河川敷のヨシ原でオオヨシキリを撮っていると、空からヒッヒッヒッ・・・チャッチャッチャッ・・・という独特の鳴き声が聞こえて来ます。セッカです。上空を上昇したり下降したりする姿を目で追いかけるのですが、いつも見失ってしまいます。草の先にとまるセッカをやっと見つけました。繁殖期のオスの口の中は黒くなっています。
ヨシ原の中に飛び込みました。巣を作っているのでしょうか?
河川敷のヨシ原でオオヨシキリを撮っていると、空からヒッヒッヒッ・・・チャッチャッチャッ・・・という独特の鳴き声が聞こえて来ます。セッカです。上空を上昇したり下降したりする姿を目で追いかけるのですが、いつも見失ってしまいます。草の先にとまるセッカをやっと見つけました。繁殖期のオスの口の中は黒くなっています。
ヨシ原の中に飛び込みました。巣を作っているのでしょうか?
ギョギョシ!ギョギョシ!・・・ 先週は鳴き声は聞こえても姿は見えなかったオオヨシキリですが、今日はあちらこちらで姿を現わしてくれました。この川原のヨシ原にどれほどのオオヨシキリがいるのだろう?と思いがめぐります。大きな口を開け、喉をふくらませてギョギョシコールを響かせていますが、お相手は見つかったのだろうか?
森にキビタキのさえずりが響きました。やがて開けた場所にある桜の木にやって来ました。しっかりと姿を見たのは今季初めてです。黒とオレンジのコントラストが美しく声量豊かなさえずりに心が引き込まれてしまいます。
昨年は意外な場所で営巣するキビタキに出会い驚きましたが、今年もその機会があるでしょうか? 5月10日から16日は愛鳥週間です。野鳥の数が減少しているとの調査・報告がされています。私たち人間の活動が影響しているとの指摘もあるなか、野鳥の生息地・繁殖地を大切に守ることが大切ですね。
五月の川辺ではヨシ原からはオオヨシキリの合唱が、空からはセッカのヒーヒーヒーという鳴き声が聞こえてきます。ホオジロも草の先にとまって大きな口を開けてさえずっています。どの鳥も伴侶をつくり子育てに忙しそうです。ホオジロの写真がたくさん撮れました。
摘み取りの終わった菜の花畑に10頭(匹)余りのモンシロチョウが絡み合いながら飛んでいました。追かけっこをするように上に行ったり下に行ったり。まとまったりばらけたり・・・ ピントがうまく合わないうちに遠くへ消えてしまいました。
モンシロチョウについて調べたところ、モンシロチョウのオス(成虫)の寿命は10日前後とのこと。その間じっとすることなく飛び回って、メスを探すそうです。モンシロチョウが集団で飛び回るのは、1頭(匹)のメスをめぐって数頭(匹)のオスが争奪戦をしている場面でした。モンシロチョウはアブラナ科の植物に産卵し、幼虫はアブラナ科の葉しか食べないそうです。やがて土にすき込まれる菜の花の畑でモンシロチョウの命をつなぐ懸命の活動が繰り広げられていたことが分かりました。