蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

ポン酢使用 冬の鍋より 夏のカツオ

2023-06-22 15:02:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和5年6月22日 19/22

今年の初鰹は脂のノリも良く、大きさも例年より大きめで、美味しいと評判だった。
福島に出たついでに駅構内にある寿司コーナーからカツオの寿司を購入した。
これが大正解。
大変に美味しい。

さて、東北地方ではポン酢使用が7月にピークがあるといい、カツオを刺身で生姜を添えて食べるからだと言うのである。
考えてみると、確かにその食べ方は多い。
私などは、季節に関わらず、酢にマグロやカツオを浸けて、その後に生姜、ワサビを乗せ、改めて醤油に浸けて食べることが多いが、ポン酢で代用することもある。

宮城県南部に住んでいるので、仙台ほど恵まれてはいないが、新鮮な魚介類が一年中入手出来るし、福島方面の魚介類もスーパーに並ぶ。
所謂タタキも食べるが、刺し身が初鰹では最も多くなる。
関西のカツオのタタキと東北のタタキは若干の違いもあって、戻り鰹の時期が関西より早いので、脂のノリは関西よりも少なく、さっぱりとしたポン酢を9月頃にも使い続けることも多いように思う。
カツオの臭みが少ないからだろう。

関西の戻り鰹は、藁で表面を焼いて、ニンニクや生姜、青シソなどてんこ盛りにして食べることが多いように思う。
アニサキスなどの問題もあるので、考えられた素晴らしい料理法だろう。
季節も10月からが本番。

カツオは味噌漬けなどで焼き魚として食べることも、東北では多いようだ。
書いていたら、今晩の晩酌の肴はカツオに決まってしまった。
ポン酢で、飯の上に乗せバクバクと食うしか考えられない。


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