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Rover 75 ~Cowleyから来たクルマ~ by こくとう

+ Smart K ・・・ 軽より小さなマイクロカー,原産地はHambach

リアドア内張り補強修理

2017-05-14 00:00:00 | DIYリペア:内装
リア右ドアの内張り浮きが酷く、何度押し込んでもすぐに上側が外れる状態。
ドア側の受け金具を小修正しても対処できません。ドアを閉める時、内張りごと外れそうになります。
内張り表面はレザー貼りなので見た目分かりませんが、どうも中で割れてるっぽい。

外して、家の中で補修作業。


裏返すと…


パネル上半分と下半分は別パーツで構成されていて、上には黒色のレザー、下にはサンドストーンベージュのレザーを巻き付けてから、上下を一体化している(正確には、中央部に例の浮きまくるファブリックを貼り付けた別パネルを含めて、全体で3ピース構造)という凝った作りで、パネル同士の結合部は、片方のパネルのプラスチック突起を差し込んで2点で溶着しただけ。
ドア開閉のたびに大きな力が加わる構造な割に、ちゃちい留め方ですね。

拡大してみると…
後側結合部の亀裂


前側結合部の亀裂


そして、天端部


天端部のパネルは2重構造(2枚重ね)で、結合は同じく点状にブラ突起を溶着しただけ。
溶着部が折れてしまった結果、内パネルが中央で破断、完全に分離し、巻き込んで接着された黒レザーで、かろうじてつながった状態。
ドア側の金属ツメに嵌まるのは内パネルなので、これでは当然すぐ外れてしまいます。


黄色の部分に弾性耐熱接着剤(スーパーXとか)を充填&接着します。


クランプで挟んで養生。


上端はこれでガッチリ。

続いて、上下パネル接合部亀裂の補強。
PET板を切って折り曲げた当て板を作って…


上下をつなぐ形で裏当て接着し


クランプで養生して


前後とも簡易的に補強完了。ですが、ちょいとグラグラ感は残ります。


…養生の間、右後部ドアは内張り無しで走ってましたが、直した翌週に偶然、娘とその同級生2名女子の送迎用務が発生しました。

このタイミングで直しといて良かった~
鉄板むき出し・ハンドルぶらぶら状態のカッコ悪いドアを送迎する友達に見られたりしたら、娘にどえらい怒られてしまいそう(汗)



振り出しに戻る

2017-05-07 23:59:00 | DIYリペア:内装
約1年前に修理した助手席ベルト通しですが、薄いとはいえ一枚皮を張った厚みで動きが良くなく、ベルトの出入り部分も擦れてきました。皮をはがしてしまいましょう。


でも剥がす前に、まずは染めQ「ライトタン」で塗装してみました…


色味が茶色過ぎて、ちょっと違和感があるので不採用。
結局剥がして…


違う色で直接塗装…「アースベージュ」という名前からして、今度は合いそうな予感…


しゅうしゅうしゅう


再度装着。


…振り出しに戻る。
もう少し濃い色でペイントせねば。

天井装飾

2017-03-23 23:59:00 | DIYリペア:内装
定番、天井の垂れ下がりが甚だしくなってきました。
業者外注で直すか、DIYでいくか、あれこれ思案しているうちにも地球の重力は容赦なく、遂に乗員の頭に触れるところまで下がってきました。これはマズい。

スプレー糊やネジ留めで補修すると、イザ張り替えのとき下地ボードの修正に余計な手間がかかりそうです。さて、下地にダメージの少ない応急処置は…?

100均(セリエ)にて、金属製のアンティーク調押しピンを購入。
それをブスブスと…


見た目ソファっぽい装飾?

寒暖差で徐々に抜けてきそうですが、そしたらピンを増やすだけのこと。

ドリンクホルダ再々修理

2016-06-26 23:59:00 | DIYリペア:内装
以前、閉じなくなり再修理しましたが、今度は開かなくなってしまいました。
折れたピンを復元した時の芯にした…


ん~、こうなったら、オール金属製にするしかないかな。
東急ハンズで、2mm×2mmの金属棒を探して


金ノコを動員するまでもないので、ニッパーでカット。


タイラップで締めて、瞬間接着剤で固めます。


少なくとも、これでピン折れや屈曲は起きないはず…


他のプラ部分が割れるかもですが。

左Bピラーベルト通し交換

2016-06-11 23:31:00 | DIYリペア:内装
助手席のシートベルト通しに亀裂ができたので、裏側に板当て補修しようとしたら…

劣化していて粉々に。リペア不能です。


そして、メカニカルな雰囲気の内装になりました。


このパーツは前回Rimmerに発注したら、3週間待たされた挙げ句キャンセルされ、他のパーツの発送を遅延させたいわく付き。なので、今回は


あえて色違い承知で、確実な在庫品を発注。安いし。

で、1週間世界旅行して…


はるばる極東の島国に到着。


この中央、上下にスライドする笑った口のパーツを組み換えます。
裏側は…


分離します。




東急ハンズで売ってた裏粘着付レザーを


貼り付けて


イヒヒ状態


わはは状態


シートベルトの室内取付部を外して


穴を通してから


バックルが通るか?


