きょうは!

思いつくまま

東京芸大 「ヘレン・シャフベック 魂のまなざし」展

2015-06-08 | その時折

 

       日曜日はいちばんに、

       ヘレン・シャルフベック  を観に行った。

        

      

 

 

       フィンランド黄金時代にもっとも愛された画家とのこと。

       若くして才能を認められ、パリに留学。

       レアリズムから印象派・キュビズムへと、

       ホイッスラーやマネ、シャヴァンヌ、エル・グレコ

       多くの画家の画風を自分のなかで昇華させていったその絵は、

       彼女の内面をよく映し出し、興味深かった。

       晩年の、ムンクの絵にも似たその自画像、

       生の果てに行きつくところはこういう場所なのか?

       が、骸骨のようなその自画像を描いてでも、

       絵に生ききった彼女は幸せだったに違いない。

 

       見応え十分、お勧め!