
【 チングルマと聖岳 】
一歩ずつ
あの山のてっぺんから、ココまで歩いてきたんだな~、と思う瞬間です。
でも、まだまだ、ココは中間地点。
光岳を目指して、小屋から小屋への移動日です。

【 聖岳と光岳縦走 4日目 】 8月23日
聖平小屋(6:00)ー 南岳 ー



マツムシソウ咲く登山道。

ココでクマさんと出会いました。時刻は9:30です。
クマ出没!!

クマと別れ、もう歌わなくていいし(笑)、疲れたので、いい岩を見つけてコーヒーを沸かして休憩しました。
すると、反対方面から、熊よけのベルをガンガン鳴らしながら、単独の初老の男性が…
「小屋は、まだ遠いですか?」
って。。。まだまだです(=゜m゜=)プッ!
だって、こちらから向かう茶臼小屋が、グンと近づいてきたところですから(笑
それより・・・
「今、熊がいましたよ」
するとその方、物凄く怖がってしまい、えーーー!!どこ?どこ?って。
指で示していたら・・・あ、まだいました。
黒いものが動いています。結構動きは早いですね。。。
「でも、あちらから団体さんが来られますし、そのベルを鳴らしていれば大丈夫じゃないですか^^」
なんて、無責任なことを言ってしまいました・・・(後で聞いたら、ベルはそれほど効果がないらしい)
でも、登山者も目的地があるわけで、熊がいたからと言って、簡単に引き返すわけにもいきません…
abi たちは、コーヒーを飲みながら、あちらから30名以上の団体さんが来て熊に気付いたところ、
その男性が無事に通り過ぎて行かれたことを見ていました。
その頃、熊は森に帰ったようで、後の情報は僅かでした。

もう、紅くなっているのはナナカマド

茶臼小屋が見えてきました♪
まだ。。。10:30です。この日もやはり、移動をせずにゆっくりしました。
Aトラベルの、ガイドさん3名を含む11名のツアーの方たちとは、行程が2日目から同じでしたから、
会話などはしていたのですが、熊出没により、小屋では一緒に盛り上がりました。

トマト1個100円♪ 持って行ったチーズと、ワインと一緒にもぐもぐ。


この日のお昼は、アウトドアのショップなどで売られている、重量の軽い岳食です。
こんな時間帯なら、小屋でおうどんなどを作ってくれるので、それが良かったけれど、
持って行った荷物は少しでも減らしたい!
小屋によって、¥500程度で軽食をお願いできる所、又は(高い)カップ麺しかない所などの違いがあり、
それは行って見ないとわかりませんので、一応、何処でも食べられるように持って行きます。

夕方、少し雨が降り、端から端までの大きな丸い虹が出ました。

茶臼小屋の夕食も4:30です。
お刺身が評判の小屋ということで、お野菜も多くてとっても美味しかったです^^

寝る場所。。。一番に着いたので、一番隅の良い場所でした。
夜はぎゅうぎゅう詰めですが、お話もはずみ、とても楽しい夜でした。
お隣の60代のご夫妻は、この日に光岳に登られて、百名山の99座だったそうです(=^v^=)


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