通った通った。


上下スライドする部分の高さを合わせて




組み換え完了!


ちょっと色味が薄いのは、近似色のシートを見つけるまでのご愛嬌。

左Cピラー内張リペア

2016-06-04 13:03:00 | DIYリペア:内装
左リアの内張り浮きがミットモナイ状態に。


内張りを外して両面テープでリペアします。
(3年前に右リアも同様にリペア)
ドアモールを外し、上方からパネルを「バコッ」と剥がすのですが…


下側のパネルとの境目に、噛み合わせのツメがあります。
勢い余って折らないように!
最後は、外す上側のパネルを一旦①の方へ押してから、②の方へ抜きます。


緑色の金属クリップが3個、車体側に残るので外します。
バネがとても強く、素手で外そうと思わないほうが良いです。
角も尖っているので、ツメと皮膚の間に(以下自粛)


運良く無傷で外せたら、戻す位置はこの3箇所です。

ちなみに、このクリップ(EYC101430)は製造中止ですので、再使用しなければならないのですが、外す時にボディ内で開く足が大きく変形すると、修正が必要です。結構、手間。

押さえのウレタンがベタベタなので


キレイに取り去って


家にあった梱包材を適当に切って貼り付けました。
何か外れてたスポンジも、元の位置に接着。


やっと、表側の作業に取り掛かります。


シワにならないよう注意して、両面テープで再接着。


戻します。またしても日が暮れました。


外見も何とか大丈夫。


天井やドアのように、下地パネルと内装布地の間にウレタンが介在しないので、この程度のワザで何とか見栄えを保てます。

ナンで?

2015-12-06 14:25:00 | DIYリペア:内装
10か月前に交換したばかりなのに…
ブレーキペダルのラバー、もうこんな状態に。

※ドライバA・Bとも、峠を攻めて頻繁にハードブレーキするタイプではない。

ん~、交換のとき外した純正品、確か捨ててなかったはず。
板ゴムで裏打ちでもして、再生利用するかぁ(嘆)

にしても、品質お粗末過ぎでしょ、インド製品。
ゴムじゃなくて、焦げたナンで作ったのか?



前席ドリンクホルダ再修理(2)

2015-10-07 22:25:00 | DIYリペア:内装
週末に気分が冴えなくなる出来事があって、DIY修理のアイディアが何も出てこない。
(大したコトじゃなかったけど、創造力には影響あったみたい)
で、そのままの流れでプライベートもダラダラ~っと過ごしてたら…

月曜日以降の仕事が結構ハードな感じになり、つられてDIYヤル気スイッチが入って、その勢いでただ今ドリンクホルダ修理を完了。(眠いので写真主体)

ドリルで穴を(2.5φ)2カ所開けます。


タイラップを差し込みます。


締め上げ直前に、破断面にアロンアルファを流し込み、スグにタイラップを締めます。


余分なタイラップを切除します。

タイラップがアームに触って干渉する部分を、削ります。

はい完成。


ちなみに材料は、すべて100均で調達。

前席ドリンクホルダ再修理(1)

2015-09-27 22:51:00 | DIYリペア:内装
助手席側ドリンクホルダが、中途半端に出てるな~と、数日前から気にしてたら、


…道路の段差越え「ドン」の衝撃一発で「ガシャ」と全部出てしまい、以後格納不可に。

人気ネタ(?)の「運転席側ドリンクホルダのDIY修理」
(その1)
(その2)
は、7年前のブログ開始後間もなくアップした記事。
あ~文章が初々しい、じゃなくって、昔も今も、なんと冗長な。

で、確か助手席側もこの後程なく修理したはず。
つまり、耐久期間は約7年って、まぁ素人修理にしては上出来かと(自画自賛)

故障原因も、当然同じく、ピン折れ(赤○内)


てか、正確にはピンは金属なので折れず、ピンを埋めた周囲のプラが耐えられずバキっと逝ってる。


…ホラやっぱり、経年劣化はあれど、強すぎるバネ圧に耐えられない英国のプラ品質。
前回修理で原因を見抜いた(愚痴った?)とおりですな。

どうやって補修するかな…できるだけ簡単確実に…などと考えつつ、ふと空を見上れば


ひつじ雲っぽいのが、ぷかぷかと。秋めいた空が、イイ感じ。

繁華街のど真ん中にこんな広い空があるのは、名古屋名物「100m道路」だから。
先人の英断と先見性、もっと評価されても良いのではと思います。