■ 国際親善試合 |
オランダ(3-0)日本 ・後半24分 ファン・ペルシ (オランダ) ・後半28分 スナイデル (オランダ) ・後半42分 フンテラール (オランダ) |
■ 前半について |
◆ スタメンについて
オランダのメンバーに関しては、これがチームとしてどれくらいのメンバー構成なのか分かりません。我らがカイト、ロッベン、ファンペルシー、スナイデルなどなど・・・結構なメンバーが集まっていますが、どうなんでしょ?!(苦笑) あっ、ジオことファンブロンク・フォルストがキャプテンマークを巻いていましたけど、貫禄出たなぁ~って思ったり。あと、ベンチにフランク・デ・ブールが座っていたのはびっくり。その内、ロナルドも入れて兄弟で代表率いて欲しいものだ(笑)
日本は、注目の本田圭佑がベンチスタート。一応、アジア最終予選を戦った恒例のメンバーを持ってきた。
とりあえず、これが岡田監督の中ではベスト・メンバーという考えがあるんでしょうし、このメンバーで試してみたかった。
(GKの川島は観ているこっちが冷や冷やでしたけど・苦笑)
◆ プレス炸裂?!
立ち上がり、多分オランダは、日本を舐めてかかっていたと思うのです。20分くらいまでは日本が自分達のサッカーを出来ていた。はっきり言えば、岡崎の最初のゴール前でのプレー(トラップミスしたシーン)、あれはFWであればダイレクトで決めないと・・・ダイレクトでシュートへ行って欲しかった。難しいだろうけどさ。
日本は前線からのプレスに連動するようにDFラインまでコンパクトになっていて良かった。
懸念されたオランダのサイドからの攻撃への対応も内田は頑張ったと思う。長友は、運動量がダービッツだなと(笑)
それと、DFラインとボランチがオランダの2列目の対応が良かった。ほとんど縦のくさびのパスを封じ込めていた。
ところが、前半20分くらいからオランダが日本のプレスに警戒をしてというか、マジメに試合に向き合って、戦い方を選手が考えはじめてからは、互角の状態に。日本の1トップ、玉田が下がってと中村憲剛がオランダのボランチへプレスを掛けたり、遠藤か長谷部のどっちかが前へ出てボランチへのプレス・・・というのが非常に良かった。オランダの中央からの攻撃の起点を作らせなかった。
前半で日本がゴールを決めれたらもう少し面白くなったけど、後半の内容を見れば、オーストラリアとの対戦と大枠で問題点は変わらず。
■ 後半について |
◆ プレス自爆!
まぁ、分かっていたことですけど、案の定、日本のプレスは、90分継続出来ない。
要は、生命線は「プレス」ですからね。
久し振りに友人と電話で話ししながら試合を観ていたんですけど、友人いわく「わざわざ分かりきっていることを確認する為にオランダまで来たのか!?」って言っていました(笑)
で、鬼プレスを仕掛け続け・・・ガス欠(チィーン
試合後の監督、選手のコメントを読むと、この問題はみんな気づいているけど、対応というか考え方が異なる。
・90分プレスを仕掛けれる体力をつける必要がある
・90分(プレスを仕掛ける為)スタミナの配分・試合運びを考える必要がある
・岡田戦術は、関係ないw
多分、90分間を通じて、スタミナ配分・試合運びの仕方を考える必要はあるだろうけども、なかなかそこの試行錯誤が見えない。
とりあえず、岡田監督の考えとしては、「高い位置でプレスを仕掛けてボール奪って、なんとかゴール狙う。そのチャンスを増やす」はっきり言えば、これ以上でもこれ以下でもないように見える。あとは、選手次第。選手まかせ。
■ とりあえず、雑感 |
◆ 失点
1失点目は、闘莉王のミスからCK与えてしまって・・・という流れを見れば、完璧にプレーのチョイスとして闘莉王のミス。DFがあの状況であのパスは絶対に駄目。
2失点目は、チームとしての大きな失点。あまりにもナイーブ過ぎでハズカシイ。
3失点目は、特にコメントなし。
ただ、この試合を観る限り、召集された選手を見る限り、今後の選手選考により大きな変化を求めているという発想は岡田監督の中ではないようにも思えてくる。本田と同様、前田も注目だったわけだけど、結局、彼だって大久保の代わりの追加でしかない。つまり、メインの選考メンバーには入っていなかった。
◆ スキルと経験値の差
まぁ、プレスの話とは別に、Jリーグの選手が多いこのチームの場合、必然的にこういう相手との試合では、スキル・経験値の差が如実に出る。
ACLとかクラブW杯、またユースや過去の歴代代表経験など日本代表の中にもいわゆる海外の選手とのマッチアップの経験はそれなりにあると思うのです。
でも、時間が経てば経つほど、この辺のスキルと経験値の差ってのが如実にピッチ上に現れてくる。
青いユニフォームの中では、やはり、中村俊輔一人だけピッチ上で違う。ボールの持ち方とか体の使い方とか・・・。長谷部は病み上がりという感じがはっきりと見えてとれた。
あとは、まぁ、このブログでいつも言っているけど、本当の意味でのスキルが不足している。(パス、トラップ、ドリブル、シュート、など)もちろん、オフ・ザ・ボールの動きとかもね。
それは、普段のサッカー環境の違いでしかないと思う。要は、Jリーグのレベルアップならないと代表チームのレベルアップはならない。
◆ 大きな成長・変化なし!?
最後に・・・手前味噌で申し訳ないんですけど、以前、アジア最終予選、「日本vsオーストラリア」(日本ホーム)
オーストラリア戦が終わって【守備面】
オーストラリア戦が終わって【攻撃面】
ここで、書いたことが全然改善されていないというか、この時点で考えていたことが半年くらい経った今でも雑感としては変わっていない。つまり、大きな変化・成長が見られないということである。
あとで、いつもの通り、試合詳細をアップします。
結構、ツッコミ所が多いというか、色々と収穫が多かったと思うのですよ。
岡田監督になって初めてまともな欧州の高いレベルの相手と戦えたのでね。
はっきり言えば、マッチメイクは、全部国外でもいいと思うんだけどなぁ~。どうせ観客動員もたかが知れているわけだしさ。
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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ペース配分を考えればもっとチャンスはあったかもしれないですよね
世界の4強の強さを感じれただけでも収穫になったと思いたいですね。
岡田さん言ってた通り、そうですよ。オージーでもオランダ相手でも70分間ぐらいならハイプレスはかけれると。
→それで次。
○90分間スタミナをつけまくるか
(ヒディングコリアは、2ヶ月間、代表選手を缶詰状態にして走らさせてたんすよね。あれやったらいいですよ。)
○前半、全員下がる(体力温存)。
後半、神風アタック!!
こんばんは。
そうですね、ペース配分には大きな問題がありますね。とりあえず、その辺について今日書きました。