

まだ実は残っていますが、だいぶ食べられています。あと数日早ければ、もっと沢山の実がついた桜にやって来る鳥たちに出会えたかもしれません。


ボクにちょうだい!!

2023年06月08日 | 日記

巣立ちしたツバメが2羽、電線で親から餌を受け取っていました。親ツバメが近づくと互いに大きな口をあけて、「ボクに!ボクに!」と要求します。2羽の間隔が狭まると、片方が「あっちへ行って!」とばかりに、頭を使って遠ざける様子もありました。