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父の命日

2008-09-17 10:54:22 | 日記
父の法要がおわった。

仏壇も入り、すっかり様変わりした実家でお坊さんが
きて。

お経が始まり。
その時点ですでに涙がぽろぽろ。

全然だめだ。父の最期の細くやせほそった姿。
火葬場での風景。

辛い中、もうそう長くないからなるべく会いにきてくれなと
言ったこと。

私もここ一か月、ずっといろいろ精神的にも不安定
だった。

どうして人はこういう辛いお別れを経験しないといけないのかって
悲しくなっていた。

父のがんがわかってから結局ずっとぼろぼろではあった心が
亡くなってもなお、痛みを失わない。

依存していた人だけに。
ほっとけないと、自転車で毎日ぼろアパートへ通って
ただただそばにいて励ましてくれた父。

仕事の面接にもついてきて待っていた父。

今の私はその時の父のやさしさで生きている。

努力して何かをするとほめられる、何のためかって
やっぱり両親に、認めてほめてもらいたかったのかも。

今少しずつ現実をうけとめるけれど。
大好きな父がいなくなった現実は時々おしよせて
つらくもなる。

お経を一緒に唱えながら。お線香をあげながら、父に
声がきこえていたらいいなと。

いつか私がそばにいくとき、あの時のように
ゆっくりそばで見守っていてくれてると

信じてる。

お父ちゃん。天国でめっちゃ幸せにしててね。
愛してます。