鳥インフル対策 養鶏場を「分割管理」 一斉処分回避狙い

河北新報電子版 朝刊
令和5年6月20日 21/26

大規模養鶏場が多くなった。
通常、1軒の養鶏場の飼育する数は、平成16年度発表では31600羽である。
鶏は病気が出やすい。
随分以前は抗生物質などを定期的に、種類を変え与えたりしていたが、病原菌のほうが耐性を持ってしまい、薬で治療することも出来なくなったりする。
その後は、必要最低限の予防薬だけの投与になったのでは？
詳しく知ってはいない。
病気や虫などの影響が出やすくて、大変な仕事と言うことが分かるだけ。

消費者としては、生卵かけご飯が好きなので、ブランド卵を購入していた。
このところの高騰で、とても手が出なくなってしまった。
生卵は微妙なので安心できる物を購入したいが、最近は卵焼きなどに移行している。
若干、生臭く感じるものがあって、スーパーなどで買う場合は、料理せざるを得ない。

鶏舎一棟ごとに作業用長靴の洗い場を設け、エアカーテンのように上部から空気で壁を作って排水の溝で空気を受け止め流して、ビニール服と手袋を着替え、小空間で全身を出入りごとに消毒する。
だいたいのところは、このような対応になるだろうか？
鶏舎に空気清浄機を置いている場合も多くなっているのではないだろうか？
そうそう、鶏舎を洗ってから出る排水も、処理槽で一気に消毒するだろう。
設備投資も馬鹿にならないが、大変すぎるので廃業も増えるだろう。
卵の価格が高止まりになるのは目に見えるようだ。

冷蔵庫に卵が入っていないと、何故か切なく感じる。
料理する方々に聞くと、ほぼ同様に答える。
卵が如何に食生活を支える優等生だったかが、非常によくわかる気がしている。
私のように、好きで飯作りをしているのはともかく、ご家族に美味しいものを提供しようとしている主婦の方は、どれほど大変だろう？

しかし、ロシアによるウクライナ侵攻後の影響もあるだろうが、岸田政府の失政の影響は日本をことごとく破壊し続けている。
これで、未だに支持率が30パーセントを超えているなど、信じられない。
ひとり岸田文雄が非業の死を迎えてくれたなら、だいぶ良くなるに違いないと思う私の気持ちは、我ながら悲しくなってくる。