働き方改革関連法ノート

労働政策審議会(厚生労働大臣諮問機関)や厚生労働省労働基準局などが開催する検討会の資料・議事録に関する雑記帳

稲田検事総長を守ろう ツイッター(twitter)

2020年05月21日 | 検察庁法改正問題
黒川検事長が法務省事情聴取に賭けマージャン認める

2020年5月21日11時35分に配信された毎日新聞(電子版)によると、黒川弘務検事長が緊急事態宣言下、東京都内の新聞記者とともに賭けマージャンをしていたと週刊文春(電子版)が報じた問題で、黒川検事長が法務省事情聴取に「現金を賭けてマージャンをしていたことを認めていることが関係者への取材で判明した」したとのこと。また黒川検事長は「周囲に辞職の意向を伝えている」そうで、「法務省が(5月)21日中に公表する見通し」とのこと。

しかし、問題は「法務省は首相官邸と調整を進めているが、官邸は混乱の責任を取る形で稲田伸夫検事総長の辞職も求めているとみられる」と稲田検事総長の辞任の可能性も毎日新聞は報した。

ツイッター(twitter)で「#稲田検事総長を守ろう」がトレンドに

この毎日新聞の報道をリンクして望月衣塑子・東京新聞記者が「問題の大元は #菅義偉 #官房長官 はじめとした #安倍内閣 の違法な閣議決定なのに、問題を #稲田総長 の辞任ですり替えようとしている。任を取るべきは #安倍首相 、菅官房長官、森法相だ」とツイッター(twitter)でツイート。

そしてツイッター(twitter)では「#稲田検事総長を守ろう」というタグつきツイートがつづき、ツイッター(twitter)では「#稲田検事総長を守ろう」が政治・トレンドとなった。

なお、本日(5月21日)5時45分頃、森雅子法務大臣が安倍首相との協議を終えた後、官邸で会見し、黒川検事長は訓告処分をした旨が発表された。しかし稲田検事総長のことについてはふれなかった。

追記(2020年5月21日)
本日(5月21日)5時45分頃、森雅子法務大臣が安倍首相との協議を終えた後、官邸で会見し、黒川検事長を訓告処分にした旨が発表された。訓告は国家公務員法等の規定による懲戒処分ではないから、法的には処分しなかったことに。人事院懲戒処分の指針では「賭博をした職員は減給又は戒告。常習として賭博をした職員は停職」。これは参考であって黒川検事長の場合は免職処分も可能。


追記(2020年5月22日)
東京高検の黒川弘務検事長(63)が、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中に新聞記者らとマージャンをしていた問題で、黒川氏の辞職が政府に承認されたことを受け、検察トップの稲田伸夫検事総長(63)は(5月)22日、「検察の基盤である国民の信頼を揺るがしかねない深刻な事態であり、国民の皆様におわび申し上げる」と謝罪するコメントを出した。今後については、「綱紀の保持を一層徹底するとともに、検察の使命を全うしていけるよう、努める」とした。自らの責任については触れなかった。(朝日新聞デジタル、2020年5月22日配信)


追記(2020年5月22日)
元文部科学省事務次官の前川喜平氏が(5月)22日のツイッターに、黒川弘務東京高検検事長が賭けマージャンが発覚して辞表提出した問題に関して、責任は安倍晋三首相にあると訴え、「稲田検事総長に責任をなすりつけるな。黒川検事長の違法な定年延長をしたのは誰だ。#辞めるなら今だぞ安倍晋三」と投稿した。(デイリースポーツ電子版、2020年5月22日配信)


追記(2020年5月23日)

2020年5月22日、自民党・石破茂議員がご自身のオフィシャルブログで「週刊誌の報道により、黒川検事長の辞任・訓告処分という事態となり、世の中では黒川氏の処分が軽いことに対する批判が強まり、首相官邸は稲田検事総長の監督責任を問う形で引責辞任を求めるという大混乱の状態になりつつあります。このままでは政治に対する不信は高まるばかりです。正直言って『もういい加減にしてもらいたい』との思いが募ります」と発言。


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