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天と地の間

クライミングに関する記録です。

本匠遊歩道、魚道、切り株エリア

2009年09月15日 | フェース
・先月、一年ぶりに本匠に行ったが、今度は一月ぶりにまた、本匠に行く機会ができた。メンバーは私を入れて三人。



遊歩道エリアの「タラチネ」10dをトライ中の安さん

本匠デビューの人が一人いたので、最初は魚道がよかったが、日が差すために朝一、遊歩道に向かった。
先客は、三人。アップの後、ヌンチャクがかかっている「飛ぶがごとく」12dをレピートしようと取り付いたが、核心がぬめってフォー
ル。その後、これまたヌンチャクがかかっていた「飛ぶがごとくダイレクト」13bに取り付いたが、核心の入り口ではじき返される。数
年前にムーブはできたが点が線とならず、あきらめていたのであるが、今日取り付いて、核心手前ではじき返されてがっくり来た。
やはり、13bともなると酒なんぞ飲んでいられない。それなりの摂生をしないと。それに通いこむ必要もある。しかし、両方ともそれを
行う気力が今はない。ひとつのルートに固執し、何百回もチャレンジする人がいるが、私には到底まねはできない。11a,bぐらいを数多
く登るほうが楽しい。ということで、魚道、切り株エリアに移動し、11クラスを登ることにした。
連れのI辺さんも、安さんもここで2本ほど落とし、成果があった。来て良かった。



魚道エリアの「エンジェルタワー」11aにトライ中のI辺さん

ちょっと、気になったこと

 近年、ボルダーの影響からか、リードクライミングでも上半身裸で登る人が増えたように思える。登るときに気合を入れて裸で登る
のは分からないでもないが、一日中裸でいるのはどうだろうか?見ている人から嘲笑されているのも分からず、一人、悦に入っている
マッチョに近い心理状態のように見えるのは私だけだろうか。
 まあ、これが山や川原なら問題は無いが、遊歩道はなんといっても観光地である。若い女性も来る。わずか1mにも満たない遊歩道
で上半身裸の男と観光客がすれ違うという状況がどういうことなのか分からないのだろうか。それが分からないのが悲しい。もっと悲
しいのは、我々クライマーは登らせていただいているということを認識していない点である。
 おばかで間抜けな人には、ずっとそれを演じ続けさせてあげたいが、ことクライミングにかかわることであれば注意せねばならない。
そう思っているところへ、私の登る番が来て、1本登った後、移動のための片づけをしていたらすっかり忘れてしまった。
次回、行った折にいってやろうと思うが、そのときは寒くなってさすがに裸にはなっていないか。いや、寒いのをこらえて裸で通してい
るかも知れんな。この日も涼しかったし。

アメリカ人は、やたらと裸で登るが、彼らが裸になるのは、ちょっと意味合いが違うようだ。人は、日光を浴びないとビタミンDを組成
できないが、ある人の説によると、かつて日照時間の短い高緯度に住んでいた白人は、それがため、よく日光浴をしていたらしい。そ
れが遺伝子に登録されているらしい。それが災いしているのか、オーストラリアのほうでは皮膚がんが増えている。
コメント
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