
バイオリン弾きにとってビブラートとは
指紋のようなもの。
顔というよりも表情。
とにかく色気とか、雰囲気とか。。
素晴らしい演奏は、
ドキドキするし、人を魅了します。
それも音に表情があってのこと。
とにかくビブラート制するものは
表現力に格段の差がでます。
さて、ビブラートの習得で大切なのは、
一番最初に習った先生の教えです。
ビブラートを習うのは音程が安定してからで、始めてすぐには教わりません。
でも、バイオリンの構え方、
左手のセッティングの仕方、
指の置き方とか 圧力とかで
ビブラートの質が変わります。
音程の微妙な感覚もビブラートにでます。
私はオイストラフとかレーピンのロシア系のビブラートが好きです。結構、指の腹で弦を押さえてます。色気すごいです。
グリュミュオーとかハイフェッツは指をたててますね。硬派です。
パールマンは独特で、ひらひら指と手首のビブラートが主のように感じです。
数々のビブラートを習得して
いろんなキャラクターやカラーを表現できるようにしたいですね。