日曜日はいちばんに、
ヘレン・シャルフベック を観に行った。
フィンランド黄金時代にもっとも愛された画家とのこと。
若くして才能を認められ、パリに留学。
レアリズムから印象派・キュビズムへと、
ホイッスラーやマネ、シャヴァンヌ、エル・グレコ
多くの画家の画風を自分のなかで昇華させていったその絵は、
彼女の内面をよく映し出し、興味深かった。
晩年の、ムンクの絵にも似たその自画像、
生の果てに行きつくところはこういう場所なのか?
が、骸骨のようなその自画像を描いてでも、
絵に生ききった彼女は幸せだったに違いない。
見応え十分、お勧め!