蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

牧野富太郎 功績今再び 県内の足跡追い生涯学ぶ

2023-08-21 23:29:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和5年8月21日 14/22

暑いですねえ。
植えてから40年物のモミジが枯れました。
我が家も考えられないような植物の状況になっています。

植物と言えば、日本の先駆者は一番に名が上がるのは牧野富太郎でしょう。
もっとも、シーボルトのような博物学からアプローチする方法は、廃れてはいますが、無いわけではありません。

東北植物研究会の上野雄規氏は、自分のフィールドである白石市の中央公民館に、東京大学総合研究博物館准教授の池田博氏を招いて、NHKTV「らんまん」のモデルになった牧野富太郎の業績を紹介する講演会を開催した。
250名という、大勢の参加者で盛況だった。

上野氏が仙台野草園の園長だったこともあり、また市井の研究者として、牧野と同時代の地元白石の齋藤四郎治の研究成果を上野氏が再発掘して世に紹介し、大きな反響を得たことの報告など、多彩な講演会になった。

また、七ヶ宿町の「水と歴史の館」に於いては企画展「『牧野富太郎』が名付けた七ヶ宿の植物」を11月19日まで開催している。

牧野が高知県で発見した「ヨコグラノキ」の北限が七ヶ宿町であることを、同町にある貴重な植物などと一緒に紹介している。