蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

社殿修復に、CF募る

2024-05-14 10:06:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年5月14日 24/28

いまや新聞題字にも意味不明なアルファベットが踊る時代。
CFとはクラウドファンディングの省略。
そして、神社社殿修復に、広く浄財を集めたいと、隣合う別の神社の宮司他、地域の人々の想いで始まった。
元々の宮司が亡くなり、氏子もバラバラとなって、管理する人材は居なくなっている。
鶴岡市大山公園の《三吉神社》は、由緒ある神社と言う。

近年の寺社仏閣は、私は役割が違ってきているように思える。
当然スピリチュアルな場所ではあるが、様々な時代条件の変化に伴い、思想宗教の是非に関わらず、お参りする人々にとって、パワースポットとなっていると思うのである。

私事だけれど、珠に腰痛や幾多の病気で四苦八苦していることは、時に触れて書いているので、ご存知の方もおいでだろう。
偶然に車を替えたら、ほとんど事故にあっていないのに、擦られて、次には自損だが縁石に乗り上げ、挙句はホームセンターの大きな駐車場で脇からドンッとぶつけられる始末。
三度も悲惨な事に出逢い、増して投資詐欺にまで遭ってしまった。
また、目に出ていた脂肪腫の手術は最善の医師を選んだつもりが、椅子が合わず、医療事故寸前の状況で手術した。
あまりにも重なるので、友人と行って素晴らしかった会津薬師寺に片道3時間の道のりを伺って、厄祓いの護摩供養を行ってきた。
そうしたら、友人が腰痛の最先端技術の病院へ行ってこいと費用を持ってくれると言う。
高額な治療なので、申し訳ないので躊躇したのだが、自分の症状をその医療機関にメールで問い合わせたら、多くの人が改善しているという。
トントン拍子で話が進み、来月に診療治療を受けることになった。
自分にはご利益があったのではと思えてならない。

パワースポットは、結局は自己満足の行為だろう。
良い悪いも人それぞれだから、心の持ちようだと思う。
しかしながら、外国人観光客が有名な寺社仏閣に詣でて、幸運に出逢ったと言う例は多いのだそう。
先日見ていたYouTubeでは、外国人が両親が出会ったお寺にお参りに来たと、彼と彼女のカップルで言っていた。
幸せな両親と同様に結婚したいと、はるばるヨーロッパからの来訪である。

この《三吉神社》
山形県鶴岡市大山公園の歴史ある『三吉神社』屋根瓦修復プロジェクト - クラウドファンディング READYFOR

山形県鶴岡市大山公園の歴史ある『三吉神社』屋根瓦修復プロジェクト - クラウドファンディング READYFOR

山形県鶴岡市大山地区にある三吉神社。歴史ある文化財ですが、屋根瓦の破損が深刻な状況になっており、早急な修復が必要な状態です。 - クラウドファンディング READYFOR

 
のご利益があるかどうかは知らない。
だが、クラウドファンディングの後で、もしかして宝くじに当たる人が出て来たら、一気に有名神社になってしまうのだろう。
あまりにも大勢の参拝客が頼み込んだら、神や仏は大忙しでご利益は薄れるかもしれない。
陰徳を積むのが、パワースポットの良い方法と、はるか以前に教えられた先輩に、最近は感謝する気持ちになっている。

「著しい近接」解明が鍵

2024-04-22 08:10:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年4月22日 21/22

海上自衛隊ヘリコプター2機が衝突事故を起こした模様。
今回のsh60k哨戒ヘリコプターは、衝突防止のT-CAS(Traffic Collision Avoidance System)は搭載していないのだろうか?
2機のフライトレコーダーが回収されているので、原因究明は急速に進むだろう。

卑近な例だが、私は最近連続で軽い自動車事故に遭った。
3連続で、1度目は狭い道路を対向車がスピードを落とさず、しかもやや内側にハンドルを切ってきた。
交差するのがギリギリの道路幅では避けるのが限界がある。
当然だが、当方は減速していたので微かに触れただけで回避した。
車道から歩道に乗り上げるための鉄板が置かれて居て、商店の駐車場へ進む仕組みになっていた。
その鉄板を回避するのに車道側にハンドルを切ったように思う。
ドライブレコーダーによって、確認した。

2度目はT字路を曲がったら対向車が来たので歩道側に回避して、縁石に乗り上げた。
自損行為である。
車道歩道の中間に縁石がある道路を、縁石無しの白線分離に錯覚した。

3度目は、大型駐車場内で出入りの広い道路を進んでいたら、脇から高級RV車が飛び出してきて、サイドを削られた。
相手側の不注意で、おそらく衝突防止の機器が付いているはずの車種。
相手に全責任があるので、話し合いの上で応分の負担をして貰った。

しかし、免許取得して以来、二度の貰い事故以外の事故経験は無いので、かなりのショックである。
ご利益のあると言う会津薬師寺に片道3時間をかけて護摩供養の厄祓いをして来た。
一昨年に伺って、同様のお祓いをして、非常に気に入った名刹である。

