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両国駅の乗り換え

2006年05月07日 | 東京下町エリアのご紹介
ジャンル:駅と駅

両国にはJR総武線(各駅のみ。快速は通過)と、都営大江戸線が通っています。もちろんどちらも「両国駅」でして、JRに乗っていても都営地下鉄に乗っていても「○○線は乗り換えです」というアナウンスがあります。

ただし乗り換えというには酷い状況でして、恐らく都内で一番乗り換えが大変な駅ではないでしょうか。とにかく遠いのです。JRの両国駅(乗り換えに最寄の東口)はこの辺りです。そして都営の改札はこの辺りです。Yahoo地図の1/1500ですとお互いが見えないほど、その距離、実に500m以上です。この間には連絡通路はありません。地上乗換でそれも狭い一般道を歩きます。普通に歩いたら乗り換えは10分以上は見ておかないと乗り遅れます。

これは最早違う駅とするべきで、都営地下鉄のほうは町名をとって「亀沢駅」とでもするべきでしょう。いや、既に副称で「江戸東京博物館前」と言っているのですから、「江戸東京博物館前駅」でいいと思います。

本当は大江戸線開通時にJRは北東側に出口を新設するべきでした。それでも地上乗換になったかもしれませんが、距離は200mほどに縮まったはずです。連絡通路があれば乗り換えも割とスムーズだったはず。それが実現なかった理由としてはまず江戸東京博物館があったためでしょう。しかしこれは都が協力すれば済んだはず。JRも連絡通路新設に真剣じゃなかったと思います。総武線と大江戸線はルートは被っていないので、費用はかかるでしょうが、連絡目的の利用客は増えたでしょうから、一概にマイナスだとは考えにくいのですが…。そして都営地下鉄側もなぜもっと真剣に検討してくれなかったのでしょうか。

とにかく、乗り換えには10分ほど要すること。雨の日は傘が必要なこと。この2点をちゃんと周知するように両社にお願いしたいところです。


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