ヴァイオリン日記

オーストラリア・メルボルンでヴァイオリン弾きをしてます。日常生活で感じたこと、経験した事、きままに更新しています。

性格

2006年07月31日 | 教えること
いろいろな子供達をみていて思うのですが、
やはり生まれ持った性格というか、気質というのは、
音楽を勉強する上でその違いがよくでています。

神経質な子もいれば、大雑把な子もいる、
はげしく、大胆に弾く子もいれば、繊細に美しく弾こうとする子もいる。

気質というのは、持って生まれた性格のベースですね。
それから、色々な経験や、教育、環境によってさらに個性のある
性格が形成されていくのですね。
でも、やはり持って生まれた気質は、後の性格のベースになるのでしょう。
今私が教えている生徒達の30年後、
彼らがどんな人格になっていて、どんな人生を歩んでいくのか、
今の彼らの気質をみると、ほんのすこーしですが、
想像がつくこともあります。


誕生会

2006年07月24日 | ひとりごと
7月20日で無事に28歳の誕生日をむかえました。
とうとう、28歳。。30歳まであと2年です。。。
さておき、という事でお友達を呼んで28歳女独り立ち誕生会を開催しました!



これは私の席から撮った写真です。




ちなみにこのレストランは家の近所で、この日はスペシャルメニューで
ランチ26ドルのコースです。

自分の誕生会に自分でHappy Birthday弾いちゃいました。。
これは、チェロのカーラとギターのミシェルです。


この日は天気もよく、テラス席が春のようにぽかぽかでした。
なんか一人結婚式みたいですが、ま、一年に一回ということで
今回は結構派手に、お祝いしていただきました。
たくさん、プレゼントもいただき、来て下さった皆様ありがとうございました。

動物愛護?

2006年07月09日 | ひとりごと
お友達からとてもかわいい写真をいただきました。
本当にかわいらしいですね。
みなさんは犬派ですか?猫派ですか?
私は小さい頃から犬を飼っていたので犬の方がなじみあります。
でも、今のここの家には猫がいます。
その猫もかわいいんです。。。
それぞれよさがあって、なんとも言えないですね。
犬好きな人は、コミュニケーションを大切にし、上下関係に厳しいとか。
一方、猫好きな人は、独立心を大切にし、几帳面だとか。。

ちなみにオーストラリアには動物愛護家が多いです。
そして、ほとんどがベジタリアン。
この前、日本食レストランであげ出し豆腐をたのんでいた
オージーが<だし>ぬきで注文していました。。。
ベジタリアンだと思われますが、あげ出し豆腐をだしぬきにしたら、
たんなる揚げ豆腐ですが。。。
 
私の記憶では日本にはそういった動物愛護+ベジタリアンの人って
あまりいないような気がするのですが。。
ベジタリアンの人も稀ですよね。。
これは、文化の差なのでしょうか?






いい音

2006年07月04日 | 教えること



写真は才能教育の創始者鈴木慎一の姪、鈴木ひろこ先生です。
先週メルボルンで行われたConferenceにゲストとして
わざわざ日本からメルボルンにいらっしゃいました。
多くの生徒や教師、親を魅了する笑顔の絶えない、素敵な方でした。



今回のconferenceで、私が学んだ事は<いい音をだすための教育>です。
ヴァイオリンは同じ楽器をひいたとしてもそれぞれ音が違います。
ビブラートや、指の太さ、圧力、
その人の個性がそのまま音に現れやすい楽器です。

その証拠に今回彼女は鈴木慎一が使用していた楽器を
私たちに弾かせてくださいました。
20人ほどいましたが、それぞれ音が違います。
いい音はいい耳をもってはじめて創造されます。
全神経を集中させて、聞く事ができる能力を育てる。
それが<いい音をだすための教育>の一歩だと思います。

今回のconferenceでは約1500人の参加者がいました。
私は風邪との闘いで、毎日6時起きがかなりしんどかったのですが、
充実した一週間を過ごせたと思います。
みなさんもどうぞお体には気をつけて。。







姿勢

2006年07月01日 | 教えること
楽器を弾く事と運動神経はかなり関係があると思います。

足の速い子、遅い子がいると思いますが、私はそれは先天性のもので、
遅い子が足を速くする事はむずかしいんではないかと思っていました。
 
以前日本で、足の遅い子の走り方のフォームを矯正することによって、
足が速くなるという番組を見ました。
それは、ヴァイオリンにもいえると思います。
正しいフォームを身につけている子供は、
難しい曲も練習次第で弾けるようになりますが、
いくら練習しても、正しい(要領の良い)フォームを身につけていなければ、
なかなか磨きをかけるのは難しいですね。

子供には、正しい姿勢をしっかり教える事がかなり重要だと思います。
後で矯正するのは大変ですからね。
ただ3歳や4歳の幼児に関しては、まだ手の関節がしっかりしていなかったり、
体の成長が十分でない事も考慮して、何が可能で何が不可能かを
判断するのも教師の難しいところですね。