Mamieのフランス留学日記 パリCDG空港にて

トールから空港直行のいいTGVがなくて、でも、この重いスーツケースを持って色々乗り換えるのも大変なので、仕方なく、直行のとても早い時間に空港に着くTGVに乗りました。
なのでCDG空港で搭乗手続きの窓口があくまで約４時間待たなくてはなりません。

取り敢えず、空港の人に一番レストランが多い所を聞いて、Fターミナルまで来て、サンドイッチ屋さんのような所に入りました。

カウンターに３人人がいますが、手が空いても、テーブルの物を下げに来るでもなし、勿論、テーブルを拭いたり、落ちてるゴミを拾おうともしません。
日本では考えられない事です。
何処かのクルーの団体がやって来て、やっとその人達がまとまって座れるように、空いた器を下げ、テーブルを拭いてました。

何度も来るうちに、随分フランスのイメージが変わりました。
花の都パリとか、オシャレな国とかいうイメージがドンドン崩れていきます。

トールやサンシールは、綺麗な街で、素敵な家も沢山ありましたが、マダムは、相変わらず、お金がないと、嘆いていました。

フランスの大半の人が苦しい生活をしている気がします。

それに比べると日本は綺麗だし、生活は豊かかも知れません。
ただ、心の中が豊かかと言うと、それは又別の問題かも知れません。

何の為に生きているのか？
仕事が生き甲斐の日本人男性、子供命の日本人女性、兎に角遊ぶ為に働くフランス人。
離婚後、病気に苦しんでる多くのフランス人女性もいます。

私はなの為に生きてるんだろう？
何をしてる時一番幸せなんだろう？
生き甲斐はなんだろう？

人が行き交う空港の片隅でボーッとこんな事を考えています。

TGVの車窓からは、菜の花畑が沢山みえました。