のっと☆おんりぃ

 腐女子サイトです。最近はにんたま多めです。五年生大好き☆「肉」レディもときどき登場します。

暮れゆく空は君の味方

2005-12-05 | 肉以外のアニメ・漫画・ドラマ
 本のカテゴリーのところに書いてしまいましたが、これは漫画です。まぁ、漫画も本のうちということで感想を・・・。

 作者は窪スミコさんです。

 一度、BL(ボーイズ・ラブ)に妙に興味がわいた時期がありまして、たまたま購入した雑誌に載っていて、気になったのがこの漫画です。

 どうしても続きが読みたくて、次号も買ってしまい、さらに読みきりで載った号も買いました。そして、今回、初コミックスということで、買っちゃいましたよ!

 なんていうか、他のBLものに比べて、内容重視な感があって、とても好きなんですよね。はっきりいって、ラブシーンはとってもぬるいです。むしろ、書きたくないじゃないか、ってくらい淡白です。中には、ラブシーン重視の漫画も多数ありますが、この人の書く漫画はほとんどそういうシーンがでてきません。

 とにかく、内容が可愛くて、切なくて、キュンとするんです。絵柄もものすごくカワイイです。カワイイだけじゃなくて、意外と、体型とかも整ってたりします。この手のカワイ子漫画って、異常に細かったりするじゃないですか。確かに、この漫画も細いですけど、バランスがいいんですよね。時々、ちっちゃくなる登場人物も、めちゃめちゃカワイイです。

 では、この漫画の内容を少し紹介。

 同じ高校に通う、牧君と南方君。ある日、不良にたかられている牧君を南方君が助けます。それ以来、牧君は南方君に夢中になってしまいます。

 簡単な内容はこんな感じなんですが、ただ単に牧君が南方君にアタックして、両思いになるっていうのじゃなくて、牧君の何事に対してもひたむきな姿をみて、自分のめざすものから逃げ出していた南方君が、少しずつ影響されていく、というものです。

 ちょい異色のカップルで、南方君は気が強くて、乱暴者(顔はかわいいけど)空手の有段者です。
 牧君は野球部のエースだけど、好きな子の前ではヘタレキャラです。異常なほど、好きなものに対してひたむきで、逆にこっちの方が女の子みたいです。

 あ、ちなみに、関係的には、南方君が女役、牧君が男役です。(俗にいう受攻ってやつです。私には、今だにちゃんとした使い方がわかりませんが)よく思いますが、どうしてこうやって自然に関係性が生まれるのか不思議です。もう、つきあったりした瞬間に関係付けられるのかな??

 これを読んでると、青春っていいよなぁ、と思います。若くて、初々しい。何事に対しても、新鮮で、ドキドキしている2人が微笑ましいです。初めてキスするシーンとか、こっちまでドキドキしてきます。いまどき、こんな純情な男の子がいてもいいのか?ってくらい、南方君はかわいいです。牧君はこういうときは、男の子してますけど

 ちょい、南方君が牧君を好きになるところが、ん?って感じで唐突な気もしますが、惹かれてたことは間違いないので、自分の中のわだかまりが一つ解決したことによって、素直になれたんじゃないかな、と思ったりもしました。

 最後に雑誌に載ってなかった読みきりが少し載ってます。どうやら南方君はそうとう牧君が好きになっちゃったみたいです。
 
 まだまだ高校生の彼ら。これからどんどん人生のレールは続いていくのですが、いつまでも二人一緒に続いて行って欲しいな☆最後のシーンは、ちょっぴり切なかったです。またどこかで、2人のエピソードが読みたいです。

 余談ですが、この作者、窪スミコさんは、東海地方出身の方ではないかな、と思います。野球部の垂れ幕が、東海地区ってなってたし、ローカル番組の話も出てきたし、女子生徒が着ている服が、どうも東海地方くさいセーラー服なんです。気のせいかもしれませんが・・・。

 ファンレターを書いてしまおうかと思うくらい、良い漫画だと思います。ストーリー展開もスムーズだし、内容もよいお薦めBLです。
 

ミート・ザ・ペアレンツ2

2005-12-05 | 映画
 詳しい情報はこちらをどうぞ。

 なんか、前作を見た記憶が曖昧なのですが、この手のコメディ映画は、きっと微妙なところで意味がわからないにせよ、普通に前作を見ずに見てもいいと思います。

 ロバート・デ・ニーロと、ダスティン・ホフマンの共演が珍しいですね!大物対決!

 内容を少しだけ。

 やっと婚約までたどり着けたカップルが、お互いの両親を対面させることにしますが、どちらの父親も一癖あり。なかなか打ち解けられない家族に、ある衝撃的な事件が浮き彫りになって・・・。

 デ・ニーロがコメディって、結構珍しいような気もしますが、こういう怖そうな顔の人って意外とコメディに向いてたりしますよね。この映画でのデ・ニーロも突っ走り君の頑固オヤジを面白く演じてます。

 逆にダスティン・ホフマンの役柄は開放的というか、おおっぴろげの性格。私はこういう父親だったら、楽しいだろうな~と思うんですけどね。まぁ、あんまりプライベートまでズカズカは入りこまれるのは嫌ですが。

 それから、バーバラなんとかさんが母親役で出てましたが、あの人、初めてちゃんと見た気がする。歌手だよね?なんか、『サウスパーク』っていうアニメで、めちゃくちゃこき下ろされてたから、気にはなってたんです。なるほど。ああいう顔だったのね。

 さて、内容の方ですが、お決まりのアメリカン・コメディって感じでしたね。ひたすらドタバタ。赤ん坊には振り回され、おかなしな勘違いからのすれ違い・・・・など、王道を行った内容になってました。別に可もなく不可もなくって感じですね。

 映画館にいた一部のお客が、時々、大爆笑してました。そんなにおかしい・・・かぁ?と思いつつも、その人達がどこで笑うのか、気になってたりしました。

 最後の堅物オヤジの心変わりが、よくわかりませんでしたが、コメディだからあんまり深く考えないようにします。