RSM MBA Life

オランダロッテルダムにあるRSM Erasmus UniversityのMBA Programに通う学生達の日記。

Term3 Advanced Course (Marketing)

2019-07-03 15:18:56 | MBA20全般
サキコです。Term 3 の Advanced Marketing について紹介します。
期間:6月 (1日2クラスの日もあったので、約2週間で終わりました)

■概要
Term2のMarketingで学んだSTP (Segmentation, Targeting, Positioning)などをさらに追求していくと同時に、新たにCLV(Customer Lifetime Value)などを学びました。AssignmentはPre-readingのケースに沿ったIndividual Assignment×4 + CLVのシミュレーションゲーム(group) +Presentation (group) + Pre-readingのケースを元にしたProposal(group)と盛りだくさんでした。ただ、Examもないし個々のAssignmentもそこまで重くないので、他のAdvancedに比べたら負荷は低いと思います。

■特徴
CLVのシミュレーションは、”Customer Centricity”という名前で、Chief Marketing Officerとしてmarket valueを高めることをゴールに戦略的に予算配分(Advertising / Customer Service...) していきます。Term2のMarkstratに比べると得られる情報、意思決定できる範囲が少なく、ややつまらないのが正直な感想ですが、ビジネスにおいて完璧な情報を得られることはないという観点ではある意味Markstratより現実に即したゲームです。Gradeに反映されます。

Presentationは「MarketingにおけるTrend」を各チーム(全7)30分発表するというものでした。私達のチームは「Advertising Fatigue (広告疲れ)」をテーマに、いかにCustomerを惹きつけられるかをSpotifyのStory telling手法など会社の成功事例を用いながら発表しました。他チームもiBeaconやSustainability×Marketingなどバラエティに富んだテーマで、興味深いプレゼンでした。

Individual Assignmentでは日本のバッティングセンターのケースが出ました。少年野球、セミプロ…など複数のセグメントの中でどのセグメントをターゲットにするかをケースの情報 (新規顧客獲得費用 [acquisition cost]、churn rateなど)を元に決定します。

■感想
Segmentationの方法についてTerm2のMarketingではカバーし切れていなかった範囲を深く学ぶことができたのは良かったです。ただ全体として基礎、知識的な内容が多かったことから、Term4に開講されるElectiveのMachine Learningや統計システムRを使ったクラスを楽しみに待ちます。


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