また、右眼球に脂肪腫ができて、以前から迷っていたが切除手術を受けた。
数日前に手術だったので、まだ痛みが残っている。
どうにか腫れが引いた。

若い頃は75歳を越したら、運免許返納も考えるつもりでいて、だが現状自己判断では運転技術が低下した自覚は無い。
今年77歳の年齢なので、出来る限り厳密に自己判断を行うつもりである。
数人の若い連中に、時々運転を確認して貰うようにもしている。
女房にも、不安があればすぐに言えと言っている。
老化は、等しく訪れる。
自分で大丈夫と思うだけでは不十分。

さて、海上自衛隊ヘリコプター事故に話を戻そう。
最近重大事故が連続しているように思う。
操縦技術は充分な、数百時間を優に超えるベテランの域に到達していると思える年齢、階級の搭乗者に思う。
勤務中の事故は、あまりにも心が痛む。
日々、訓練を怠っては居ない前提である。
厳格に注意しても事故を防ぐには限界があろう。
AI全盛の時代。
更に安全性向上に務めて、事故ゼロの機体を目指して貰いたい。


三菱重工 | SH-60K哨戒ヘリコプタ

三菱重工 | SH-60K哨戒ヘリコプタ

主要任務は,対潜戦,対水上戦,警戒・監視,輸送及び救難,通信中継などです。着艦誘導支援装置を装備しています。

三菱重工

 





プベルル酸 経路不明

2024-03-31 17:06:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年3月31日 25/26

小林製薬の紅麹を使用したサプリメントにより、健康被害があったのではないかと、様々な方面から検証されている。
このような化学製品の既知のものについて知る場合は、「メルク・インデックス」と言う書物に最初に当たって、どのような性質のものかを確認する作業が必要となる。
詳しいことを書き出すと、大部分の方々にとって不要な文になるだろうし、専門家の方々には直接の読み出しが必要だろう。
従って、要約さえ必要では無かろうと考えるが、作業の順番として、最初の手順を示して、所見を述べるところからスタートする必要性までは、論を進めるのに化学を用いるために、外せない。
そして、紅麹を先ず考えてみれば、怪しい点は皆無である。
製造元の小林製薬の製造ロットを再検査を含む確認で、大阪工場で作られた33ロット中で4ロットに、問題の何らかの混入が疑われることがわかった。
また、本来は有り得ない青カビ由来を考えられる、プベルル酸と言う物質が、おそらく見つかり特定されたのだろう。

青カビは、これまでもペニシリンなどの抗生物質の元となったもので、いい加減な説明をするなら、未だに全てを分析特定がされているとも言い難い。
正確な言い方に直すなら、ほとんどについては成分などを特定されているものの、依然として作用などが不明の成分を有するのである。
その例のひとつに、今回特定されたプベルル酸がある。
マラリアに効き目のある抗生物質とは言えるが、その他のことは不明のものと言える。
これは、紅麹とプベルル酸の組み合わせでの作用があるのか、プベルル酸単体で作用が起きるのか、あるいは他の物質との複合により起きたのか、は今後の検証に依らなければ言及できない。
今回のような事故を契機に、プベルル酸についてはより深い研究対象になると言える。






この場合に、化学式の近い物質などの性質と比較して、徐々に絞って行くのと、固定の物質としての安定性、また分離交雑について可能性を詰めて行くなど、多様な検証が必要となる。
例えば、煮沸した場合の変化などは時間ごとに、それぞれを検証する必要がある。
煮沸によって、生成物があるのかなどを調べ尽くすのである。
よって、どうしても時間は必要だろう。
今回については、プベルル酸に事故の原因がありそうだと特定するところまでは出来たと言えると思う。

長々と、理屈を書いたのは、政府は中国由来とされる新型コロナについて、ろくに検証もされていない、しかも製造やその他の様々なことが不明な、コロナワクチンを国民に大量に打たせて、疑われる死亡者が大量に発生しているにも関わらず、日本国内の製薬会社を始めとする多くの企業に、コロナワクチンについての安全性などのほとんどを説明することなく、検証もさせずに、国民へ義務付けした。
論理的な説明は、未だに不十分と言える。
更には、殺人ロットと呼ばれる製造番号のワクチンまで出てくる。

横揺れでロッキング脱線か

2024-03-29 09:52:00 | 日記





河北新報電子版 朝刊
令和6年3月29日 26/28

2022年3月16日23時36分に、福島県宮城県で震度6強の地震が発生した。
この地震により、東北新幹線福島↔白石蔵王駅間に於いて、東京発仙台行き、やまびこ223号が17両中16両が脱線。
68車軸中60軸が脱線したことによって、脱線予防の「逸脱防止ガイド」は適切に機能したものの、なおさらに脱線予防措置を進めることをJR東日本は報告した。






