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父との思い出

2008-09-03 18:10:24 | 日記
悲しいので父との思い出を書くことにします。

父は小さい頃から船にのっていて半年に一回しか帰ってこない人
でした。

帰れない時は船舶電話という通話料の高い電話を数十分
時々かけてくれました。

いつも母とを最後にしてたような気がします。

本当は誰より母と話したかった。

一緒にいたかった。

私が短大にいかず、高校も私立にいかず。
地元で行き、結婚して今も幸せに主婦とかしていたら。

父は孫二人に囲まれ。もしかしたら名古屋へくることもなく
苦労することもなく、幸せに今も母と老後をすごしていたのでは
ないでしょうか。

天国にいる父に、あやまりきれない。

私を作らなければ苦労することもなく母と二人仲良く
やれたのではないですか?

今天国で幸せですか?

私はできるならもう生まれ変わりたくないです。

死んだら静かに。生まれ変わることのない魂として
この世には戻りたくないです。

父は優しくて。

でもその優しさにかえしてあげれるものはひとつもない
まま旅立たれてしまいました。

今も思い返せば、生きててこんなひどい目にあうのかって
自分でも気落ちしていた私を。

何もいわず支えてくれてた父。

あなたがあの時そばにいて見守ってくれていたから
今の私がある。

どうしてつれていってもらえないのかって葬儀の間中
私は泣いていた。

母も泣きたかっただろうに。

いいのだ、しっかりした娘でいる必要なんてもうない。

父はいないのだから。

この世に生きている限り誰かに愛されたいし
必要とされていたいけど

それを他人に求めるのはきついと最近自覚している。

心おきなく甘えられた父にまた会いたい。

会いたい人はもうこの世にいない。

無情だなって。本当にそう思う。

このブログには心を書いていい、そう思う。
だめでもいいじゃない。

そんなしっかりした人なんていないよって。

私は何一つしっかりできない人だった。
泣いてばかりで、初めての学芸会は泥棒さんの役しかできない
みじめな写真しか残ってない。

素材がだめな私をかわいがり、勉強を教えてくれた母に感謝
している。

でも本当にだめなわけだからかなりな努力が今の私を
作っているから。

些細なことができずに今も悩むことはたくさん。

お父さんに会いたい。

迷子になったり、不安で仕方なかったり、未だに人が簡単に
できることができなくて悩んだりする。

だまってよしよしって。何も言わなくても
バイバイまたねって手をふってほしい。

人前でもう大丈夫ってしっかりしているふりがずいぶんできる
ようになった。

でも。大切な人がいなくなった悲しみは時々私を
おそってくる。

休みは嫌いだ。考える時間があるから。
夜も嫌いで。ひとりの部屋でいるとたまにせつなさから
何も考えられなくなる。

お父さん、せめて今はすごく幸せだと、夢でもいいから
でてきて私に話をして下さい。