蝦夷犬(エゾイヌ)

奥羽越列藩同盟の東北北海道さらに新潟県をテーマとして、地域の新聞から記事を選び、勝手なことを書きたいと思う。

「あたらない」カキ 陸上養殖 海洋深層水使い世界初

2023-08-05 07:38:00 | 日記
河北新報電子版 朝刊
令和5年8月5日 6/28

東京大学との共同研究で、あたらないカキの陸上養殖に成功と言う。
幾つかのアイディアは、カキ好きな食いしん坊達は持っていたと思う。
3年後に45万個の通年出荷を目指すという。
現段階での卸価格は300-500円。
初期段階ではいたし方の無い価格だろう。
だが、どのような商品であれ、圧倒的に市場を席巻するのは、適切な価格でなければなし得ない。
夏牡蠣と呼ばれる岩牡蠣の価格を下回ることが出来たなら、市場性は抜群だと思う。
目指す価格は、そこに置いて欲しい。

もちろんだが、ブランド戦略は絶対的に必要である。
普及品からスタートした上で、次に目指すべき部分は、他の追従を許さない品質とボリューム感だろう。
山形県酒田市で冬の牡蠣貝の三倍ほどの大きい岩牡蠣を食べた時の幸福感は、いまだに忘れ得ない。
陸前高田市の岩牡蠣はそれ以上と聞き及ぶ。
目指すのは、そこだろう。

考えられる市場性は、この段階で他の牡蠣との差別化はできるはずだけれど、頭に書いた牡蠣好きな食いしん坊たちが夢見るアイディアはここからだ。
例えて言えば、フルーツ味の牡蠣。
レモン味とかカカオ味など、付加価値が付いた牡蠣は、これまでの牡蠣の概念を超えた市場性を持つはずだと思っている。

日本に棲息する牡蠣の種類は25種と言われている。
以前にフランスで食べられていた牡蠣は、記憶を頼りに書くと円形だったように覚えている。
現在のフランスの牡蠣は宮城県をルーツにしている真牡蠣なので、日本とほとんど違いがない。
当然だが水質は違うので、そこで生息するプランクトンも違う。
牡蠣はプランクトンによって味が決定づけられているとか?

これまで行われなかった様々な世界中の牡蠣の種類を交配することが可能になるはず。
何を言わんとしているのか?
そう、遺伝子を読み出して、これまでに存在しなかった、絶品の牡蠣を作って欲しいのである。
人間は欲望の権化である。
ちょちょ?
お前だけだろうって、そこの誰だか分からないアンタ( ̄▽ ̄;)
誰だって、食ったことの無い、超絶絶後の旨いもんを食すのは夢って言ってんじゃない。(笑)
想像するだけでも、ヨダレが湧いてくる。
人類の未来は明るい。