16日当日の状況は、最大震度5弱の一回目の地震により非常ブレーキが作動して停車、二回目の最大震度6強により、「ローリング」が起きて車輪が左右に浮き上がりレールを逸脱したと見られる。
一般的な理解として、緩衝装置にはバンパーとサスペンションがあるが、さらにダンパーにより、揺れを吸収して、安全性を向上させることが考えられるとしている。

あの3月16日の地震は、東日本大震災時の震度7を経験している身としても、非常に大きい地震だった。
町の家(両親の住んでいた山の家もあるので、当日は私は山の家に居た)は築100年を超えるボロ屋なので、そちらに住んでいる女房が下敷きにでもなったのではと、慌てて連絡したが、どうにか持ちこたえて、折り返し直ぐに無事との返事があり安堵した。
他地域に子供たちは住んでいるので、それぞれと連絡していたようで、私だけ入っていない家族間のLINEによる連絡網はあるのだが、女房がハブになって、代表で報告してもらうシステムである。
そのような地震などでは、電話で声による通話を優先しているようだ。
山の家のほうは、名取市の瓦屋が適当な仕事をして、修理依頼をしてみてもナシの礫で、連絡がついても無作法なことはこの上も無い。
お陰で、今なお屋根瓦はズレてしまっているようで、大雨などでは、どこか家の中で洪水が起きているようだ。
直そうと女房に相談しても、我関せずと、修理することを了承して貰えない。
私が元気だった頃であれば、指図してどうにか修理するのだが、背骨が圧迫骨折しているので、転げ落ちたら、良くて車椅子、最悪の場合は死亡よりも寝たきりのほうが怖い。

世界一安全な乗り物と言うのは飛行機と言う。
しかしながら、日本の新幹線システムの安全性は飛行機を越えて、他に類を見ない。
そして、今回のような自然災害による事故であろうと、さらなる安全性を求めて改善を図る関係者各位に心から感謝を申し上げたい。

日本の新幹線の技術をかっぱらって、様々な最先端技術の粋を集めたと称する中国の高速鉄道(新幹線)もあるが、似て非なるものと言わざるを得ないようだ。
2011年、中国浙江省温州市での中国高速鉄道の事故では、36名の死亡と190名以上の負傷者らしい。
日本の新幹線で使用されている「絶対に緩まないネジ」は日本の誇るべき町工場のハードロック工業で作られている。
中国を始め、多くの国々で同様の物を作るよう努力を重ねている。
いずれはどのような製品でも、同様の物は作られるだろう。
進歩とはそうであるべきとも思う。
だが、それ以上を日本は目指している。
中国や韓国のように、他国の技術は盗むもの、と言う文化は日本には無い。
そう信じているが、近年の若い日本人の一部には、また異なる考えの方々が育って来ているようでもある。
いつまでも日本人の誠実な勤勉性が失われて欲しくはない。
この思いは難しいだろうか?

違法賭博か 水原通訳解雇

2024-03-22 07:50:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和6年3月22日 1・22・25/26

昨日、3月21日にドジャースから、大谷翔平選手の通訳である水原一平氏が違法賭博に関与し、大谷翔平選手の口座から送金を行ない、ドジャース球団から解雇されたと報道があった。
大谷翔平選手の代わりの通訳には、かつて前田健太投手がドジャースに在籍した三年間、通訳を務めたウィル・アイアトン氏が務めると発表された。
アイアトン氏は現在はデータ分析を担当しており、山本由伸投手などとも交流している。
15歳まで日本にいた日本生まれの、過去にはWBCにも出場したことのある選手だった。

現在は捜査中とされているが、総額は6億7800万円と推定されている。
2021年から始まっていると見られており、当初は違法賭博と認識していなかったようだ。
アメリカで40州では合法とされているが、関わっていた ブックメーカーの違法賭博捜査中に大谷翔平選手の名前が浮かび、大谷翔平選手の広く知られている性格や行動から、大谷選手そのものの関与はなかったと判断されて、水原一平通訳が特定された。
なお、水原通訳の説明も2転3転していて、今後の展開次第で大谷選手にも何らかの影響が出ることは避けられない見通しとなっている。
野球以外のスポーツの違法賭博との報道なので、直接的な八百長などとは違い、ある程度の落ち着きも見られているようだ。


※ようやく春めいてきて、腰痛の原因となっている脊椎の潰れた部分の痛みが少しずつ和らいで来ております。
元より圧迫骨折が治るわけもないのですが、日中の気温の高い時は、時間を惜しんで遊び步っておりますが、時々急に気温が下がる時は、歩行困難で、トイレに行くにも痛みで立ち上がることもできず、日々の変化に戸惑うこともしばしばです。
若い時期に、ある程度の筋肉を鍛えた時期はあったのでしたが、もっとキチンと鍛えてあったなら、もう少しはマトモに歩けるものと、残念でなりません。
近況報告でした。